デイリーニュース

  • 戦争と気候変動:ジェレミー・コービンが語る野蛮な石油探索と持続可能な惑星となる必要性

    英国労働党党首のジェレミー・コービンはパリで12月7日、労働、労働組合、気候変動の関係について演説しました。番組では彼にさらに、戦争、石油掘削、気候の関係性について話を聞きました。「未開拓の石油資源を開発しようと急ぐ動きは、ある程度減少しましたが、確実にまた戻ってきます」と、コービンは言います。「その野蛮なことと言ったら。ラテンアメリカ諸国などの多くの国でおこなわれた石油掘削の野蛮なこと。そして、中東や他の場所では石油への渇望が見られます。私たちは持続可能な惑星にならなければいけません。我々には持続可能な未来が必要です。我々には持続可能なエネルギー資源が必要なのです。このままを続けることはないのです。」

    dailynews date: 
    2015/12/8(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ジェレミー・コービンが関連付ける西欧諸国の空爆作戦と難民危機:因果応報

    3ヶ月前の2015年9月に英国労働党党首に選出されてから初めての米国のテレビインタビューで、ジェレミー・コービンが難民危機について語ります。「我々は、もっと多くのシリア難民に門戸を広げ、受け入れるべきだと思います。そしてまた、絶望的な難民キャンプで暮らしている人々も受け入れるべきだと思います。なぜならそうしたキャンプは人道的ではないからです。」と、コービンは言います。「国境に金網や電子監視システムを置くことで世界の将来を保証することはできませんよ。世界の絶望的な不平等を何とかして、世界中で起きているで環境変化がもたらす不均衡な影響に取り組むことで初めて、世界の将来を保証できるのです。」

    dailynews date: 
    2015/12/8(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「法のブラックホール」:ジェレミー・コービンがグアンタナモの閉鎖を要請、シェイカー・アーマーの釈放を歓迎

    英国労働党党首に選出されてから初めての米国のテレビ/ラジオのインタビューの中で、ジェレミー・コービンはグアンタナモ米軍基地の閉鎖を求めています。「罪状も裁判も訴訟手続きも人身保護令状もないままで、今や14年間もグアンタナモ基地に人を閉じ込めておくなんて、一体全体私たちはどうしてしまったというんでしょう? 法のブラックホールです」と、コービンは言います。「あの場所は閉鎖されるべきです」。彼は最近、グアンタナモから釈放された最後の英国人シェイカー・アーマーを英国議会で迎え入れました。

    dailynews date: 
    2015/12/8(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「平和的な世界を求める」:独占インタビューで英国労働党党首ジェレミー・コービンが語るシリア空爆への反対

    3ヶ月前の2015年9月、ジェレミー・コービンが英国の最大野党である労働党の党首になり世界に衝撃を与えました。彼は同党の社会主義の根源に立ち戻ることを表明、公共交通機関の再国有化、大学授業料の無料化、家賃統制、高所得者の給与を制限するための国家的最高賃金を推進すると公言しています。コービンは長年の反戦活動家で、かつては「英国戦争反対同盟」(Stop the War Coalition)の代表でした。彼は12月第1週、デービッド・キャメロン首相がシリア空爆開始を許可することに反対票を投じました。この投票の前日キャメロンは、空爆に反対するのはテロリストに共感しているからだとしてコービンを非難しました。パリの国連気候会議から、エイミー・グッドマンがジェレミー・コービンに話を聞きます。これは彼が労働党党首に選出されてから初めての米国のテレビ・ラジオのインタビューです。コービンに、彼がシリア空爆に反対する理由、彼が首相なら核爆弾投下を世界から根絶させるという主張、そしてイスラム国(ISIL)に誰が資金提供しているかを見つけ出そうという彼の訴えについて話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/8(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 元ISIS人質ニコラス・ヘニン:難民受け入れがISISへの最善策

    ISISの人質となったフランス人ジャーナリストで著者のニコラス・ヘニンは、モハメド・エムワジによって10カ月間、拘束された経験を持っています。西欧諸国が難民受け入れの門戸を閉ざす動きについてヘニンに話を聞きます。「難民を歓迎することは、私たちの国に対するテロの脅迫ではありません。難民受け入れがテロから我々を守るワクチンのようなものになるのです。社会、コミュニティ間での相互作用があればあるほど緊張は弱まるからです」とヘニンは言います。「『イスラム国』は世界の対立を信じています。彼らの最終目的は私たちの国の内戦、少なくとも大きな社会的混乱です。中東では大規模な戦争です。彼らが戦っているのはその為です。私たちは彼らの物語を封じ、難民を実際に受け入れなければなりません。彼らの物語を完全に壊すことが必要です」。

    dailynews date: 
    2015/12/7(Mon)
    記事番号: 
    4
  • シリア空爆は罠 元ISIS人質ニコラス・ヘニンが警告

    オバマ大統領は6日、異例のテレビ演説を執務室から行い、自称「イスラム国」が新しい段階に入ったと述べ、米国の対「イスラム国」戦争を擁護しました。オバマ大統領は死者14人を出したカリフォルニア州サンバーナディーノの銃乱射事件にふれ、同事件は「無実の人々を殺すことを意図したテロ行為」とし、軍事力使用への承認の継続を議会に求めるとともに、イラク、シリア内で自称「イスラム国」が制圧する地域に爆撃を続ける計画を示しました。10カ月間シリア国内でISISに人質として拘束され、地下牢に監禁されていた仏ジャーナリストのニコラス・ヘニンに話しを聞きます。彼は後に斬首された米国人記者ジェームズ・フォーリーとスティーブン・ソトロフと共に拘束されました。二人の斬首を撮影したビデオ映像は世界中で視聴されました。ヘニンは人質として拘束されていた間、米国人の救援活動家ケイラ・ミューラーとも短時間会ったことがあります。ミューラーは拘束中に、米国主導の空爆で死亡したとみられます。フランス人ジャーナリスト3人と共に2014年4月に解放されたヘニンは、シリア爆撃への反対を切々と訴えました。「これらの爆撃はすべて悲惨な影響を及ぼします。シリアの人々をISISの手中に追いやっているのです」。

    dailynews date: 
    2015/12/7(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 気候変動交渉への企業の影響を抗議した活動家たち展示会場から排除される

    開催中の国連気候会議(COP21)のスポンサー企業の数は50社以上に上り、かつてない規模となっていることが注目されています。その中には活動家の間で世界最悪の汚染企業と呼ばれる企業も含まれています。活動家たちは12月4日、パリ市内の「グラン・パレ」で開催中のイベント「COP21ソリューションズ」展に集まりました。展示イベントでは企業家たちが、企業および民営化による気候変動への対応を推進しています。イベント会場は厳重な警備が敷かれており、何人かの活動家が建物から退去させられました。

    dailynews date: 
    2015/12/7(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「沈黙の中で死にたくない」 国連気候会議の合意文書案が採択 先住民が権利を要求

    国連気候会議(COP21)の参加国195カ国からなる交渉団は温室効果ガスの排出削減に関する合意文書の草案を採択しました。今週末までに合意を成立させたい考えです。懸案事項の中には先住民族の権利を文書に盛り込むかどうかがあります。世界中から集まった先住民族の人々が12月6日、環境と権利の保護を水上で訴えました。「私たちは先住民の権利と人権の問題がパリ合意文書案の付属書類にされてしまったことに大きな懸念を抱いています。それは、この問題を来週以降に持ち越すという意味です」とクリー族の活動家クレイトン・トーマス=ミュラーは述べます。

    dailynews date: 
    2015/12/7(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 気候変動会議で汚染企業が果たす役割に抗議の座り込み

    130 人の命を奪った 11 月 13 日の襲撃事件を受けて、パリでは抗議活動が制限されていますが、活動家たちは今日、パリのグラン・パレで大規模な座り込みを試みました。これは、企業スポンサーが気候変動への「解決策」として遺伝子組み換え食品、水道やバイオ燃料事業の民営化などを強く押し出すことに抗議するためです。欧州企業活動監視団体(Corporate Europe Observatory)のパスコエ・サビドに最新情報を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/4(Fri)
    記事番号: 
    11
  • 気候変動で最も被害を受けるアフリカの女性たち 大陸全体で解決法を考える

    今週、アフリカ開発銀行はエネルギー事業に今後 5 年間で 120 億ドルを支出すると発表し、再生可能エネルギー推進の手本を示したことで、パリではアフリカが称賛されました。しかしアフリカが前進する中、気候変動の影響の矢面に立たされる女性は取り残されるのではないでしょうか?大陸全土でアフリカ女性達は自分達で解決法を考えています。今日はアフリカ大陸両側から気候正義活動家をお迎えました。プリシラ・アチャクパはナイジェリアの交渉代表で、この国連気候会議では「女性部会」(Women's Caucus)と「女性とジェンダー部会」(Women and Gender Constituency)のメンバーです。彼女はナイジェリアの女性環境プログラムの専務理事です。エドナ・カプトヨはケニアを拠点とする先住民情報ネットワーク(Indigenous Information Network)のメンバーで、この国連気候会議では、先住民部会(Indigenous People's Caucus)と「女性とジェンダー部会」に所属しています。

    dailynews date: 
    2015/12/4(Fri)
    記事番号: 
    5

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