2020年民主党大統領候補の公約の中でも、「メディケア・フォア・オール」(高齢者や障碍者を対象とする無料の公的医療保険制度を国民全員に拡大する案)と大学の学費無料化が、進歩派候補と中道派を分ける核となっています。上院議員バーニー・サンダースとエリザベス・ウォーレンは、巨大企業と最富裕層への課税を増やすこととで、「メディケア・フォア・オール」と大学の学費無料化を実現することを提案し、サンダースは今年初め学生ローンの借金を帳消しにする法案を提出しました。サンダースによれば、この法案および公立大学とコミュニティ・カレッジの無料化は、ウォール街企業への新たな課税で賄うということで、これらは2020年大統領選でのサンダース陣営の重要な柱の一つとなっています。サンダースの提案はスウェーデンでは過激なアイディアではなく、ここでは世界でも最も充実した社会福祉システムが作られています。スウェーデンでは医療コストは大部分が国が補助しています。保育園と未就学児向けプログラムはほとんどが無料です。カレッジと大学も無料。公共の交通機関も多くの利用者に対し補助があります。スウェーデンがいかにこれを実現させているのか、作家でストックホルムの日刊紙「スヴェンスカ・ダーグブラーデット」(Svenska Dagbladet)の経済問題担当のジャーナリスト、ミカエル・ターンヴァルに話を聞きます。