5月にオバマ大統領は、国外での無人機攻撃を制限する新ガイドラインを公表し、米による標的殺害作戦の範囲を狭めることを誓う、重要なスピーチを行いました。しかし「調査報道ジャーナリスト協会」(Bureau of Investigative Journalism)による新たな分析は、オバマ政権の新ルールが実際どの程度、無人機攻撃プログラムを押さえ込んだのかに疑問を投げかけました。同協会によれば、大統領のスピーチ前の6ヶ月間に比べ、6月からの半年間に起きた無人機攻撃の合計数は多少減少したものの、イエメンとパキスタンで秘密無人機攻撃による死者の数はは増加しています。独立ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。スケイヒル制作、リチャード・ローリー監督のドキュメンタリー映画Dirty Wars: The World is a Battlefield(『汚い戦争:世界は戦場だ』)は、12月第1週、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門ノミネーションノの最終選考に残った15作品のひとつに選ばれました。