デイリーニュース

  • ホワイトハウスにいることで数百万ドルの益を得た億万長者 カール・アイカーンがトランプの顧問を辞任

    億万長者の投資家カール・アイカーンは8月18日、ドナルド・トランプの特別顧問を辞任しました。彼が辞任したのは、ニューヨーカー誌がCarl Icahn’s Failed Raid on Washington(『カール・アイカーンによる米政府略奪の失敗』)というタイトルの記事を出版する直前でした。この記事は、カール・アイカーンの利益相反の可能性を詳述していました。その中には、エタノールをガソリンに混入することについての規制変更に対する、彼の大規模なロビー活動も含まれています。この規制は、テキサスを拠点とするアイカーンの石油精製会社CVRの利益に影響するものです。ニューヨーカー誌によると、トランプが選出されてから数カ月の間にCVRの株価は約2倍になり、つまりアイカーン自身の富も急増し、少なくとも書類上では5億ドル増加しました。パブリック・シチズンのエネルギー部門責任者タイソン・スローカムに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/22(Tue)
    記事番号: 
    4
  • アメリカン・プロスペクト誌の編集者ロバート・カトナーが語るスティーブ・バノンとの異例のインタビュー

    米政府の主席戦略官スティーブ・バノンがホワイトハウスを去り、極右サイトのブライトバートニュースに代表として復帰しました。バノンは、トランプの最も親密で信頼された顧問の1人でした。彼はホワイトハウスを去った後、「多くの点で、私は外側にいるほうがトランプ大統領の掲げた課題のために効果的に闘うことができると思います。そして私は我々の邪魔をするいかなる人物とも闘うことを辞さないつもりです」と述べました。バノンは退任する前に、リベラルな雑誌『アメリカン・プロスペクト』の共同設立者で共同編集者のロバート・カトナーとの異例のインタビューに応じました。アロバート・カトナーに、バノンの退任と彼とのインタビューについて、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • トランプ パキスタンを脅迫する一方、撤退は計画せずアフガニスタンでの戦争を拡大

    トランプ大統領は8月21日、すでに米国史上最長の戦争であるアフガニスタンで進行中の戦争を米国が継続することを発表しました。米国防総省は今後数カ月の間にアフガニスタンに約4000人の兵士を増派すると見られています。米国は今夏すでに、アフガニスタンでの空中戦を拡大し始めました。6月の1カ月間で、米国はアフタガニスタンに389回の空爆を行いました。これは、5年間で最高の月次合計です。アフガニスタンから幅広い報道をしてきた受賞歴のあるジャーナリスト、アズマット・カーンに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/22(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 反アフガニスタン戦争で2009年に辞職 元国務省職員が語るトランプの増派

    トランプ大統領は、すでに米国史上最長の戦争であるアフガニスタンでの米国の戦争を拡大をする計画を発表しました。トランプは8月21日のゴールデンタイムのテレビ演説では詳細は述べませんでしたが、彼はすでにアフガニスタンへ約4000人の兵士を増派する計画に署名したと報じられています。オバマ政権によるアフガニスタン戦争の拡大をめぐり2009年に国務省を辞任したマシュー・ホ―に、さらに詳しく話を聞きます。彼はアフガニスタンに国務省職員として駐在する前、イラクのアンバール県でアメリカ海兵隊の大尉を務めるなど、イラクとアフガニスタンで働いていました。

    dailynews date: 
    2017/8/22(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ディック・グレゴリー死去 新時代を開いたコメディアンで公民権活動家

    伝説的なコメディアンで公民権活動家のディック・グレゴリーが19日、ワシントンDCで亡くなりました。84歳でした。本日はグレゴリーを振り返る特別番組をお送りします。グレゴリーは、米国で最も人気のあるコメディアンの一人として、後の何世代にもわたるアフリカ系米国人のコメディアンに道を開きました。コメディアンのクリス・ロックは20日、インスタグラムで次のように記しました。「我々は王を失った。二度と現れることのない王を。彼の本を読んでみてほしい。彼を慕って失望することはないはずだ。ディック・グレゴリーを生み出した米国は残念ながらまだ存在している」。ディック・グレゴリーは、アフリカ系米国人のコメディアンとして初めて「トゥナイト・ショー」(The Tonight Show)の常連としてスタジオのソファに座りました。番組は当時、ジャック・パーが司会を務めていました。人気が高まるとともに、グレゴリーはアクティビズムにも力を入れていきました。1967年にはシカゴ市長選に出馬し、悪名高かった当時の現職リチャード・デイリーを相手に戦いました。マーティン・ルーサー・キング牧師の親友でもあり、1968年にはリチャード・ニクソンに対抗して大統領選にも出馬しました。ハワード大学のアフロアメリカ研究部門の代表でグレゴリーの友人であるグレッグ・カー博士は、グレゴリーは生涯にわたって学習を続けたと語ります。

    dailynews date: 
    2017/8/21(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トランプ政権の司法省が大統領就任抗議サイト『DisruptJ20』への訪問者130万人の個人情報を要求

    司法省は、トランプ大統領の就任式に対する抗議行動を組織するために使われたウェブサイトDisruptJ20.orgを訪問した130万人のIPアドレスを引き渡すよう、ホスティングサーバのドリームホストに要求しています。その他にも、同サイトの所有者と加入者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスその他の情報を捜索しています。大統領就任の日に行われた抗議行動では、200人を超す人が拘束され、でっち上げの罪状で数十年の禁固刑を求刑されています。電子フロンティア財団(EFF)の上級専従弁護士ネート・カードゾに話を聞きます。彼のグループは、政府の捜索令状に抵抗するドリームホストを支援しています。

    dailynews date: 
    2017/8/18(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 人種差別 シャーロッツビルのデモに参加したファシストの甥と元ネオナチメンバー

    ネオナチメンバーと、バージニア州シャーロッツビルの白人至上主義者デモに参加して行進した人物の甥へのインタビューの第2部を聞きます。クリスチャン・ピッチョリーニは、ヘイト行為や暴力的な過激主義からの離脱を支援する非営利団体「ライフ・アフター・ヘイト」(Life Afer Hate:ヘイト後の人生)の共同創設者です。彼は1980年代から1990年代にかけてネオナチのスキンヘッド暴力団の主導的メンバーであり、極右過激派でした。ジェイコブ・スコットは、地元新聞に掲載された書簡の中で父親のピアース・テフトから絶縁されたピーター・テフトの甥です。スコットは、自分が声を上げることが家族にとってどうなのかを話ます。

    dailynews date: 
    2017/8/18(Fri)
    記事番号: 
    2
  • アンネ・フランク・センター:嫌悪を増幅させるトランプのツイッターアカウントは一時停止されるべき

    ドナルド・トランプ大統領は、先週バージニア州シャーロッツビルで行われた白人至上主義者の集会への対応で、いまだに世論の憤りに直面しています。この集会では、人種差別とユダヤ人嫌悪がはっきりと示され、死者も出ました。アンネ・フランク・センター(Anne Frank Center for Mutual Respect)は、トランプに国内テロ共犯者のらく印を押し、彼の個人アカウントを一時停止するようツイッターに要請をしています。スティーブン・ゴールドスタイン事務局長に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/18(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 卑劣でヘイトに満ちたレイシスト」:シャーロッツビルの事件後白人至上主義者の息子に ファーゴ在住の父が絶縁宣言

    シャーロッツビルの白人至上主義者集会にはピーター・テフトという名の男も参加していました。テフトは、同集会参加者の身元割り出しのためにスクリーンショットを投稿している「あなたはレイシストだ(Yes, You’re Racist)」という名のツイッター・グループにより名を暴露されました。彼の父親ピアース・テフトは、テフトの出身地ノースダコタ州ファーゴの地元紙「ザ・フォーラム」(The Forum)に公開書簡を寄せ、公の場で白人至上主義者の息子を批判しました。同書簡には「父である私は、他の子どもたちや親戚一同を代表して、卑劣でヘイトに満ちたレイシストであるわが子の発言や行動を大声で断固拒否し縁を切ることを宣言する。この様な考えを息子が一体どこで身につけたのかは分からない。我が家で学んだのではないことは確かだ」とも書かれています。ピーター・テフトの甥、ジェイコブ・スコットに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/17(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「ヘイト」後の人生:元ネオナチで今は白人至上主義と闘う非営利組織 トランプ政権により補助金打ち切り

    バージニア州シャーロッツビルの襲撃事件で亡くなったヘザー・ハイヤーは、近年白人国粋主義者に殺害された多くの犠牲者の一人です。フォーリンポリシー誌は先日、FBIおよび米国土安全保障省(DHS)についての定期報告書を発表しましたが、それによれば白人史上主義組織は「2000年から2016年までに、26件の襲撃で49人を殺害し、(中略)米国内の過激派グループの中で最も多く事件を起こしている」と結論づけています。このような調査結果が出ているにもかかわらず、トランプ政権は暴力的右翼組織と戦うことを使命としたグループへの補助金を削減しています。そのような組織の一つ「ライフ・アフター・ヘイト」(Life After Hate)は、白人ナショナリストやネオナチに対し、ヘイトや暴力行為から抜け出すためのサポートをするグループで、オバマ政権下でDHSの「暴力的過激派行為対策プログラム」( Countering Violent Extremism program)の一環として助成金を受け取ることを承認されていました。しかしトランプ政権になると、DHS政策アドバイザーのキャサリン・ゴルカが6月に発表した助成金対象者最終リストから「ライフ・アフター・ヘイト」は削除されました。

    dailynews date: 
    2017/8/17(Thu)
    記事番号: 
    2

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