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2013年3月15日(金)

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  • 3月15日で、シリア大統領バッシャール・アサドに反対する民衆蜂起から2年がたちました。この衝突でこれまでに7万人以上が死亡し、少なくとも100万人が難民化しました。天体物理学者でシリア市民民主同盟のメンバーであるリム・トゥルクマニに話を聞きます。トゥルクマニは現在ニューヨークで国連安保理の理事国らとシリア情勢打開の可能な政治解決について話し合っており、非暴力を求めるシリア国民の声が無視され、両派につながる外国勢力が武力衝突に油を注いでいると警告します。「シリア国内にいる我々のような人間を脇に追いやって、武装反乱勢力のみに焦点を当てようという組織的な企てが行われているのです。そして今や新聞の見出しはすべて彼らに奪われている」とトゥルクマニは言います。「なぜか? それはこの紛争を代理戦争だと見る連中が国内外に存在するからです。つまりこの紛争を自分たちの国際的な競争相手と戦う恰好の機会だと捉えているわけです。これはシリアをめぐる争奪戦、権力の争奪戦です。そしてシリア人はその犠牲者になりつつあるのです」

  • シリア蜂起2周年の放送を続けます。フリーランスの外国特派員リース・アーリックとともにシリア衝突におけるサウジアラビアの関与について話し合います。バーレーンの抗議行動を鎮圧しようと湾岸仲裁軍を率いてから2年、サウジアラビアはシリアでの役割を増大させ、反政府勢力を支援するため、武器の供給や、ひいては戦闘員の潜入にさえも目こぼしをしています。サウジアラビアとバーレーンで10日間を取材して戻ったばかりのアーリックは、親サウジ政権が誕生することを願って、サウジの君主政権は「最も超保守的で超宗教的な」シリア反乱勢力グループの武装に関係していると話します。

  • 3月2週から3週にかけての1週間、レイプ反対の発言をした政治評論家ザーリーナ・マクスウェルが人種差別の色合いも見せる殺害脅迫を受けています。マクスウェル自身もレイプ被害者で、3月上旬にレイプ予防のために女性たちが武器を持つ可能性を話題にしたFoxニュースのショーン・ハニティの番組に出演しました。彼女は責任は女性ではなく男性にあるのだと発言。これに反応して、マクスウェルはソーシャルメディアで怒濤の罵詈雑言を浴びることになったのです。中には彼女は集団レイプされて殺されてよし、とするコメントも。ザーリーナ・マクスウェルが自身の試練と死の脅迫を受けても沈黙はしないという覚悟を語ります。

  • 世界中の目がコンクラーベでアルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルゴグリオ枢機卿が教皇に選ばれたことに注がれる中、バチカンの外で、それに比べればほとんど注目されなかった、ある抗議行動が行われました。カトリック教会における女性の役割拡大を求める抗議者たちがバチカンの空にピンクの煙を放ったのです。彼女たちのこの行動は多くの人々が新教皇が決まったことを知らせる白い煙を待っているときになされました。「女性聖職授任会議」(Women’s Ordination Conference)の事務局長エリン・サイズ・ハンナと、教会から破門された女性聖職者のジャニス・セブル=ダスジンスカに話を聞きます。

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