デイリーニュース

  • マリファナをめぐり 9 州で住民投票:非白人種の若者の投獄を止めることができるか?

    11 月 8 日、35 州と首都 ワシントンDC で、156 件の住民投票が行われます。内容は、健康保険から銃販売規制、死刑制度改革にまでおよびますが、中でもっとも物議をかもしているのはマリファナの合法化です。来週の選挙後には、29 州で医療用もしくは嗜好用の利用が合法化される可能性があります。現在、約 5 パーセントの米国人はマリファナを合法的にが吸える州で暮らしていますが、今月以降、この数が 25 パーセントに上昇する可能性があります。マリファナ合法化に関する住民投票が行われる 9 州のうち、最大の州はカリフォルニアです。残りの州では医療用大麻使用の是非が問われるのに対し、アリゾナ州、メイン州、マサチューセッツ州そしてネバダ州はカリフォルニア州と同様、嗜好用大麻合法化の是非が問われます。現在、これら 5 州とも「合法化賛成」票がリードし、いずれの二大政党でも若い有権者の広範な支持を得ています。カリフォルニア州では 20 年前に医療用大麻の使用が合法化されました。カリフォルニア州の世論調査では、提案64、成人による大麻使用法案への強い支持が見られます。

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    2016/11/2(Wed)
    記事番号: 
    1
  • モロッコ 魚売りの死を受け新自由主義と民営化に反対する抗議が激化

    モロッコでは警察によって押収された魚を取り戻そうとした魚売りが、ごみ収集車に押しつぶされて死亡したことを受け、全土で数千人が抗議行動を行っています。ネット上で回覧されている映像には、ムフシン・フィクリが圧縮機に押しつぶされる直前に、メカジキを取り戻そうと、ごみ収集車の後部に飛び込む様子が映っています。地元の報道によると、モロッコ当局はこの時季にメカジキを売ることを禁じています。活動家たちは、ごみ収集の男たちにフィクリを押しつぶすことを命じたとして警官たちを非難しています。モロッコの北部の町アルホセイマでのフィクリの死は、ソーシャルメディア上で怒りの広がりを引き起こしています。10月最終週の集会は、2011年のアラブの騒乱中にデモを組織した「2月20日運動」(February 20 movement)の活動家たちによって呼びかけられました。フィクリの死は、2010年の「アラブの春」蜂起のきっかけとなったチュニジアの果物売りモハメド・ブアジジの死に通ずる所があります。ブアジジの。オランダ系モロッコ人の人類学者で、イギリスを拠点とする民主主義活動家のミリヤム・オラフに、さらに詳しく話を聞きます。彼女は、ロンドンのウエストミニスター大学の講師で、モロッコの2月20日運動についての本を執筆中です。

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    2016/11/1(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ビルギッタ・ヨンスドッティル:海賊党によるアイスランド再構築に尽力する元ウィキリークス活動家

    アイスランドでは10月29日の総選挙で、無政府主義の「海賊党」(Pirate Party)が大躍進し、他の左翼政党と共に連立政権を作る可能性を強めています。海賊党はアイスランドの63議席の国会で、前回の選挙の3議席から今回は10議席を勝ち取りました。海賊党は世界で初のクラウドソーシングを利用した憲法を可決することを目指しています。同党の中核となる政策は、直接民主主義、表現の自由、公民権、ネットワーク中立性と透明性を求めています。アイスランド前首相と彼の妻がオフショア会社を利用して数百万ドルの価値の投資を隠していたことが露見し、辞任に追い込まれた4月ごろから海賊党の人気は急上昇しました。10月最終週の今回の選挙では女性も大勝し、他のどの党よりも多い30議席をアイスランド議会で獲得しました。女性候補が議席の半分近くを獲得したことで、アイスランドは今や「世界で最も平等な議会」を持つと報じられています。アイスランドの国会議員で同国の海賊党の共同創設者であるビルギッタ・ヨンスドッティルに、さらに詳しく話を聞きます。彼女は、詩人、活動家、ウェブ開発者で、ウィキリークスの元活動家でもあります。彼女はさらに「国際モダン・メディア協会」(International Modern Media Institution)の会長も務めています。

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    2016/11/1(Tue)
    記事番号: 
    3
  • キャロル・アンダーソン教授が語る警察による殺害、トランプ、クリントン夫妻、彼女の新刊『白い怒り』

    武器を持たない黒人を殺した白人警官たちに対する、注目を集める2つの殺人裁判の陪審員選任手続きが始まりました。オハイオ州では、シンシナティ大学警察の元警官レイ・テンシングが2015年、43歳のサム・デュボーズを車体前方のナンバープレートが付いてないことで呼び止めた後、射殺しました。サウスカロライナ州のノースチャールストンでは、警官のマイケル・スレーガーが、逃走中の50歳のウォルター・スコットの背中に発砲したことを目撃者が撮影したことを受け、スレーガーは殺人罪に問われています。エモリー大学のアフリカ系米国人研究の教授であるキャロル・アンダーソンに、さらに詳しく話を聞きます。彼女は最近出版されたWhite Rage: The Unspoken Truth of Our Racial Divide(『白い怒り:我々の人種間断絶の語られない真実』)の著者です。

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    2016/11/1(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 民主党 有色有権者たちへの脅しについて1871年のクー・クラックス・クランに基づき トランプと共和党を提訴 

    民主党は、ドナルド・トランプと共和党が「共謀して脅しと威嚇をすることによって都市近郊の少数派有権者たちが投票できないようにしている」と訴えて、オハイオ、アリゾナ、ネバダ、ペンシルベニアの4つの激戦州で提訴しました。この訴訟は、投票権法と1871年制定のクー・クラックス・クラン法を引き合いに出しています。オハイオ州の民主党は訴状の中で「トランプは、全米最大のマイクを使って、自身の支持者たちに違法な威嚇行為への参加を呼びかけ、彼の選挙陣営が目指す“有権者に対する抑圧”を推し進めようとしている」と述べています。訴訟はまた、トランプの顧問ロジャー・ストーンと彼のスーパーPAC(政治行動委員会)「盗みを止めろ」(Stop the Steal)を名指ししています。トランプは彼の支持者たちに対して繰り返し、大統領選挙日に投票所を監視することを求めています。ノースカロライナ州の全米地位黒人協会(NAACP)もまた10月31日に、同州とさまざまな郡の選挙管理委員会が数千人の有権者の登録を不法に取り消すことを止めさせる即時差し止め命令を求めて連邦訴訟を起こしました。NAACPは、同州の黒人の投票を抑圧する組織的な取り組みの中で、アフリカ系米国人たちが標的にされていると言います。エモリー大学のアフリカ系米国人研究の教授であるキャロル・アンダーソンに、さらに詳しく話を聞きます。

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    2016/11/1(Tue)
    記事番号: 
    1
  • バンディvs. #NoDAPL:白人民兵組織のリーダーには無罪評決 アメリカ先住民には警察の暴力

    オレゴン州の連邦陪審は27日、国定鳥獣保護区の武装占拠事件で共謀と武器所持の罪に問われていた反政府民兵組織リーダーのアモン・バンディとライアン・バンディ、組織のメンバー5人に無罪の評決を下しました。41日間にわたるマルヒュア国定鳥獣保護区の占拠は、連邦財産の強奪を目的とした無法な計画だと考える連邦検察官らはこの評決にショックを受けています。この占拠は、連邦職員を行政休業に追い込み、連邦政府に400万ドルを超す損害を与えたほか、地元住民を恐怖に陥らせました。民兵組織の占拠した土地に「条約上の権利」を持つパイユート族も怒っています。パイユート族によると、民兵組織のメンバーは部族の遺跡を手荒に扱い、聖なる土地をブルドーザーで踏みにじりました。民兵組織リーダーのバンディ兄弟は現在も、ネバダ州での2014年の武装抗争での連邦法違反の罪に問われています。現在も続くノース・ダコタ州でのダコタ・アクセス・パイプラインの反対運動の視点から、バンディ兄弟の評決について話し合います。キーラン・サックリングは「生物学的多様性センター」(the Center for Biological Diversity)の事務局長です。「チェロキー・ネイション」市民のスティーブ・ラッセルは、元判事で教授です。ラッセルは最近、「インディアン・カントリー・トゥデイ・メディア・ネットワーク」に"Malheur v.

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    2016/10/31(Mon)
    記事番号: 
    4
  • スタンディング・ロック:ダラス・ゴールドトゥースが語る抵抗キャンプ近くの不審火と運動の抑圧

    投資総額38億ドルのダコタ・アクセス・パイプライン建設に抵抗するアメリカ先住民の主要な抵抗キャンプの近くで29日深夜から30日未明かけて、やぶが燃える不審な火事が発見されました。先住民によると、911番に通報したにもかかわらず、緊急隊はやって来なかったということです。また彼らは、ここ数週間にわたって周辺を飛び回っていた監視用の飛行機やヘリコプターが、火事の始まる2時間前に飛行をやめていたと語っています。保護者らは、ダコタ・アクセス社のために動いている人間が故意に火を付けたのだと考えています。先住民環境ネットワークのオルガナイザー、ダラス・ゴールドトゥースに詳しく聞きます。

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    2016/10/31(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ダコタ・アクセス・パイプライン 先住民の水保護者の中に潜入しようとした警備員はライフルを振りかざしたのか

    アムネスティ・インターナショナルは28日、投資総額38億ドルにのぼるダコタ・アクセス・パイプライン建設に反対する数千人のアメリカ先住民が抑圧を受けている様子を監視するため、人権オブザーバーをノース・ダコタ州に派遣しました。アムネスティのこの行動は、軍隊級の武器を携行した数百人の警察官が抗議者をペッパースプレーやテーザー銃、サウンドキャノン(音響発生砲)、ビーンバッグ弾(殺傷能力の低い弾薬)、ゴム弾などで攻撃し、140人を逮捕した27日の出来事を受けて行われたものです。27日については新たな詳細が浮かび上がってきています。ダコタ・アクセス社の契約警備員が顔をバンダナで隠し、攻撃用ライフルを所持してやってきた様子を映した映像もそのひとつです。この男は「水保護者」の人びとの中に潜入しようとしていたと見られています。スタンディング・ロック・スー族のメンバーによると、この男はトラックの助手席にAR-15ライフルを乗せ、メインの抵抗キャンプの方向へとハイウェイ1806号線を車を走らせて来ました。男に気付いた保護者らは、この男のトラックを追跡し、最後は徒歩で男を追い、武器を捨てさせようとしました。映像には、警備員が攻撃用ライフルを保護者らに向けながら、水の中へと逃げこもうとしている様子が映っています。男は最終的にインディアン管理局の警察に逮捕されました。

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    2016/10/31(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 10月のサプライズ:マイケル・イシコフ 大統領選を揺るがすFBIによるクリントンメール捜査を語る

    FBIのジェームズ・コミー長官は28日、FBIが新たに発見した電子メールがヒラリー・クリントンの私用メールサーバー使用をめぐる調査で再び捜査対象になっていることを連邦議会に通知しました。本選の迫る大統領選が揺れています。この電子メールは、アンソニー・ウェイナー元下院議員をめぐる調査で発見されました。ウェイナーはヒラリー・クリントンの側近であるフーマ・アベディンの別居中の夫です。アベディンは夫のコンピューターに数十万通の電子メールを保存していたとされ、ウェイナーが15歳の少女に不適切なメッセージを送ったとして捜査の対象となったことから、このコンピューターがFBIに押収されたものです。コミー長官は、アベディンの電子メールの捜査令状をFBIが取得する前に議会に報告したことになります。捜査令状は先週末に発行されたと伝えられています。大統領選本選まで11日を残すこの段階でコミー長官がこの発表を行ったことを、ドナルド・トランプ候補は歓迎しています。ジェームズ・コミーのこの行動には、ヒラリー・クリントン以外からも批判の声が上がっています。元連邦検察官からなる超党派のグループも公開状で、「我々の多くがコミー長官と働いた経験を持ち、皆が彼を尊敬している。

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    2016/10/31(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ベネズエラ反体制派が実施を求めるマドゥロ大統領リコールの国民投票は政府転覆が狙い?

    ベネズエラではニコラス・マドゥロ大統領の退陣を求める反体制派の動きが攻撃性を強めており、首都カラカスで27日(木)、衝突が起きました。反体制派リーダたちは、こう着状態のマドゥロ大統領のリコールを求める国民投票を選挙管理委員会が許可しない限り、今日全国ストを決行し、カラカスにあるミラフローレス大統領宮殿へのデモ行進を行うことを呼びかけています。ベネズエラ選挙管理委員会は先週、不正を理由に国民投票への動きを封じ込めていました。「彼らはもはや国民投票を求めて戦っているのではありません。政府を転覆ために戦っているのです」と、経済政策研究センターの共同責任者でジャスト・フォーリン・ポリシー代表のマーク・ウェイスブロットは話します。『トゥルースアウト』(Truthout)に寄稿した彼の最新記事は"Venezuela’s Economic Crisis: Does It Mean That the Left Has Failed?”(ベネズエラの経済危機:これは左翼の失敗を意味するのか?)です。こうした政治混乱が起きた背景には、ベネズエラが大規模な経済危機に直面し、食糧、医薬品、その他の生活必需品が不足している現状があります。

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    2016/10/28(Fri)
    記事番号: 
    6

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