デイリーニュース

  • ジェレミー・スケイヒル:トランプがCIA副長官に指名したジナ・ハスペルは拷問ブラックサイトを秘に運営していた

    トランプ大統領は新たなCIA副長官にジナ・ハスペルを選びました。インターセプト誌の報道によれば、ハスペルはジョージ・W. ブッシュ政権時代のCIAの拷問プログラムに直接かかわっていました。彼女はタイで囚人の水責めや拷問を行っていたCIAの秘密ブラックサイトの運営責任者でした。インターセプト誌はまた、ハスペルが2005年に囚人拷問の様子が映っている2本の尋問ビデオテープが破壊された事件にも一役買っていたと報じています。CIAにおけるハスペルの経歴を報道したインターセプト誌の共同設立者ジェレミー・スケイヒル記者に話を聞きます。i

    dailynews date: 
    2017/2/3(Fri)
    記事番号: 
    3
  • トランプ、反LGBTの大統領令を断念か しかし教会により多くの政治的権力を与えることを誓約

    トランプ大統領は2日の「全国祈祷朝食会」(National Prayer Breakfast)で、1954年のジョンソン修正条項を「撤廃する」と公言しました。同条項は、非課税の宗教団体または慈善団体が「公職の候補者に便宜をはかる(または反対する)ため、直接的または間接的に政治的キャンペーンに参加もしくは介入する」ことを禁じる措置です。白人の福音派プロテスタント信者は長年にわたって条項の撤廃を要求して来ました。トランプ政権はまた、宗教的自由に関する広範な大統領令を考慮しているとも伝えられています。これは、同性婚や婚前性交、中絶、トランスジェンダーなどに宗教的異議を申し立てる団体個人に、同活動に関する大幅な免除を与えるとみられます。ジャーナリストのサラ・ポスナーに詳しく聞きます。ポスナーがネイション誌に発表した最新の記事は、"Leaked Draft of Trump's Religious Freedom Order Reveals Sweeping Plans to Legalize Discrimination"(「リークされたトランプの宗教的自由に関する大統領令草案で包括的な差別合法化計画が明らかに」)です。

    dailynews date: 
    2017/2/6(Mon)
    記事番号: 
    5
  • ストーンウォール・イン前のLGBT支援集会にシンシア・ニクソンが登場:トランプは「恐怖と怒りに飲み込まれている」

    トランプに反対して、ニューヨーク市ウェスト・ビレッジの「ストーンウォール・イン」前に集まった数千人のデモ参加者の中には、TVドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミランダ役で知られる女優のシンシア・ニクソンもいました。

    dailynews date: 
    2017/2/6(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「抵抗、抵抗、抵抗」:LGBTコミュニティに連帯し、トランプ反対を訴える数千人がNYCのストーンウォール・インに集合

    トランプに抗議する数千人のデモ隊が4日土曜日、LGBTコミュニティを支持するためニューヨーク市ウェスト・ビレッジのストーンウォール・イン前に集まりました。ストーンウォール・インは、ゲイの権利のための長年にわたる闘争で歴史的役割を果たしたとして、オバマ政権が最近になって国定史跡に指定した場所です。警察がストーンウォール・インに踏み込んだのは1969年6月28日のことです。店内にいた人々はトランスジェンダーの支援者に率いられ、警察に反撃しました。それに続く暴動は、近代のゲイ・レズビアンの権利運動の始まりとなりました。4日のイベントでは、ニューヨーク市議や活動家、著名人らが発言しました。ゲイであることをオープンにした最初のニューヨーク市議会議員であるコーリー・ジョンソン、女優でありモデルでもあるハリ・ネフ、俳優のオマル・シャリフ・ジュニア、トランスジェンダーのメキシコ人活動家イシャラー・オルテガらの集会での声を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/6(Mon)
    記事番号: 
    3
  • シアトルの弁護士、トランプのムスリム禁止令に挑戦:「前例のない支援が殺到している」

    米国国土安全保障省は先週末、トランプの大統領令に影響を受けたビザ保有者らに米国行きの航空便への搭乗を許可し始めました。当局は、渡航禁止に関連するあらゆる措置を停止したと述べています。米国に戻ることができることになった人々の一人、12歳のイエメン人の少女は日曜日に家族と再会できました。家族の弁護士を務めるマット・アダムズに詳しく聞きます。アダムズはトランプ政権の大統領令に異議を申し立てる集団訴訟の主任弁護士でもあります。

    dailynews date: 
    2017/2/6(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 弁護士らが控訴裁判所に要求 トランプのムスリム禁止令の復活で「再び混乱を引き起こすな」

    全米各地の裁判所の決定により、ムスリム(イスラム教徒)が多数を占める7カ国の人々の入国を禁じる大統領令が一時的に差し止められています。ワシントン州とミネソタ州の州弁護士らは6日朝、第9連邦巡回控訴裁判所の委員会に対し、イラク、シリア、イラン、スーダン、リビア、ソマリア、イエメンの人々の入国禁止令を復活させる要求に反対する意見書を提出しました。弁護士らは、一時停止を解除することは「再び混乱を引き起こす」としています。シアトルの下級裁判所に続き、カリフォルニア州の控訴裁判所が5日日曜日、渡航禁止の再開の訴えを却下しています。シアトルにある連邦地方裁判所のジェームズ・ロバート判事は3日金曜日、全米で大統領令の一時停止を命じる決定を出していました。先週末には、米国国土安全保障省が、トランプの大統領令に影響を受けたビザ保有者らに米国行きの航空便への搭乗を許可し始めました。米国居住のための有効なビザを保有しているイラク人のロズリン・シンハは5日日曜日、米国に戻れることになった人々の一人となりました。

    dailynews date: 
    2017/2/6(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トランスジェンダー記者ルイス・ウォーレス トランプ時代の報道倫理に言及して解雇

    先週まで、ルイス・ウォーレスは、公共ラジオ番組『マーケットプレイス』でただ一人のトランスジェンダーを公言する記者でした。彼は、ブログ投稿ウェブサイト『メディアム』に、ジャーナリズムの中立性、トランスジェンダー記者として現在の政権を報道することの難しさについて発言しました。”Objectivity is dead, and I’m okay with it”(「客観性は失われたが、僕は満足」)という見出しで、白人優越主義を支持するなど「道義上許されない」立場をとる人々を、客観的に報道できるものだろうかと疑問を投げかけました。また彼は、ジャーナリストは「政治的に正しい」とか「リベラル」と呼ばれるかどうかを気にすべきではないと主張しました。『マーケットプレイス』は、ウォーレスのブログ投稿は倫理規定に違反するとして、彼を停職処分にし、この投稿を取り下げるように勧告しました。彼がそれを再投稿すると、今度は解雇されました。ルイス・ウォーレスを招いて、彼が投稿した内容と理由について聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/3(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ジェレミー・スケイヒル&弁護士 市民24人を犠牲にしたトランプのイエメン襲撃の「成功」に疑問

    ドナルド・トランプ大統領に承認された密かな対テロ作戦について疑問が高まっています。米当局によると、成功だったそうです。しかし、米海軍特殊部隊チーム6のメンバーがアラブ首長国連邦からの特別奇襲部隊と合流し、アルカイダメンバーが住んでいるとされるイエメンの村を襲撃した1月29日(日)の作戦で、一般人が死亡したことを国防省は認めました。人権団体によると、最大24人が犠牲になり、その中には新生児や、2011年に米国の無人機攻撃によってイエメンで殺害されたアメリカ生まれの聖職者アンワル・アウラキーの8歳の米国籍の娘、ナワラル・アウラキ―が含まれています。米国側の犠牲は、米海軍特殊部隊チーム6のベテランメンバーのウィリアム・”ライアン”・オーウェンスただ一人です。イエメンについて詳細に報道し続けている『インターセプト』の共同創設者ジェレミー・スケイヒル、憲法上の権利センター(Center For Constitutional Rights)の専従弁護士パーディス・ケブレイ、非営利団体「リプリーブ」のイエメン・プロジェクト調整役でケースワーカーのバラ―・シバンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/2/3(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプ大統領はフレデリック・ダグラスが存命中と思っている? ダグラスの子孫が説明

    ドナルド・トランプ大統領が黒人歴史月間(Black History Month)の開始にあたり、有名な奴隷制度廃止運動家のフレデリック・ダグラスに言及したのは良いことでした。ただ残念なのは、彼が故人であると認識していなかったらしいことです。1日に行われた黒人歴史月間のイベントでのトランプのコメントは、あたかもダグラスが生きているように聞こえました。ダグラスは1818年ごろに奴隷として生まれ、1895年に亡くなりました。フレデリック・ダグラスの5代目の子孫ケニス・モリス・ジュニアと共に事実関係をはっきりさせていきます。そして、ジェームズ・アール・ジョーンズによる最も有名なダグラスの演説の1つである「黒人にとっての独立記念日の意味」の朗読の一部をお送りします。

    dailynews date: 
    2017/2/3(Fri)
    記事番号: 
    1
  • リジー・ラトナー:「誰も私たちを入国させてくれなかった――ジャレッド・クシュナーの家族と私の家族の話」

    ドナルド・トランプが難民およびムスリムが多数を占める7カ国の国籍を持つ人々の米国入国禁止措置をとったことに対し、弁護士と活動家が異議申し立てをつづけていますが、歴史への検証からこの政策が導く未来を示した新たな記事が発表されました。この記事の中で最も興味深いのは、トランプ政権の上級スタッフの家族に関した話です。”Nobody Wanted to Take Us In: The Story of Jared Kushner’s Family, and Mine")(「誰も私たちを入国させてくれなかった――ジャレッド・クシュナーの家族と私の家族の話」)で、ネイション誌の上級記者リジー・ラトナーは自身の家族と、ドナルド・トランプの娘イヴァンカの夫で同政権で上級アドバイザーを務めるジャレッド・クシュナーの家族の歴史を調べています。ラトナー記者とクシュナーの祖父母はどちらも、ドイツによる占領が進行し、米国も移民受け入れを停止しはじめた時代に、ポーランドから米国へ移民したユダヤ人でした。ラトナー記者に話を聞くとともに、クシュナーの祖母レイ・クシュナーのビデオを放送します。

    dailynews date: 
    2017/2/2(Thu)
    記事番号: 
    5

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