イラク戦争が6年目を迎える中、亡命イラク人のアフメッド・チャラビという人物を取り上げた新著「The Man Who Pushed America to War」(米国を戦争へ踏み切らせた男)を取り上げました。イラク開戦前にブッシュ政権は、戦争への機運を高めるためにサダム・フセインが大量破壊兵器を所有しており、アルカイダと関係していると主張しましたが、チャラビはそれに協力した人物です。著者のアラム・ロストンに、チャラビの経歴や、米政権との親交、米国のイラク侵攻における彼の役割などを聞きました。
ボストン発のデモクラシー・ナウ!の特別配信です。同市に住む反体制の旗手のお2人、ノーム・チョムスキー氏とハワード・ジン氏がめずらしくいっしょのインタビューに応じてくれました。チョムスキー氏はケンブリッジにあるマサチューセッツ工科大学で言語学を教えて50年以上。その著書は言語学のみならず米国外交政策にも及び数十冊を数えます。ジン氏は米国で最も広く読まれている歴史家で、彼の古典的著作「民衆のアメリカ史(A People's History of the United States)」は150万部を売り、アメリカの歴史の教え方を変えました。そのチョムスキー氏とジン氏がベトナム、アクティビズム、歴史、イスラエル・パレスチナ問題などについて語り合いました。イラクの現状をチョムスキー氏は「軍事・政治史において最悪の惨事の1つ」と呼びます。