デイリーニュース

  • マイケル・ベネットが語るNFLでの脳震とうと脳損傷「ファンは選手たちを人間じゃないと思うのをやめるべき」

    ナショナル・フットボール・チーム(NFL)の280人以上の選手たちが、2017年のシーズン中に脳震とうを起こしました。これは平均で1週間に12人です。死亡した111人のNFL選手の脳を調べた最近の研究では、1人を除いて全員に慢性外傷性脳症(CTE)があったことがわかりました。CTEは、頭部への繰り返される殴打に関係する退行性の脳疾患です。NFLで3回プロボウラーとなり、長年の活動家でもあるマイケル・ベネットに、CTE、競技中に選手が負うリスク、画面上で見る愛する選手が人間であることをファンが認識する必要性について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/26(Tue)
    記事番号: 
    3
  • マイケル・ベネットが語る米国で黒人として育つことのトラウマと彼の「自分もエメット・ティルと同じ目に遭うかもと自覚した瞬間」

    マイケル・ベネットが12歳のとき、ジェームズ・バードがテキサス州ジャスパーでリンチされました。このアフリカ系米国人男性は、白人至上主義者たちによって残忍なやり方で殺害されました。彼らは彼の両足首をトラックの後ろに鎖でつなぎ、路上を3マイル(約4.8キロ)以上引きずりました。男たちがバードの身体をトラックの後ろからほどくまでに、彼の頭部と右腕は切断されていました。マイケル・ベネットは、この殺人事件が「自分もエエメット・ティルと同じ目に遭うかもと自覚した瞬間」になったと語ります。ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の選手で活動家でもあるベネットに、彼の幼年時代や彼の母親からの影響について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/26(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 『白人を居心地悪くさせること』NFLのマイケル・ベネットが語る人種正義のための膝つき

    6月第4週にイースト・ピッツバーグ警察によって丸腰の17歳のアフリカ系米国人アントワン・ローズが射殺されましたが、彼のような黒人少年や黒人男性に対する警察の発砲に抗議して、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の数十人の選手たちが2シーズン以上にわたり、競技場で国歌が演奏されている間地面にひざをつくという抗議行動をとってきました。NFLの競技場での抗議行動は、クォーターバックのコリン・キャパニックが2016年8月、人種差別と警察の蛮行に抗議して国歌演奏中に起立することを拒否したことから始まりました。NFLは2018年5月、試合前の国家演奏中に選手たちが起立を拒否した場合はチームに罰金を科すと発表しました。NFLの32人のオーナーによって採択されたこの新規則では、選手たちは国歌が演奏されているあいだロッカールームに留まることが許されています。NFLで3回プロボウラーとなり、長年の活動家でもあるマイケル・ベネットに話を聞きます。彼は、武器を持たない黒人男性に対する警察の発砲に抗議する、元フォーティナイナーズのクォーターバックであるコリン・キャパニックが率いる運動に参加しています。ベネットは最近、スーパーボウルで優勝したフィラデルフィア・イーグルスにトレードされました。このチームは、トランプ大統領によって最近ホワイトハウスへの招待を取り消されたチームです。

    dailynews date: 
    2018/6/26(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 新作映画『ザ・キング』のジャレッキー監督:「エルビス・プレスリーの栄光と転落は現代の米国のメタファーだ」

    受賞歴のあるドキュメンタリー映画作家ユージーン・ジャレッキーは、トランプ時代の米国を理解するためには、光と闇が交錯するエルビス・プレスリーの生涯を振り返るだけでよいと語ります。ジャレッキーの新作ドキュメンタリー”The King”(『ザ・キング』)が今週、ニューヨーク市で公開されます。ジャレッキーはこの作品で、プレスリーの愛車1963年型ロールスロイスで全米を旅し、トランプ時代の米国に何が起こったのかを理解しようとします。「アメリカン・ドリームは、白人男性だけのものでした」とジャレッキーは語ります。「現在の状況は、この国が民主主義より権力と金を優先した結果です。私たちは資本主義によってハイジャックされてきたのです」。エルヴィス、文化の盗用、公民権運動、この国の物語について、ジャレッキーと議論します。

    dailynews date: 
    2018/6/25(Mon)
    記事番号: 
    3
  • キング牧師の「貧者の運動」から50年 「モラルの復活」を訴える6週間アクション 逮捕者は2500人超え

    米国の首都ワシントンでは23日土曜日、「貧者の運動」(Poor People's Campaign)の行進が数千人を集めて行われました。参加者の声をお届けします。この大規模集会に先立ち全米で6週間にわたるアクションが繰り広げられ、2500人以上が逮捕されました。デモ参加者は「モラルの復活」を掲げ、人種差別、貧困、戦争経済、環境破壊を生み出すシステムの終結を訴えました。1968年4月4日に暗殺されたマーティン・ルーサー・キング・ジュニアが死の直前まで取り組んでいた大義を引き継ぐため、同年にワシントンでおこなわれたデモが最初の「貧者の運動」でした。全国各地の活動家を集めた今回の行進はその50年後の再現となります。デモ参加者は、米国で広がる貧困に抗議の声を上げました。数日前には、ニッキー・ヘイリー米国連大使が、トランプ政権の政策が米国の貧困を悪化させているとする新たな国連報告を強く批判したばかりです。

    dailynews date: 
    2018/6/25(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「親子引き離しを止める最良の方法は親への容疑を取り下げること」 在留資格のない移民の母

    2000人以上の子供の親たちが、子供の居場所がわからないと嘆いている中、トランプ大統領は移民や難民申請者に対し「ゼロ・トレランス方式」の厳罰措置を続けています。トランプは今では、移民は司法判断なしに強制送還されるべきだと主張しています。「ミヘンテ」(Mijente)と「ノースウェスト勾留センター・レジスタンス」(Northwest Detention Center Resistance)の一員で、在留資格のない母親であるマル・モラ・ビラルパンドに話を聞きます。26日火曜日には自身の移民問題についての聴聞を控えるビラルパンドは、国境での親子引き離しを止める最良の方法は、親たちの罪を追及することをやめることだと指摘します。

    dailynews date: 
    2018/6/25(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 移民関税捜査局の拘禁は「魂を破壊」:エリトリア人移民が本国送還中に自殺

    今月エリトリア人の男性が本国に送還中に自殺しました。ゼルセナイ・エルミアス・テストファションはカイロ国際空港で死亡しました。34歳でした。彼はエリトリアの暴力から逃れるため、2017年に米国で亡命申請を行いました。強制送還されるまで一年以上を南フロリダとオハイオの拘禁施設で過ごしました。拷問や殺害の恐れがあったにもかかわらず、なぜ彼がエリトリアへ強制送還となったのか、友人や家族は説明を求めています。テストファションが1年以上も収容されていた南フロリダの移民拘禁施設ブロワード・トランジショナル・センターの内部で移民や亡命希望者のために支援を提供するボランティア訪問プログラムの創設者クリスティーン・ホーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/22(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 調査報道:移民税関捜査局(ICE)の収容施設の劣悪な医療体制が移民を殺す

    ヒューマン・ライツ・ウォッチの新たな報告書で、米国各地の移民税関捜査局の拘禁施設では医療体制が危険なほどに劣悪であることが暴露され、2017年度に移民収容施設で死亡した人の数は2009年以降のどの年度よりも多いことが明らかになりました。2015年12月から2017年4月までの期間に移民収容施設で起きた15件の死亡事例について医師たちが再調査したところ、15件のうち8件の死亡は十分な医療が受けられなかったことが原因だという結論に達しました。「移民税関捜査局(ICE)は現在4万人もの人々を拘禁しており・・・ ・・・さらに数を増やそうとしていますが、現在収容している人たちにさえ十分な保護を与えられていないことがわかりました」とヒューマン・ライツ・ウォッチの上級調査員クララ・ロングは話します。彼女は報告書Code Red: The Fatal Consequences of Dangerously Substandard Medical Care in Immigration Detention(『厳戒警報:移民拘禁施設の劣悪な医療水準がもたらす命にかかわる結果』)の著者です。

    dailynews date: 
    2018/6/22(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 移民の親たちは国境で政府に連れ去られた子供を探すも再会は困難

    トランプ政権が進めている「不寛容」(zero tolerance)政策によって不法入国で摘発された移民家族の子供が2300人以上も米墨国境で家族から引き離されています。子供を連れ去る税関・国境警備局と、その子供を収容施設で養育する難民再定住室との連携がうまく取れておらず懸念が高まっている中、初の親子再会の事例を取り上げた記事をオンライン報道サイト『インターセプト』が掲載しています。亡命申請後、テキサス州の移民当局によって先月5歳の息子と引き離されたグアテマラ人の女性について、ジャーナリストのデビ―・ネイサンに話を聞きます。この女性は38日間の収容の後に息子と再開しました、また、ヒューマン・ライツ・ウォッチの上級調査員クララ・ロングにも話を聞きます。「政府のシステムの外で、多くの仕事が行われています。とても素晴らしいことですが、これは例外的なことです」

    dailynews date: 
    2018/6/22(Fri)
    記事番号: 
    1
  • イエメン人たちが秘密刑務所内でのUAE職員による性的拷問を告発

    イエメンにあるアラブ首長国連邦(UAE)が運営する刑務所に収容されているイエメン人囚人たちへの蔓延する性的暴力を新調査が明らかにしています。AP通信は、イエメン南部の都市アデンで3月、15人の刑務所職員が囚人たちを並ばせ、密輸された携帯電話を探していると言って、肛門内を調べる前に服を脱ぐように命令したと報じています。囚人たちは泣き叫び、抵抗した者は殴られ、犬で威嚇されました。数百人の囚人たちが同じような虐待を受けたと報じられています。しかし、この記事で引用されている米国防総省の報道官は、こうした申し立ては立証されていないと述べました。UAEは米国の主要同盟国で、イエメンへの軍事攻撃でサウジアラビアと提携しています。こうした事実を明らかにした記者マギー・マイケルに話を聞きます。彼女はカイロを拠点とするAP通信の記者です。彼女の最新暴露記事のタイトルは “Detainees held without charges decry Emiratis’ sexual abuses”(「罪状なしで収容されている抑留者たちがUAEの性的虐待を非難」)です。

    dailynews date: 
    2018/6/21(Thu)
    記事番号: 
    5

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