米国の移民法に根本的な改変を加え、受け入れ入る移民の数を半分に減らすというトランプ政権の新たな法案に、反対の声が高まっています。このRAISE法案(雇用活性化のための移民法改革法案)は、英語を話す者、学士より上の学位を取得した者、職務能力を証明できる者の申請を優遇する「能力主義の移民制度」を作ると考えられています。2日、CNNのホワイトハウス報道記者ジム・アコスタはスティーブン・ミラ大統領上級政策顧問に食い下がり、トランプ大統領が英語を話す移民のみを受け入れる方針を推進することについて、数分間に及ぶやり取りを交わしました。アコスタ記者はミラー顧問に、自由の女神の台座に刻まれたエマ・ラザラスの象徴的な詩"The New Colossus"(「新しい巨像」)の一節「疲れ果て、 貧しさにあえぎ、 自由の息吹を求める群衆を、 私に与えたまえ」について尋ねました。この詩を書いた詩人エマ・ラザラスの伝記作家エステル・ショアーに、彼女がこの詩を書いた理由、この詩が米国についての最も象徴的な詩となった経緯、なぜ彼女は長い間白人至上主義者の標的にされたのかを聞きます。