デイリーニュース

  • 中国に左右される米国の外交政策:オバマの顧問やマケインは北京から利益を得ている米多国籍企業と密接な関係

    ブッシュ大統領は今週、8日の北京五輪開会式に出席するために中国に向かいます。北京での五輪開催は、中国のチベット独立運動弾圧やダフール問題におけるスーダン政府支持、中国国内での反体制派と人権擁護団体の弾圧など、中国政府の多くの政策への反対意見に世界の注目を集める役割を果たしてきました。ハーパース誌の編集者であるケン・シルバースタインは最新号で、中国へのいわゆる「建設的関与」を支持してきた超党派の専門家の多くは、中国市場から巨大な利益を得ている米国の多国籍大企業と関係していると述べています。シルバースタインから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/8/5(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米陸軍徴兵係官 入隊しなければ監獄送りと高校生を脅す 両党か ら議会調査を求める声

    テキサスの陸軍徴兵係官が関与した7月末の一件が両党議員によっ て議会調査の要求へと結びつきました。ヒューストンにあるグリー ンズポイント徴兵局のその係官は地元テレビで脅しの場面の録音が 放送された後に謹慎処分となっています。係官はグレン・マーク エット軍曹。彼が18歳のアーヴィン・ゴンザレスに、従軍せずに大学に行くことに決めたら契約違反で監獄行きになると脅したのです。 ゴンザレスが署名したのは基本訓練の前に従軍の意思を変えてもなんら問題はない非拘束の契約書面でした。ここでも彼らの会話の録 音を再放送します。関係のある10代の陸軍新兵2人にも話を聞きましょう。米陸軍徴兵司令部の広報官にも質問しました。調査を要求 しているテキサス州選出の下院議員の話も聞きましょう。

    dailynews date: 
    2008/8/6(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 韓国市民ら  米国産牛肉輸入解禁に抗議デモ続行

    この2ヶ月間、ソウルの町は、米国産牛肉の輸入解禁に反対する抗議デモに参加する人々であふれかえっています。消費者団体の主任研究員マイケル・ハンセンに話を聞きます。ハンセンは現在ソウルに滞在中で、韓国国会で行われる狂牛病に関する特別聴聞会で証言する予定です。
    dailynews date: 
    2008/8/7(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 韓国の調査委員会 朝鮮戦争中の米軍による韓国人市民虐殺事件を調査

    韓国の真実和解委員会(Truth and Reconciliation Commission)は、1950年代初めの朝鮮戦争において、米軍が無差別に韓国人市民らを虐殺したと報告しました。この調査委員会は、1950年から51年にかけて米軍が韓国人難民の集会に対して行った爆撃や銃撃を報告した市民による訴状に基づき、200件以上もの訴訟事件を抱えています。The Bridge at No Gun Ri: A Hidden Nightmare from the Korean War(『ノグンリの橋:朝鮮戦争の知られざる悪夢』)の共同著者で、ピュリツァー賞を受賞した通信社レポーターのチャールズ・ハンレイに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/8/7(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ルワンダ政府 1994年の大虐殺でフランス政府高官を非難

    ルワンダ政府は、約80万人もの人々が殺害された1994年のルワンダ大虐殺の際に、虐殺の「準備と実行」の共謀に加わったとして、フランスを非難しました。ルワンダ司法省が今週火曜日に公表したこの報告書は、大虐殺に深く関与したとして、ドミニク・ド・ヴィルパン前首相や故フランソワ・ミッテラン元大統領などを含むフランスの政府高官らを非難しています。ルワンダに関する著書を2冊記した調査ジャーナリストのリンダ・メルベルンに話を聞きます。メルベルンは2007年7月、大虐殺へのフランスの関与を調査するルワンダの委員会の前で証言を行いました。
    dailynews date: 
    2008/8/7(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 第2次世界大戦以来初の米国による戦争犯罪裁判 ビンラディンの元運転手サリム・ハムダンに有罪判決

    第2次世界大戦以来初の米国による戦争犯罪裁判で、米軍将校6人による陪審員団は、オサマ・ビンラディンの元運転手をテロへの物質的支援などの2つの罪で有罪とした一方、具体的なテロへの共謀罪については無罪としました。サリム・ハムダンは、グアンタナモ米軍基地内の収容者で初の軍事法廷審理対象となりました。ハムダンは、2001年11月より拘留されていました。人権擁護団体ヒューマン・ライツ・ファーストの弁護士の話を聞きます。彼女は先週グアンタナモを訪れ、ハムダンの戦争犯罪裁判を傍聴しました。

    dailynews date: 
    2008/8/7(Thu)
    記事番号: 
    1
  • レッキング・クルー 保守派はいかにして支配するのか トーマス・フランクが語る

    コラムニストで作家のトーマス・フランクが新著 The Wrecking Crew(『解体業者たち』)について話してくれます。フランクは書きます。「私たちが目にしてきた見事なほどの悪政は単なる事故でも数人の悪人たちが仕組んだものでもない。これはある特異な統治哲学の勝利の結果なのである。リベラルな状態というのを異常なものだと考え、市場こそが人間社会の理想の結合だとする運動の勝利した結果なのだ。この運動は産業界にやさしいが、それは政治献金のせいだけでそうなのではなく、政治信念としてそうなのである」
    dailynews date: 
    2008/8/8(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「これは西側が望んだ五輪」──デイヴ・ザイリンが語る中国進出米国企業 発言する選手たち 68年からの五輪の変遷

    2008年夏季五輪が北京で始まりました。ここではスポーツライターのデイヴ・ザイリンと話をしましょう。「これは西側が望んだ五輪だ。ここでの最高のメダルは金メダルではなく、中国という無限とも思われるほどの潜在的消費者の大群を持つ国家への金色の招待状なのだ」とザイリンは書きます。「だからこそジョージ・W・ブッシュは合州国大統領として初めて異国の地での五輪開会式に出席するのである」

    dailynews date: 
    2008/8/8(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 北京五輪開幕 自由チベット支持の抗議者は米国へ強制送還

    北京での夏季五輪が今日開幕することで世界の目は中国に集まっています。大きな疑問が1つ。五輪開催期間中、五輪委員会と中国政府は公然とした抗議活動を許すのかどうかということ。五輪メイン会場である国家体育場近くでチベット解放を訴える幕を掲げて逮捕・強制送還となった活動家に話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/8/8(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ロシア・グルジア軍事衝突4日目、計2000人以上が死亡

    4日間の激しい戦闘に続き、ロシア軍の戦車は、グルジアからの分離・独立を求める南オセチア自治州やアブハジア自治共和国を離れ、グルジア中部の都市に到達しようとしています。ロシア高官は、グルジアが前週、南オセチアを攻撃して市民に多数の犠牲者を出したことがこの衝突の引き金になったと話しています。しかし、北大西洋条約機構(NATO)の事務総長とブッシュ米大統領は、ロシアがグルジアで「過度の」軍事行動を行っているとして非難を表明しました。
    dailynews date: 
    2008/8/11(Mon)
    記事番号: 
    2

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