« 前  

2013年3月28日(木)

  次 »
  • 同性婚の合憲性を巡る、米最高裁判所での2日間にわたる歴史的な弁論が終りました。3月27日最高裁では、合法的に結婚していても同性カップルには連邦法上の恩恵を与えないとする結婚防衛法(DOMA)の適法性について審理が行われました。DOMAは1996年、当時のビル・クリントン大統領が署名して成立しました。原告の代表を務めるのは、83歳のレズビアン女性イーディス・ウィンザーです。ウィンザーは、連邦政府が同性パートナーとの彼女の「結婚」を認めず、追加の遺産相続税の支払いを強制された後、連邦政府を相手取り訴訟を起こしました。法廷前でのウィンザーのコメントと、法廷での口頭弁論の一部を紹介します。また、結婚の自由協会(Freedom to Marry)の全国キャンペーンの責任者を務めるマーク・ソロモンに話しを聞きます。

  • 今週は米最高裁判所で、結婚の平等を巡る2つの大きな審理が行われていますが、LGBT運動内でこの問題についてどのように意見がわかれているかを検証します。ベテラン活動家でブロガーでもあるスコット・ナカガワは今週、Why I Support Same Sex Marriage as a Civil Right, But Not As a Strategy to Achieve Structural Change(『同性婚を公民権の一部として私が支持する理由、でもこれが構造的変化を達成する戦略とは思わない理由』)と題された人気エッセーを執筆し、サーバーが2度も落ちるほどのトラフィックを集めました。ナカガワと、結婚防衛法(DOMA)破棄を求めるキャンペーンの先頭に立ってきた団体のひとつ、結婚の自由協会(Freedom to Marry)の全国キャンペーンの責任者を務めるマーク・ソロモンに話しを聞きます。「結婚を巡る問題は、更に大きな自由に向けた非常に重要な一歩ではありますが、これを達成すれば全て解決、となる訳ではありません。闘いを必要とすることはまだ多々あります。米国の社会では、皆が気付いているように大半の人は伝統的な核家族とは異なる形態で暮らしています。実際は国民の大半がこれとは違う暮らしをしていますが、それでも米政府の保護を受けられるべきです」とナカガワは言います。「3月27日の最高裁での弁論を傍聴したソロモンはこう言います。「ナカガワさんの意見の大部分、特にLGBTコミュニティーにとって結婚は全てではない、という意見には完全に賛成です。これは重要で画期的な出来事ではありますが……問題は、結婚を巡る戦いによって得られた力と勢いを使い、その他の進歩をいかに確保していくか、ということだと思います」

  • 最高裁での結婚防衛法(DOMA)訴訟の原告団代表を務めるのは、83歳のレズビアン女性、イーディス・ウィンザーです。ウィンザーは、女性パートナー、テア・スパイアーとの彼女の「結婚」を連邦政府が認めず、追加の遺産相続税の支払いを強制された後、連邦政府を相手取り訴訟を起こしました。ウィンザーとスパイアーは1962年に出会いまもなく婚約しましたが、スパイアーが亡くなる直前の2007年まで結婚しませんでした。二人の人生は、スーザン・マスカとグレタ・オァフスドティア共同監督・制作の、受賞ドキュメンタリー映画Edie & Thea: A Very Long Engagement(『イーディ&テア:長かった婚約』)となりました。同作品よりいくつかの場面をご紹介します。

Syndicate content