デイリーニュース

  • 「ジハーディ・ジョン」の素顔:このISIS戦闘員の過激化に英国保安局は関与しているか?

    ジェームズ・フォーリーとスティーブン・ソトロフの斬首ビデオに出演した、「ジハーディ・ジョン」とあだ名される「イスラム国」(Islamic State)戦闘員の数奇な経歴を見ていきましょう。3月第1週、マスコミは、この人物をクエート出身でロンドンに住んでいたモハメド・エムワジであると特定しました。エムワジは、子どもの頃英国に移住し、ウエストミンスター大学でコンピュータ・サイエンスを学びました。エムワジの物語は英国で、潜在的な脅威に対する取り締まりと監視に関する議論を引き起こしています。英国で大学生をしていたエムワジが、どうして「イスラム国」の顔になったのか? イギリス保安局は、彼の過激化することの一翼を担ったのでしょうか? 英国の、拘束や尋問を受けた人々の支援団体「ケージ」(CAGE)のアシム・クレシに話を聞きます。クレシは、エムワジがイギリスを去った2012年まで、彼と知り合いでした。

    dailynews date: 
    2015/3/5(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 数百万人が「オバマケア」健康保険を失う可能性 コーク兄弟が後押しする怪しげな訴訟、最高裁で審議

    医療費負担適正化法(Affordable Care Act)、または通称「オバマケア」に対する新たな異議申し立てについて、米最高裁判所は議論聴取をおこないました。億万長者のデイビッドとチャールズのコーク兄弟が後ろ盾となっている、「企業競争研究所」(The Competitive Enterprise Institute)は、「オバマケア」法のなかの税金からの補助に関する1点を取り上げ政府を告訴しました。裁判の焦点は、医療負担適正化法で使われている4語の表現にあるとされる法的な問題です。その表現とは、「州により設立された(established by the state)」保険市場から保険を購入した人が補助金をうけることができる、というものです。原告側は、この表現は、自前の保険市場を設けなかった34の州の住人で連邦政府の保険市場から保険を購入した750万人あまりの人を含まない、と訴えています。もし政府がこの裁判に負けた場合、数百万人が民営の健康保険の保険料を払うのに必要な補助金を受けられなくなります。3月4日の審理では、最高裁判事らの意見はくっきりと分かれたようです。判決は6月後半に出る予定です。4日の裁判に出席したイアン・ミルハイザーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/3/5(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ミシェル・アレグザンダー:昨今の集団的投獄危機のルーツは奴隷制度やジム・クロウ法に遡る

    米司法省が、その報告書の中でファーガソンの人種差別的な刑事司法システムを浮き彫りにしましたが、法学者のミシェル・アレグサンダーは、彼女が「新ジム・クロウ法」(新黒人差別法)と呼ぶこのシステムの歴史的なルーツに注目します。集団投獄から警察による殺人、麻薬戦争まで、この危機が全米で有色人種コミュニティが直面する問題であることをアレグザンダーが検証しています。「今日私たちは再び、何百万もの貧しい有色人種の人々が、刑事司法制度の中に閉じ込められるのを目の当りにしています。このシステムの中では、彼らは簡単に使い捨てられる商品のように扱われているのです」と、アレグザンダーは言います。「これは正しい方向ではありません.... この方向に向かって小さな改正を繰り返すのは正しくない。 そうではなくて、アメリカと言う国が今どの岐路に立っているのかを、もう一度大幅に見直し、我々の人種的な歴史そして現在をふまえて、全ての人々の人格と人間性を認識した、広範な運動を構築するす勇気を奮い起こさなくてはなりません」。

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    2015/3/4(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ミシェル・アレグザンダー: ファーガソンの抗議行動は刑事司法による人種的統制の撤廃を示唆している

    米国司法省は、ミズーリ州ファーガソン市の警察と裁判所が、アフリカ系アメリカ人に対する定型化した差別を日常的に実践していると断定しました。アフリカ系アメリカ人は、ファーガソンの人口のおよそ66パーセントですが、逮捕者の93パーセント、武力が行使された事件の88パーセント、出頭命令の90パーセント、交通違反の85パーセントを占めています。司法省は、マイケル・ブラウンが警察官に殺害された事件のあと調査を開始し、ファーガソン警察内の電子メールの中から少なくとも3通の、言語または画像を含む人種差別的なメールを発見しました。「この報告からは希望はみえません。私に希望を与えてくれるのは、米国中の人々がやっと目覚めだしたことです」と、ミシェル・アレグザンダーは言います。彼女の著書The New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たな黒人差別:大量投獄に見る隠された人種差別』)はベストセラーになりました。「米国中のカラードのコミュニティーが、人種による社会統制に組み込まれています。でも、いま起きていることが示すのは、私たちにはこの状況を変える力があるということです。問題は、抗議行動による政治的駆け引きを、長期の戦略的な運動へと脱皮させられるかどうかです」

    dailynews date: 
    2015/3/4(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ノーム・チョムスキーが語る人生と愛:86歳にして現役 有名な体制批判家は新婚

    ノーム・チョムスキーは86歳にして、世界的に名を成す体制批判家、そして先駆的言語学者として相変わらず現役でいます。チョムスキーの私生活も新しい章に入ったところです。彼は最近、2度目の結婚による新しい妻バレリア・ワッサーマン・チョムスキーとの結婚1周年を祝いました。チョムスキーから新たに芽生えた愛の喜びと、非常に困難な世界を人々に理解させることが彼にとっての「特権」である理由について聞きましょう。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    7
  • ノーム・チョムスキーが語る「黒人の命は大切」:米国はなぜ奴隷制と人種差別の歴史を認めようとしないか?

    ノーム・チョムスキーが全米で起きている「黒人の命は大切」(Black Lives Matter)運動についての見解を話します。彼は、この運動を数百年前からの奴隷制と人種差別がいまだに解決していないことへの反応と呼んでいます。「[奴隷制は]我々の富と特権の基盤の大部分です」と、チョムスキーは言います。「米国に奴隷博物館がありますか? 現在、最初の博物館が個人の寄贈によって建設されているところです。奴隷制は、ネイティブアメリカンの根絶と駆逐とともに我々の歴史の核心をなしています。しかし、我々をそれを自覚していないのです」。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    6
  • チョムスキー:財政緊縮という「階級闘争」のなかでギリシャのシリザとスペインのポデモスが直面する「野蛮な反応」

    ギリシャの経済を破壊した財政緊縮計画に立ち向かうという公約のもと1月に当選したシリザ政権は、ドイツが率いる国際債権国からの大規模な抵抗に直面しています。ギリシャが歳出に関する新たな条件と引き換えに金融支援の4ヶ月延長を確保してから数日が経ちましたが、ノーム・チョムスキーは、欧州のシリザへの反応は「非常に野蛮」で、スペインのポデモス党が次回の選挙で勝利すれば同じ反応に直面するかもしれないと言います。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    5
  • チョムスキーが語る スノーデンと、NSAの監視がテロを防止しない一方で米国の無人機戦争がテロを生み出す理由

    世界的に有名な体制批判家、言語学者、著者のノーム・チョムスキーに、国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンが英雄として米国に迎えられるべき理由と、スノーデンではなく彼が暴露した政府の監視を許可した人物たちこそが裁判にかけられるべき理由について聞きます。チョムスキーはさらに、大規模な監視がテロを防止するのに効果がない一方で、地球規模の米国の無人機戦争は世界中のいたるところにテロを広げるのを促進していると主張します。

    dailynews date: 
    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ノーム・チョムスキー:ベネズエラが経済回復に奮闘する中、米国はベネズエラ政権を弱体化しようとする試みを止めるべき

    ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権が経済危機に取り組み、右派野党が大統領解任を求める中、米国とベネズエラの緊張が高まっています。ベネズエラはスパイ行為罪による不特定多数の米国人の逮捕、ベネズエラで活動できる米国人外交官数の新たな制限、ベネズエラ人が米国から求められるのと同じビザの必要条件を米国人に課すという規則の変更を発表しています。マドゥロは米国によるベネズエラ高官に対する2014年の制裁に応じて、ベネズエラ入国を禁じる米国人政治家のリストも発表しました。マドゥロは米国の支援でクーデターを促す右派野党を繰り返し非難しています。米政府はこうした責任を否定していますが、2月最終週に「ベネズエラ政府が向かうべき方向に舵を取るための手段」を検討していると述べました。ベネズエラに関する論争で、ノーム・チョムスキーは、米国はマドゥロ政権を弱体化させようとするのではなく、同政権と協力するべきだと言います。

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    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    3
  • チョムスキーが語るキューバ:数十年にわたる米国の干渉と「テロ活動」のはてに、国交正常化は我々ができる最低限のこと

    半世紀以上ぶりの関係正常化に向け、米国とキューバは第2回目の交渉を行いました。4月の地域会議に間に合うように、ハバナとワシントンにそれぞれの大使館を再開する可能性も出ています。世界的に有名な政治評論家で言語学者のノーム・チョムスキーは、キューバとの関係正常化へ踏み出したオバマ大統領の決定を歓迎しますが、一方で米国が半世紀以上キューバに干渉した後では、これは大統領の動きとしては最低限のものに過ぎないという警句も発します。

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    2015/3/3(Tue)
    記事番号: 
    2

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