デイリーニュース

  • フアン・ゴンザレス:大手銀行はチャータースクールの新規建設で大もうけ

    「新規のチャータースクール建設に融資するのにあまり知られていない連邦の優遇税制措置を利用することで、金持ち投資家と大手銀行が棚ぼた式のもうけを得ている」とデモクラシー・ナウ!の共同ホストであるフアン・ゴンザレスがニューヨーク・デイリー・ニューズ紙で書いています。「新市場税額控除(the New Markets Tax Credit)と呼ばれるこの優遇税制措置は実に有利で、これを利用する貸し手は7年間で融資金を倍にすることができる」というのです。

    dailynews date: 
    2010/5/7(Fri)
    記事番号: 
    1
    http://www.democracynow.org/2010/5/7/juan_gonzalez_big_banks_making_a
  • 連邦裁、映画作家に撮影フィルム提出を命令 シェブロンの要請で

    前週、マンハッタンの連邦裁判所は、ドキュメンタリー映画作家に対して、大量の撮影フィルムをシェブロン社に提出するよう命じました。賞も受賞したジョセフ・バーリンジャーの映画Crude: The Real Price of Oil(『原油:石油の本当の値段』)は、エクアドルに暮らす先住民が、自分たちの土地で経営しているシェブロンテキサコによる油汚染と闘う日々を記録した作品です。同作品は、熱帯雨林で数十年にわたって無計画に行われた石油の掘削により、自分たちの土地、川、井戸、家畜、そして身体が蝕まれたと主張する3万人のエクアドル人とシェブロン社との間で繰り広げられた17年に及ぶ法廷闘争を取り上げています。シェブロン社は、環境汚染で270億ドルの賠償金を求めているエクアドル人たちとの訴訟で、この作品のNGフィルムを弁護材料に使いたい考えです。
    dailynews date: 
    2010/5/10(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ピーター・マース、新著『原油の世界:石油の急速な衰退』を語る

    作家のピーター・マースが、 石油がいかにして世界を荒廃させているかを記した新著Crude World: The Violent Twilight of Oil(『原油の世界:石油の急速な衰退』)を発表しました。マースは世界中を8年間旅し、各国の石油生産が地球にもたらすコストを調査しました。ピーター・マースは賞を受賞した経験もある調査ジャーナリストで作家で、ニューヨーク・タイムズ紙にも寄稿しています。ボストンからマースが番組に出演しました。
    dailynews date: 
    2010/5/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米大統領、最高裁判事にケイガン指名 革新派は賛否分かれる

    オバマ大統領は、連邦最高裁判事にエレーナ・ケイガンを指名しました。大統領は10日朝、ホワイトハウスで記者会見を開き、指名を発表する見通しです。ケイガンは、引退を表明したジョン・ポール・スティーブンズ判事の後任となります。50歳のケイガンは、承認されれば最年少の判事となります。また米国史上4人目の女性最高裁判事になると同時に、最高裁の女性判事は史上最多の3人となります。また、判事経験のない人物が最高裁判事の指名は約40年ぶりです。法律関係のブロガーであるグレン・グリーンウォルドと憲法学のジェイミン・ラスキン教授に今回のエレーナ・ケイガンの指名について話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/5/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 黒人女優、歌手、公民権活動家の先駆者リナ・ホーンが死去 享年92

    リナ・ホーンは60年間、舞台、テレビ、映画の中で歌い続けてきました。彼女は大手ハリウッドスタジオが長期契約した最初の黒人女性でした。彼女は白人エンターテイナーたちと共演することによって人種的境界をなくすことを助けましたが、南部で映画が上映されるときにプロデューサーらが彼女の歌のシーンを削除することができるように、画面上では隔離されていました。彼女は1950年代に、俳優で公民権活動家のポール・ロブスンと公民権運動の指導者W.E.B.デュボイスとの親交のため、ブラックリストに載せられたことがあります。リナ・ホーンは1963年、歌手で俳優のハリー・ベラフォンテ、コメディアンのディック・グレゴリーと歴史的なワシントン大行進に参加しました。また、作家のジェイムズ・ボールドウィンとロレイン・ハンズベリーらが所属していたグループの一員として司法長官のロバート・F・ケネディと会い、人種差別廃止へのさらに積極的な取り組みを要請しました。パシフィカ・ラジオの過去の映像の中から1966年に行われたリナ・ホーンとの貴重なインタビュー映像を放送し、彼女の伝記を書いたジェイムズ・ガビンから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/5/11(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「ギリシャ国民は欧州全土のために闘っている」:タリク・アリとマーク・ワイズブロットがギリシャの経済危機と民衆蜂起を討論

    欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)は、ギリシャの財政危機が他のユーロ圏に飛び火することを回避するため、およそ1兆ドルの一括支援策を認めました。EUのトップらがギリシャの財政破綻を食い止めるための9600億ドルの支援策を承認した5月9日、欧州、アジア、米国で株価が急騰しました。一方、IMFとEUが融資と引き換えに要求した緊縮策は、引き続き代償を強いることになりそうです。ギリシャの二大労働組合は依然として改革に反対しています。そのうちの一つの組合は声明の中で「今回の危機は公的資金を略奪した人たちによって支払われるべきだ」と述べました。5月第二週、緊縮策に反対するおよそ10万人が大規模デモと24時間のゼネストに参加しました。

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    dailynews date: 
    2010/5/11(Tue)
    記事番号: 
    2
  • タリク・アリが語る英国の政治的行き詰まり、ゴードン・ブラウン首相の辞任、タイムズスクエア爆弾未遂でのパキスタンの役割

    英国では、5月第二週の結論の出ない総選挙以降展開している政治ドラマが新たな動きを見せています。5月10日、ゴードン・ブラウン首相は2010年後半に労働党党首を辞任する意向を表明しました。ブラウンは、保守党が政権に返り咲くことを阻止するため、対立する自由民主党との革新的な連立に向け、公式な交渉を始めることを発表しました。デビット・キャメロン党首率いる保守党は、5月第二週の総選挙で議席の大半を獲得しましたが、過半数にはいたりませんでした。長年にわたり政治コメンテーターと作家として活動しているロンドンのタリク・アリに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/5/11(Tue)
    記事番号: 
    1
  • グレン・グリーンウォルド対ローレンス・レッシグ:エレーナ・ケイガンの米連邦最高裁判事指名をめぐり

    50歳のエレーナ・ケイガンは、承認されれば史上最も若い連邦最高裁判事となり、同判事人事では史上4人目の女性、現職判事もこれで9人中3人が女性となります。また、これまで判事経験のない人が最高裁判事になるのはほとんど40年ぶりのことで、ケイガンの指名は、まだ裁判官としての彼女の見地がほとんど知られていないという理由で、リベラル派の中でも諾否が分かれています。またこれは、著名な法律分野のコメンテーター2人の激しい論争を呼び起こしました。ハーバード・ロースクールのローレンス・レッシグ教授と、憲法が専門の弁護士でSalon.com のブロガーでもあるグレン・グリーンウォルドの2人です。グリーンウォルドは先月デモクラシー・ナウ!に最初に出演し、ケイガンの指名に関して反対の立場を表明しました。またこの10日にはMSNBCの人気ニュース番組レイチェル・マダウ(マドウ)・ショーでもインタビューを受けました。その番組で、レイチェル・マダウ(マドウ)は彼の次にローレンス・レッシグにインタビューし、グリーンウォルドのいくつかの見解についての批判を紹介しました。結果、2人は昨日、それぞれが相手を批判するオンライン記事を執筆するに至り、ケイガン指名に関する自らの立場を堅持しています。
    dailynews date: 
    2010/5/12(Wed)
    記事番号: 
    2
  • メキシコ湾原油流出拡大の中 関係3社幹部達は責任のなすり合い 米上院公聴会

    何万ガロンもの膨大な量の原油が毎日メキシコ湾の石油掘削施設爆発現場から流出し続けています。11日、事故に関係するBP、トランスオーシャン、ハリバートンの代表者たちが米下院に続いて上院でも公聴会に出席し、議員たちの厳しい追及を受けました。しかし被害が拡大する中、環境災害、経済災害については、3社の幹部とも用意してきた証言で互いに爆発の責任をなすり合い、責任追及をかわそうとしました。この模様を抜粋して放送するとともに、海洋生物学者のリック・スタイナーに話を聞きます。彼はこの1週間、ルイジアナ州沿岸と沖合流出現場で調査を行い、海岸にまで漂着した原油サンプルをいくつか収集しています。
    dailynews date: 
    2010/5/12(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 25年前 フィラデルフィア警察、MOVE 本部を爆撃し、11名殺害、家屋65軒破壊する

    5月13日は、フィラデルフィア警察が、結果的に急進派団体ムーヴ(MOVE)の本部をヘリコプターで爆撃することになった大規模作戦を行ってから25年目にあたります。 襲撃による火災で成人6名と子供5名が死亡し、家屋65軒が破壊されました。 大陪審による2回の調査と警察上部の重大な過失が委員会により発見されたにも関わらず、市当局の誰一人、刑事訴追を受けていません。 MOVE はフィラデルフィアを本拠地とする急進派運動で黒人の解放と自然に回帰するライフスタイルを奉じていました。 創設者ジョン・アフリカにならってメンバーは全員、アフリカという姓を名乗りました。 ムミア・アブ・ジャマール、ならびに爆撃の唯一の成人生存者、ラモナ・アフリカに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/5/13(Thu)
    記事番号: 
    3

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