デイリーニュース

  • ベン・カーソン:「数千人の無実の子供や市民が死んでもかまわない」

    12月15日の共和党討論会で、ラジオ番組の司会者ヒュー・ヒューイットはベン・カーソン候補に残酷に戦争を仕掛ける度胸はあるか、と問いました。「数千人もの罪のない子供や市民が死んでもかまわないのですか」というヒューイットの質問に神経外科医のカールソンは、「その通り」と答えました。シンクタンク「デモス」(Demos)の上級研究員で、調査報道サイト「インターセプト」(The Intercept)所属のザイド・ジラニに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/16(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 私たちの目の前で民主主義が崩壊している: シェルドン・アデルソン後援の共和党討論会にボブ・ハーバートが苦言

    12月15日の共和党討論会は、共和党を支援する億万長者シェルドン・アデルソンが所有するラスベガスのベネチアン・カジノで開催されました。アデルソンと同業者の億万長者ドナルド・トランプは討論会の前に私的な会合をもちました。共和党大統領候補指名争いの情勢について、元ニューヨーク・タイムズのコラムニストで、シンクタンク「デモス」(Demos)の上級研究員のボブ・ハーバートに聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 共和党討論会:トランプはイスラム教徒の米国入国禁止提案を弁護 他候補は権利の制限と武力行使について論議

    ドナルド・トランプ候補がイスラム教徒の米国への入国禁止を提案し大統領候補指名戦を揺るがせて以来初めて開催された12月15日の共和党討論会で、上位9人の候補者たちが対戦しました。討論の中心議題は国家安全保障で、候補者たちは米軍の規模拡大、中東における戦争の拡大、米国国家安全保障局の権力の拡張を論じました。トランプは「イスラム国の旗を付けた携帯を持った何万人もの連中がやって来る?それはないだろう。奴らをこの国には入れない。いま私が大統領で、オバマがすでに何人かを入国させていたとしたら、出て行かせる。追い出しますよ」と述べました。The Muslims Are Coming!: Islamophobia, Extremism, and the Domestic War on Terror(『イスラム教徒がやってくる!テロに対するイスラム恐怖症、過激主義、そして国内の対テロ戦争』)の著者アラン・クンドナニに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ファン・ゴンザレス:共和党がプエルトリコに「くたばれ」

    12月15日、 上院の共和党幹部はプエルトリコに連邦破産法第11条を拡大適用しようとする民主党下院議員たちの提案を退けました。これにより、プエルトリコはあと2週間で米国史上最大の地方債デフォルト(債務不履行)に陥ることになりました。デモクラシー・ナウ!の共同司会者ファン・ゴンザレスが解説します。

    dailynews date: 
    2015/12/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 警官によるレイプ:ダニエル・ホルツクローと、警察による虐待に対する黒人女性たちの脆弱性

    オクラホマシティーの元警官が、アフリカ系米国人女性たちに対する一連のレイプで終身刑を課されようとしています。全員が白人だった陪審員団は12月第2週、告訴した13人の女性のうちの8人に対するレイプと他の犯罪で、ダニエル・ホルツクローに有罪判決を下しました。13人の犠牲者たちは全員、公判で証言し、それぞれがレイプと性的暴行、ホルツクローの要求に従わない場合の脅しといった似たような話をしました。ホルツクローは交通違反取締りと尋問中に彼女たちを狙い、彼のパトカーまたは彼女たちの自宅での性的行動を強要しました。検察側は、彼が故意に低所得地域の弱者の黒人女性たちを餌食にしたと言います。彼は、最後の犯罪の6週間前にオクラホマシティー警察の性犯罪課の捜査対象になったと報じられています。このことは、ホルツクローが有罪判決を受けた事件の被害者の半分は、彼に対する捜査が行われている最中に暴行されたことを意味します。ホルツクローの有罪判決は彼の犠牲者たちにある程度の安堵をもたらすかもしれませんが、今回の事件は、それがアフリカ系米国人、今回の場合はアフリカ系米国人女性の命をおとしめるという、より広範な問題の一部であるのではないかという疑問を投げ掛けています。連続レイプでの罪状と最終的な有罪判決にもかかわらず、大手メディアは他の刑事裁判に比べ、ホルツクローの起訴にほとんど関心を払いませんでした。

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    2015/12/15(Tue)
    記事番号: 
    2
  • オバマは米国によるISILへの空爆の成果を強調、しかし軍事増強は失敗した戦略を埋め合わせできるのか?

    オバマ大統領は自称イスラム国(ISIL)との闘いに進展が見られると述べる一方で、米国の同盟諸国にもっと行動するよう求めています。オバマは、イラクとシリアにおける米国主導の軍事作戦の成果を強調し、同作戦を支援していると彼が名を挙げた国の中に中東の同盟国を含めないことで、こうした国々を暗に非難しました。オバマのコメントは、米国が最近イラクとシリアに数十の特殊部隊を派遣し現地での存在感を密かに拡大している中で発表されました。また、ジョン・ケリー国務長官が12月15日のロシアを訪問を皮切りに、数カ国を歴訪するなど、米国はシリア内戦についての国際交渉における役割も増大させています。ISILが米国主導の空爆で後退しているにしても、オバマのコメントはここ数週間であらわになった危機的状況を象徴しています。同盟国は空爆がISILの今後のテロを止めさせる助けになるだろうと言いますが、ISILはこうした空爆は、さらなるテロ攻撃につながると言います。中東の専門家で作家、ロンドン大学の東洋とアフリカ研究学の教授であるジルベール・アシュカルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • パリの抗議 「パリ協定は数百万人への『死刑宣告』」と気候正義の活動家が非難

    国連気候変動会議(COP21)に集まった約200カ国に上る国と地域の代表は12月12日、合意文書の最終案を取りまとめました。その一方で気候正義の活動家たちと市民グループは凱旋門近くに繰り出し、合意内容は気候変動の影響を縮小させるには不十分だと訴えました。「パリ協定は多くの人々にとって死刑宣告です」と元ボリビア交渉担当パブロ・ソロンは言います。「気温上昇が3℃を超える世界は、誰もが生き残れる世界ではありません」。

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    2015/12/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 気候対策の歴史的転換点か大失敗か? マイケル・ブルーンとジョージ・モンビオが「パリ協定」を議論

    地球温暖化の原因とされる温室効果ガスを抑制するための合意が約200カ国の間で成立し、歴史的転換点を迎えたと報じられています。2週間にわたって開催された国連気候変動会議(COP21)は12月12日、合意文書を採択しました。合意は、各国が自発的に温室効果ガスの排出削減に努力するとしたほか、貧困国が再生可能エネルギーによってよりグリーンな経済に移行できるよう、途上国に対する支援金が数十億ドル規模で増額されることが決まりました。「この2週間で、あらゆる国々が、気候変動の効果的な取り組みにはさらに多くの課題があることに同意したのです。対話を始めること、富裕国が貧困国を助けるメカニズムを作ること、継続性のある野心をさらに進めることです」とマイケル・ブルーンは言います。ブルーンは、Coming Clean: Breaking America’s Addiction to Oil and Coal(『クリーンな状態へ:米国の石油と石炭への依存症を絶つ』)の著者でシエラクラブの代表です。しかし気候正義の活動家たちは、合意文書が気候変動の影響をどれだけ縮小するかについて異議を唱えています。「この合意はあいまいで野心的な願望を掲げただけで、具体的な計画もなければ目標もありません」と英国のジャーナリスト、ジョージ・モンビオは言います。

    dailynews date: 
    2015/12/14(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「悪徳企業」第一級の氷河学者がエクソンの気候変動隠蔽について語る

    第一級の氷河学者ジェイソン・ボックスは、巨大石油企業エクソンモービルを裁く COP 21 の模擬法廷に参考人として呼ばれました。同社が、化石燃料は地球温暖化を引き起こし、気候変動と北極圏の氷河融解を招くという、1970年代に遡る自社の発見を隠匿したことを検証する模擬裁判です。「エクソンは世間に向けては、自社の発見に反する立場を取り、結果的に、自社の製品を売り続けるために一般社会に嘘をつきました。そのおかげで、私たちは20年間を無駄にしました。もしも彼らが正直に事実に直面し、エネルギー企業としての自らの立場を認めていたならば、我々と一緒にクリーンなエネルギーへの転換を推進し、存続可能な企業でありつづけることもできたの です。でも今や、エクソンは悪徳企業です」とボックスは言いま す。

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    2015/12/11(Fri)
    記事番号: 
    7
  • 先住民グループ 6000 マイル離れたアマゾンから「命のカヌー」を運びパリで気候行動を呼びかける

    8日火曜日パリの朝方、エクアドルのアマゾン地帯にあるサラヤクの先住民グループが、ヴィレット運河沿 いを手作りの木製カヌーで漕ぎだしました。サラヤクのケチュア人は長年にわたり、自分たちの土地での石油開発と闘っています。2012年に彼らは米州人権判所で、彼らの土地で石油採掘を許可したエクアドル政府を相手取った裁判に勝ちました。アマゾンから6000マイルの旅をして来たサ ラヤクの人たちのカヌー 進水式に、デモクラシーナウのホアン・カルロス・ダヴィラとエイミー・リトルフィールドが参加しました。「今、交渉してる人達は、気候変動がもたらす結果が身に及ぶことがないかもしれません。でも、私はそれを耐え忍んでいかなければならないのです。私の将来や私の姉妹の将来、私の子供達の将来を決めるどんな権利が、この人たちにあるのでしょうか?」と、COP 21 の交渉に関してサラヤクから来たケチュア人の活動家ニナ・グアリンガが話します。

    dailynews date: 
    2015/12/11(Fri)
    記事番号: 
    8

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