デイリーニュース

  • ニカラグアの抗議者たちは大統領の退陣を要求 政府は反政府派のクーデターと非難

    ニカラグアの政治危機が高まっています。ダニエル・オルテガ大統領が4月中旬に社会保障の見直しと削減計画を発表したことから、同大統領の退陣を求める抗議行動が広まり、これまでに178人以上が殺害されました。アムネスティ・インターナショナルは、ニカラグア政府が「親政府武装集団を使って攻撃をしかけて暴力を煽り、政府による弾圧や超法規的措置の許容範囲を広げている」と非難しています。しかしニカラグア政府は、暴力の一部は民主的に選出された政府を転覆させようとしている反政府側の武装集団に責任があるとしています。ニカラグア政府の国家政策担当大臣ポール・オキストに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/19(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 監禁された子供 怯える幼児:民主党シェイラ・ジャクソン・リー議員が国境での「下劣な行為」を語る

    トランプ大統領は、ここ数週間で少なくとも2000人の子供たちを親から引き離している政策は民主党議員のせいだと言い続けています。加えて、大統領は本日、強硬な移民法案の緩和について共和党員たちと話し合う予定ですが、それにもかかわらず昨日の発言では現行の強硬路線を繰り返しました。テキサス州選出の民主党下院議員シェイラ・ジャクソン・リーに話を聞きます。彼女は1995年以来、ヒューストン中心部の大部分を含む第18下院議員選挙区の代表を務めています。彼女はテキサス州のメキシコ国境から戻ったばかりです。そこで彼女は議員代表団とともに、テキサス州マッカレンの移民収容手続きセンターと、1500人の子供たちを収容している非営利団体サウスウエスト・キー・プログラム(Southwest Key Programs)が運営するテキサス州ブラウンズビルの「父の家」(Casa Padre)を視察しました

    dailynews date: 
    2018/6/19(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トランプは危機と恐怖の生贄を創出:ジャヤパル下院議員が語る親子引き離し政策

    米国とメキシコ国境でのトランプ政権による親子の引き離しに対する非難が拡大しています。非営利報道機関プロパブリカは6月18日、4歳から10歳ぐらいの子供たちが親から引き離された後、「ママ」「パパ」と叫ぶ様子が聞こえる米国税関国境警備局の施設内からの音声を公開しました。この音声の別の一部では、1人の国境警備隊員が「ここにはオーケストラがいる。足りないのは指揮者だけだ」とスペイン語で冗談を言う様子も聞こえます。国境警備隊によって6月18日に公開された映像には、テキサス州マッカレンの古い倉庫にある、床がコンクリートで金網が張られた収容所に入れられた移民の子供たちが映っています。クイニピアック大学による新たな世論調査では、米国の有権者の約3分の2が国境での親子引き離しに反対しています。しかし、民主党支持の有権者の約7%がトランプの政策を支持する一方、共和党支持の有権者の55%が彼の政策を支持しています。ワシントン州選出の民主党下院議員プラミラ・ジャヤパルに話を聞きます。彼女は家族引き離しに反対する6月30日のワシントンおよび全米主要都市での行進を発表するのを手助けしたばかりです。彼女は下院予算委員会の副筆頭メンバーで、議会進歩派議員連盟の副議長です。ジャヤパルは6月9日、彼女の故郷の州の収容所を訪れ、シータック刑務局の施設内に収容されている約200人の難民申請者たちと話をしました。

    dailynews date: 
    2018/6/19(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「民間人の命はもうどうでもいい」 サウジ主導連合軍によるイエメンの港攻撃で数百万人が危機に

    米国が後ろ盾となっているサウジアラビア=アラブ首長国連邦(UAE)主導の連合軍は先週、イエメンの港湾都市ホデイダを全面攻撃、戦闘員数百人が死亡、4000人以上の民間人が家を追われました。週が明けた18日には連合軍の戦闘機がホデイダ空港を爆撃、負傷者数十人が出ています。これにより救援活動のアクセスが妨害されました。人道支援団体は、この内戦ですでに1万5000人の民間人が殺されており、さらにホデイダ市民25万人に大惨事が迫っていると警告しました。イエメン人学者のシリーン・アル=アデイミに話を聞きます。最新記事は“Attack on Yemen Port Shows U.S.-Backed Coalition Willing to Use Starvation as a Weapon”(「米国の支援する連合軍がイエメンの港を攻撃したのは飢餓を武器としようとする印」)です。

    dailynews date: 
    2018/6/18(Mon)
    記事番号: 
    4
  • メキシコ国境での移民の家族引き離しに批判高まる 民主党は移民税関捜査局(ICE)の撤廃に動くか

    トランプ大統領は16日、批判の高まっている移民家族の引き離しについて民主党を批判し、「民主党が共和党の新法案で協力すれば、彼らが作った国境での家族強制引き離し問題を解決できるはずだ」とツイートしました。トランプは19日、共和党議員と会い、いわゆる移民法案の妥協案について話し合うことになっています。共和党議員はこの案が家族の引き離しを終わらせるとしていますが、一方で家族の拘束期限の解除や、トランプの主張する国境の壁建設への250億ドルの割り当てを含んでもいます。デモクラシー・ナウ!特派員のルネ・フェルツが、家族引き離しの歴史について語ります。フェルツは、家族引き離しの発端は民主党のこれまでの立法面での妥協だとし、今年11月に下院で民主党が多数派になったら、移民税関捜査局(ICE)への財政削減を呼びかけています。

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    2018/6/18(Mon)
    記事番号: 
    3
  • アリゾナ州移民子ども収容センターの元職員が内部告発 家族分離政策を批判

    アリゾナ州ツーソンにある同伴者のいない未成年者の収容施設で働いていた元ケアワーカーが、同施設の不十分な設備、スタッフの訓練不足、非人道的な管理実態を告発しました。家族分離による悲劇の目撃証言です。元施設職員アンタル・デビッドソンが辞職したのは、母親から引き離された子どもたちが抱擁しあうことを禁じるように命令されたからでした。同施設は、27施設を経営する非営利団体「サウスウェスト・キー」が運営しています。同非営利団体は現在、ホームレスのシェルターとして使われていたヒューストンの元倉庫をリースし、親から引き離された子ども数百人を収容する「ベイビー・ジェイル」(子ども拘置所)にするとしています。その多くは12歳未満です。アンタル・デビッドソンに詳しく聞きます。

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    2018/6/18(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米民主党議員も抗議する移民家族引き離し 全米各地の収容センターで抗議 テキサスからニュージャージーまで

    トランプ政権がメキシコ国境で移民の親子を引き離す政策を始めたことに対する抗議が全米で起きています。国境警備隊に拘束された親の大半は不法入国容疑で、移民収容センターに送られるまでの期間を拘置施設や刑務所で過ごすことになります。その多くが不法再入国の容疑です。その間、子どもたちには全国各地の避難所への送致や里親プログラムが適用されます。AP通信によると、4月19日から5月31日までに2000人近くの子どもが親から引き離されました。親から引き離された子どもが半数近くを占めるテキサス州マッカレンの一時収容施設では数百人の抗議行動がありました。ニュージャージー州では、民主党の議員グループがエリザベス市の民間移民収容所を訪ね、子どもから引き離され亡命を求める親たちと面会しました。テキサス州ヒューストンでは17日、元は倉庫だった建物の前で雨の中の行進がおこなわれました。ここはホームレスのシェルターとして使われていた倉庫で、政府が親から引き離された子どもたちを数百人規模でここに収容することを計画しています。12歳未満の幼い子どもも多く含まれています。

    dailynews date: 
    2018/6/18(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ウィリアム・バーバー牧師:セッションズ長官が宗教を使って家族分離を正当化するのは「異端」

    300人以上のカトリック司教がトランプ政権の移民政策を激しく非難し、移民の子供を彼らの親から引き離すのを止めるよう要請しました。また、米国への亡命を求める家庭内暴力被害者の権利を打ち切るジェフ・セッションズ司法長官の方針も非難しています。セッションズ長官は14日、聖書を引用して司法省の移民政策を正当化しました。インディアナ州フォートウェインで招待客限定の集会で演説中のことです。「『ローマ人への手紙』第13章の中の、使徒パウロによる明瞭で懸命な命令を引用しましょう。パウロはこう言っています。政府の法律に従いなさい、なぜなら政府は神がその目的の実現のために任じたものだから」と、セッションズ長官は述べました。批評家たちは、この『ローマ人への手紙』第13章の引用を取り上げて、南部連合国擁護者らが奴隷制度を正当化するためによく使った、お気に入りの一節だと指摘しています。ウィリアム・バーバー牧師に聞きます。

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    2018/6/15(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ウィリアム・バーバー牧師:米国の医療保険や貧困政策は不道徳で民主主義を脅かす

    米国の極貧に関する国連報告書が発表されたのは、米国の貧困や人種差別と闘うことを目的とした60年代の「貧者の運動」(the Poor People’s Campaign)の再来として知られる、数週間に及ぶ全国規模の直接行動運動のさなかでした。マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが最初の「貧者の運動」を立ち上げてから50年目の今年3月に、この運動が開始されて以来、全国で2000人近い人たちが逮捕されています。新たな「貧者の運動」の共同委員長ウィリアム・バーバー牧師に話を聞きます。

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    2018/6/15(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 手厳しい国連報告書:トランプ政権の政策は貧困と格差を悪化させる企て

    極貧に関する国連特別報告者フィリップ・アルストンの報告書で手厳しく批判されたことを受けて、民主党幹部たちはトランプ政権に対し、米国に広がる貧困の問題に取り組むための計画を議会へ提示するよう要求しています。アルストン報告は、トランプ政権の政策が米国の貧困を更に深刻化させていると酷評しました。報告書には、4000万人のアメリカ人が貧困に陥り、1850万人が極貧生活を送っている状況が詳細に書かれています。また、米国では欧米諸国の中でも所得格差が最も大きく、世代間の社会的流動性が最も低い事情も詳細に書かれています。極貧に関する国連特別報告者フィリップ・アルストンに話を聞きます。彼は来週ジュネーブで彼の報告書を発表する予定です。

    dailynews date: 
    2018/6/15(Fri)
    記事番号: 
    2

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