世界的に著名な俳優ヴァネッサ・レッドグレイヴが番組に参加し、HBOで放映予定の新作『発熱』について語ります。『発熱』は、戦争によって荒廃した貧しい国に訪問していたヨーロッパ人女性が突然の病気に襲われ、それをきっかけにして、世界的な貧困、暴力、不公正と比較して、西洋世界が特権的な恩恵を受けているのではないかと深く考えるというあらすじです。ヴァネッサ・レッドグレイヴは、俳優を多く輩出してきたレッドグレイヴ家のなかでも最も著名であり、彼女の俳優歴は50年近くにも及びます。彼女はユニセフ親善大使も務め、「人種差別に反対する国際アーティスト」の創設メンバーでもあります。『発熱』の監督をした息子のカルロ・ネロとともに、レッドグレイヴはさらに、コソボやパレスチナ、そして世界の貧困なども含む、自身の政治信条に対する長年にわたる献身について語りました。