デイリーニュース

  • カリフォルニア刑務所での虐待的身体持ち物検査、鎖の使用、人種差別が発覚

    カリフォルニア州で、州刑務所における虐待的で人種差別的な扱いに関する苦情の問題がエスカレートしています。 アーノルド・シュワルツェネッガー州知事および州上院指導者は5月第3週、スーザンビルのハイデザート州立刑務所で看守が人種差別および残虐行為を行っているといわれている件で、全面調査を支持すると発表しました。 当局は、この動きは9日と10日の2回にわけて出版されたサクラメントビー紙の暴露記事へ応じるものだとしています。 ビー紙の調査で、同刑務所の特別行動修正班の看守による虐待、残虐行為、汚職の証拠が明らかになりました。 囚人たちは、雪で覆われた運動場で受けた囚人を裸にしての身体持ち物検査について、また、囚人に暴力を振るったり、囚人同士の暴力をけしかけようとしたり、居室の扉に人糞をまき散らした看守について語っています。 この暴露記事を書いたサクラメントビー紙の事件記者、チャールズ・ピラーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/5/13(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 討議:グリーンピース対センター・フォー・アメリカン・プログレス ケリー=リーバーマン気候法案について

    数ヶ月にわたる議論と遅延の末、ジョン・ケリーとジョー・リーバーマン両上院議員は、12日、温室ガス排出削減、原油輸入削減、エネルギー関連の職の創出をめざす気候変動およびエネルギー対策法案を公表しました。 オバマ大統領は同法案を歓迎する声明を出し、メキシコ湾での大量原油流出に触れながら、「我が国のエネルギー政策改革への取り組みを倍増する」理由がもうひとつ加わったと言っています。一方、いくつかの環境団体はこの法案に批判的です。 米国グリーンピースのフィル・ラドフォードと、センター・フォー・アメリカン・プログレスのブログ、クライメイト・プログレス(ClimateProgress.org)のジョセフ・ロムに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/5/13(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 40年前を回顧する:ミシシッピ州のジャクソン州立大学で2 学生が警官の発砲で死亡 有名なケント州立大学生射殺事件のわずか10日後

    40年前の1970年5月4日、オハイオ州のケント州立大学の学内反戦集会で治安出勤の州兵が数百人の非武装の学生たちに向けて発砲し、学生4人が死亡した事件は有名です。全国のメディアがこれを報じ、40年経ったいまも全米各地でこの事件は思い出されています。一方でほとんどのメディアが忘れているのがそのわずか10日後に起きた事件です。1970年5月14日、ミシシッピ州のジャクソン州立大学でもジャクソン市警と州警察の部隊が学生グループに向けて発砲する事件が起きました。黒人高等教育機関として発足した同大学では学生の大半が黒人です。銃撃は28秒間続き、銃弾数百発がその集団に向けて発射されたのです。これで2人が死亡し、十数人が負傷しました。この発砲を目撃していた元同大学生のジーン・ヤングに話してもらいましょう
    dailynews date: 
    2010/5/14(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米アリゾナ州の生徒たち 民族学の授業を禁ずる法律に抗議

    アリゾナ州知事が、警官が在留資格の無い移民(undocumented immigrants)だと疑ったらどんな者でも尋問できるという、多くの論議を呼んでいる移民排斥法案に署名してまだ3週間ですが、そのジャン・ブルーワー知事が今度は同州の公立学校での民族学授業を禁ずる法案に署名しました。この法律で、トゥーソン学区で人気のあるメキシコ系アメリカ人研究のプログラムが廃止される恐れも出てきました。またアフリカ系アメリカ人研究や先住アメリカ人研究の特別講座にも影響が考えられます。これに対し、法案反対の生徒たちが街頭に出て抗議を表明しています。この動きの中で12日、トゥーソンの州教育庁前で抗議していた15人が逮捕されました。逮捕されたのは大半が生徒たちです。
    dailynews date: 
    2010/5/14(Fri)
    記事番号: 
    1
  • プエルトリコ大のストライキ、28日目に突入

    プエルトリコ大学で続いていた学生たちのストライキが、正念場を迎えそうです。機動隊が大学のメインキャンパスの正門を包囲し、学内を占拠した学生への食料や水の供給を絶つことでストライキを抑え込もうとしています。このストライキは、大学の1億ドル以上の経費削減に抗議して、4週間ほど前にはじまりました。13日には、学生3000人以上が参加する大規模な集会が開かれ、圧倒的多数でスト継続が採決されました。その翌日、機動隊がメインキャンパスの正門を占拠しました。占拠が続くプエルトリコの大学キャンパス内の様子をお届けします。
    dailynews date: 
    2010/5/17(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 米軍が農村部を夜間攻撃、「再発すれば命かけて戦う」とアフガニスタンで抗議

    アフガニスタン東部ナンガルハル州の小さな農村Koshkakyで14日未明、米軍とアフガニスタンの特殊部隊による襲撃があり、8人が死亡しました。15日も会葬者が引き続き参列しています。軍は、部隊が攻撃を受けたとして、銃撃戦でタリバンの副司令官と戦闘員7人を殺害したとの声明を発表。民間人に負傷者はいな
かったと報告しました。しかし市民たちは異なる主張をしています。現場を取材したビッグ・ノイズ・フィルムの独立系ジャーナリスト、リック・ローリーの報告です。
    dailynews date: 
    2010/5/17(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 講演予定のチョムスキー、イスラエルが西岸入りを拒否

    ノーム・チョムスキーが16日午後、ヨルダンからパレスチナ自治区ヨルダン川西岸に入ろうとしたところ、出入国地点のアレンビー橋でイスラエルの警備員に止められました。3時間の尋問の後、チョムスキーのパスポートには「入境拒否」のスタンプが押されました。チョムスキーは、ラマラ付近にあるビルゼイト大学での講演と、パレスチナのサラム・ファイヤド首相との会談を予定していました。入境拒否の理由は説明されませんでしたが、後に内務省は、イスラエルのハーレツ紙に対し、イスラエル国防軍に許可を求めているところだと語りました。ヨルダンの首都アンマンにいるチョムスキーに話を聞きました。
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    2010/5/17(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ヨ・ソイ・エル・アーミー(私は陸軍):米軍の大規模採用活動 ラティーノ狙い

    全米のヒスパニック・コミュニティは、論争を呼んでいるアリゾナ州の移民排斥法が推奨する人種別取締りに加え、米軍によるラテン系に絞った人員集めという違う種類の選別の対象にもなっています。プロダクション・シマロン(Producciones Cimarrón)と地域コミュニケーションセンター(the Center for Community Communications)とビック・ノイズ(Big Noise)の設立者で、独立系メディア活動家、地域活動家のマルコ・アマドルからの報告をお伝えします。
    dailynews date: 
    2010/5/18(Tue)
    記事番号: 
    3
  • タイの危機を討論:赤シャツ隊の活動は本物の草の根闘争か、それとも億万長者の大物で失脚したタクシン元首相の戦線か

    タイでは、首都バンコクで少なくとも38人の抗議者が死亡した流血の一週間の後で、政府は反政府抗議者らによる話し合いの申し出を拒否しました。一部では、この対立が宣戦布告なしの内戦につながることが懸念されています。抗議者のほとんどは「反独裁民主戦線(UDD)」(通称「赤シャツ隊」)のメンバーで、地方および都市部の貧困者で構成されています。赤シャツ隊の活動を支援している、タイの反体制派で英国に亡命中のジャイルズ・ジ・ウングパコンと、20年以上にわたってアジアを取材してきたフリーランスジャーナリストのフィリップ・カニンガムの討論をお届けします。
    dailynews date: 
    2010/5/18(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ミニ・スーパーチューズデー:3つの上院予備選が中間選挙への指針に

    5月18日は、2010年に予定されている選挙の中で最大の予備選挙日となるミニ・スーパーチューズデーです。全米の視線は主要な3つの上院予備選に集まっています。ペンシルバニア州では民主党の現職議員アーレン・スペクターと連邦議会議員ジョー・セスタク、アーカンソー州では民主党で二期現職を務めるブランチ・リンカーンと州副知事のビル・ホルター、共和党側ではケンタッキー州での州務長官トレイ・グレイソンと新人ランド・ポールです。世論調査分析サイトFiveThirtyEight.comの主要な世論調査専門家ネイト・シルバーから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/5/18(Tue)
    記事番号: 
    1

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