デイリーニュース

  • 「平和な明日を願うセプテンバー・イレブンス遺族の会」 イラク・アフガニスタンでの戦争犠牲者を今も代弁

    ほぼ7年前、9/11テロの犠牲者の一部遺族が、世界貿易センタービルとペンタゴンへの攻撃に対する非暴力行動を唱えて集まりました。それ以降、平和な明日を願うセプテンバー・イレブンス遺族の会のメンバーは、イラク、アフガニスタン、その他の紛争地域に足を運び、ブッシュ政権下のいわゆるテロとの戦いの犠牲者たちに会いました。そのメンバーのひとりテリー・ロックフェラーに話を聞きます。テリーはイラクへの2度目の訪問から戻ったばかりです。妹のローラが、世界貿易センタービルで9月11日に亡くなりました。

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    2008/9/11(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 9・11同時多発テロより7年 「物語り隊」が録音した犠牲者の家族、友人の声

    オーラル・ヒストリー採取プロジェクト団体「物語り隊(StoryCorps)」はこの3年間に、7年前の2001年9月11日に亡くなった犠牲者の遺族や友人への取材を800本近く録音しました。これらの録音は最終的には、ナショナル・セプテンバー・イレヴン記念博物館の所蔵となります。それらの録音のいくつかを聞きながら、物語り隊を設立したデイブ・アイセイと、世界貿易センタービルで弟のトミー・サリバンを亡くしたノーリーン・シュナイダーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/9/11(Thu)
    記事番号: 
    1
  • FLOW: For Love of Water新作ドキュメンタリー映画が検証する地球規模の水資源危機

    新作ドキュメンタリー映画FLOW: For Love of Water(「FLOW 水への愛」)がニューヨークとロサンゼルスで12日、プレミアを迎えました。映画を制作したイレーナ・サリーナと、水利権活動家のモード・バーロウに話を聞きます。バーロウはカナダ人評議会の共同議長でブルー・プラネット・プロジェクトの創設者、“Blue Covenant: The Global Water Crisis and the Coming Battle for the Right to Water”(『水色の誓い;地球規模の水資源危機と迫り来る水資源の権利闘争』)など、水資源に関するいくつかの著書もあります。

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    2008/9/12(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 増加する摘発と検問所での逮捕が米湾岸地域ハリケーンに脅かされる在留資格の無い移民たちを危険に陥れている

    ハリケーンが襲う湾岸地域の在留資格の無い移民(undocumented immigrants)が避難命令に従わない傾向があるのは、検問で逮捕され強制出国させられるのを恐れてのことです。この5カ月で米史上最大規模の移民摘発が行われるなど、移民税関捜査局(ICE)の取締り強化は全米で続いていて、強制退去への恐怖は増大する一方です。デイビッド・ベーコンに話を聞きます。彼は受賞歴もあるフォトジャーナリストで労働組織活動家、移民の権利をめぐる活動家です。著書にはIllegal People: How Globalization Creates Migration and Criminalizes Migrants(『違法な人々;グローバリゼーションがいかに人口移動を生み、移住者たちを犯罪者に仕立て上げるのか』)があります。
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    2008/9/12(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 死刑囚トロイ・デイビスの弁護人がジョージア州恩赦仮釈放委員会で最終弁論へ

    死刑囚トロイ・デイビスの弁護人が本日12日、ジョージア州恩赦仮釈放委員会で死刑の減刑を州当局に求めます。デイビスの死刑執行予定日は9月23日。昨年、同委は死刑執行時刻まで24時間を切った時点でデイビスに執行一時猶予を与えました。彼の事件に関して数々の疑義が明らかになってきたからです。デイビスの姉マルティナ・コレイアと話をします。

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    2008/9/12(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 公的資金を私的利益につなげるためNY市当局者が故意に新ヤンキースタジアムの地価をつり上げ?

    ニューヨーク・デイリーニューズ紙の最新コラムでデモクラシー・ナウ!の共同ホスト、フアン・ゴンザレスは次のように書いています。「2007年1月にニューヨーク市当局は新ヤンキースタジアムの敷地を近隣南ブロンクス地区の事実上すべての土地の実勢地価の10倍に評価した。市の査定によれば、スタジアム敷地(新球場は除く)の適正市場価格は1平方フィート当たり275ドルとされている。しかしデイリーニューズ紙の市内不動産報告の分析によれば、スタジアム敷地の周辺の土地に対する市の評価は1平方フィート当たり25ドルにも満たないのである」
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    2008/9/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ジャーナリストのスティーブ・コル、新著『ビンラディン家:アメリカの世紀におけるアラブの一族』を語る

    アフガニスタンへの米国の最初の空爆から7年近くがたった今でも、同国内での米国による「テロとの戦い」は激化の一途をたどっています。ブッシュ米大統領は最近、アフガニスタンへの部隊5000人増派を発表しました。また、2大政党の次期大統領候補であるジョン・マケインとバラク・オバマも、大統領就任後のアフガニスタンへの増派を公約しています。米国は、9.11同時多発テロへの報復として、アフガニスタンで「テロとの戦い」を開始しました。侵攻の目的として語られていたのは、アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディンの捕獲と、アルカイダの潜伏先と支援を提供していたタリバン政権の打倒でした。ウサマ・ビンラディンは、アルカイダの創設者で、9.11同時多発テロの首謀者として世界中で広く知られています。しかし、彼の出身家系であるサウジアラビアの大一族や、米国とビンラディン家との様々なつながりについては、ほとんど知られていません。数々の受賞歴のあるジャーナリストのスティーブ・コルは新著で、モハメド・ビンラディンの54人の子供の1人として生まれたウサマ・ビンラディンの入り組んだ家族の歴史を詳述しています。新著のタイトルは、『The Bin Ladens: An Arabian Family in the American Century(ビンラディン家:アメリカの世紀におけるアラブの一族)』です。

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    2008/9/15(Mon)
    記事番号: 
    1
  • タリク・アリが語る「抗争:米軍の飛行経路にあるパキスタン」

    パキスタンの国境警備軍は9月15 日、パキスタン領域への米軍の襲撃を阻止したと報じられています。事件の詳細は明らかにされていませんが、匿名のパキスタン人諜報関係者によると、米軍兵たちがヘリコプターから降りてパキスタン国境を越えようとしたときに、パキスタン軍は国境付近の米軍ヘリコプターに向けて威嚇発砲を行いました。米軍はこの事実を否定しています。事件は米軍の無人機による数週間の空爆に続くもので、パキスタン国内における抗議の声を促しました。パキスタンと米国の危険をはらんだ関係を新たな視点で描いた新作The Duel: Pakistan on the Flight Path of American Power(『抗争:米軍の飛行経路にあるパキスタン』)を発表したタリク・アリから話を聞きます。

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    2008/9/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ジェシー・ジャクソンが語る金融危機、アフガニスタンでの戦争拡大、オバマの歴史的な指名

    世界最大級の米投資銀行リーマン・ブラザーズとメリルリンチの二社の経営破たんを受け、9月16日も世界中で株価が急落を続けています。ダウ工業株 30種平均は9月15日、前週末比 504ドル安となり、1日の下げ幅として史上6番目を記録しました。「ウォールストリート・プロジェクト」を主宰する公民権運動指導者のジェシー・ジャクソン牧師から、今回の金融危機とバラク・オバマの歴史的な民主党大統領候補指名、アフガニスタンへの派兵拡大というオバマの公約について話を聞きます。

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    2008/9/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ボリビアのエボ・モラレス大統領 右翼の知事たちが暴力的クーデターをねらっていると非難 米政府は米国人の国外退去を勧奨

    ボリビア政府とその反対勢力の危うい対話が少しだけ進展したようです。16日、エボ・モラレス大統領と、対立する東部州の知事たちが協議を開始することで合意しました。両者はこれまで、ボリビア軍が反対勢力の知事の1人、右翼野党ペデモス所属のレオパルド・フェルナンデスを逮捕したことで決裂したかと思われていました。フェルナンデスは司法長官により大量虐殺で起訴されました。彼はパンド州の知事でしたが、9月第2週、同州の親モラレス派の農民15人ないし30人が殺害されたのです。一方、米政府系ボランティアグループ平和部隊は2500人のボランティアのボリビア撤退を決めています。米政府も国外脱出を希望する米国民のために少なくとも特別便2機を運行させる予定です。
    dailynews date: 
    2008/9/17(Wed)
    記事番号: 
    3

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