次期大統領となるドナルド・トランプは11月10日、ホワイトハウスでオバマ大統領と会見する予定ですが、大手既存メディアでは、データを元にはじき出した「データ・ジャーナリズム」の予測がこれほどまでに間違っていたことに驚いています。8日朝の時点ではニューヨークタイムズ紙を含む多くのメディアが、8割の確率でヒラリー・クリントン候補が大統領選を制すと予測していました。しかし、夜になり投票所での開票結果が報告され始めると、当初の予測は消えてなくなりました。データ・ジャーナリズムおよび米民主党の失敗について、ピュリッツァー賞受賞のジャーナリストで、調査報道サイト「インターセプト」の共同創設者グレン・グリーンウォルドに話を聞きます。グリーンウォルドの最新記事は、”Democrats, Trump, and the Ongoing, Dangerous Refusal to Learn the Lesson of Brexit”(「米民主党、トランプ、そして英国のEU離脱から学ぶことを拒否する危険な傾向」)というタイトルです。