デイリーニュース

  • トランプに体をまさぐられる被害にあい 議会に調査を求めるジェシカ・リーズ インタビュー

    セクシャル・ハラスメントおよび性的暴力で複数の被害者から告発されているトランプ大統領に辞任を求める議員が増えていますが、被害を名乗り出た女性のひとりに話を聞きます。今週、ニューヨーク選出のキルスティン・ジリブラント上院議員もトランプに辞任を促し、大統領に辞任を求める議員は15人にのぼっています。12月11日にはトランプによるセクハラを告白した女性16人中の3人がニューヨークで会見を行い、議会に処置を取るよう求めました。被害者女性らはトランプに体をまさぐられる、愛撫される、無理やりキスをされるなどしました。これに対しトランプは、ツイッターに「面識もない女性たちが作り話で嘘の告発をしている」と投稿しています。民間航空機のファーストクラスの席でトランプに体をまさぐられたと告白したジェシカ・リーズに話を聞きます。リーズは株式仲買人として30年キャリアを積んだ後、先日、引退し、2人の子どもと孫8人がいます。

    dailynews date: 
    2017/12/14(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 上下両院の共和党 「政治献金階級のたの」富裕層減税税制法案で合意

    連邦議会上下両院の共和党は、米国の税制を抜本的に見直す税制改正法案で最終合意に達したと発表しました。この税法では世帯収入だけでなく、医療保険や国内支出にも劇的な影響があります。この法案では1兆5000億ドルの減税を予定しており、その恩恵の大半は大手企業や、トランプ大統領の家族を含む米国の富裕層が享受します。最終的な票決は来週にも行われると見られています。ピュリッツァー賞に輝く調査報道ジャーナリストで、『DCリポート』(DCReport.org)の創設者で編集長のデイビッド・ケイ・ジョンストンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/12/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • フィラデルフィア 教育部門で大勝利:親や教師 活動家たちが学校の管理を取り戻す 

    ペンシルバニア州フィラデルフィア市で、親、教師、活動家が地元の公立校を自分たちの手で立て直すキャンペーンを行い、成功させました。同市では、2001年に当時のペンシルバニア州知事マーク・シュワイカーが財政的破綻を宣言し、フィラデルフィアの何十もの公立校が廃校となり、チャーター・スクール(民間団体が運営する学校。税補助を受けるが従来の公的教育規制を受けない)が急増しました。この動きに対していくつものコミュニティグループが連携し合同の運動体を結成し、ペンシルバニア州知事トム・ウルフとフィラデルフィア市長ジム・ケニーに、学校区の管理を地元の有権者の手に戻すよう求めてきました。11月、ケニー市長は住民団体の要求に耳を傾け、市が設けていた学校改革委員会の解散を求めました。時を同じくしてフィラデルフィア市では、公民権弁護士であり、学校と司法刑事制度が直結する「学校‐刑務所パイプライン」を終結させる運動も手掛けたラリー・クラスナーが地区検事長に選出されました。長年にわたるコミュニティ活動家で現在はフィラデルフィアの市議会議員であるヘレン・ギムと、そして「私たちの町、私たちの学校」(Our City, Our School)連合ならびに「親たちの連合」(Parents United)のメンバーであるケンドラ・ブルックスと話します。

    dailynews date: 
    2017/12/13(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 米連邦通信委員会 14日にネットの中立性撤廃を投票 デジタル市民権を後退させる動き

    米連邦通信委員会(FCC)は、2015年にオバマ政権下で通過した画期的なネット中立性保護を撤廃するか否か、14日に投票する予定です。ネットの中立性は、インターネットのサービスプロバイダがウェブコンテンツを平等に扱い、金銭と引き換えに、一部のコンテンツを他のコンテンツよりも優先したり、ブロックしたりしない原則です。この規制が撤廃されれば、インターネットサービスプロバイダーが通信の速度を落としたり、大幅に価格をつり上げることが可能になります。FCCには記録破りの数の2200万件ものコメントが寄せられましたが、批評家たちは委員会がそれをしっかり検討していないと指摘しています。全国的なメディア改革組織であるフリープレスの政府及び対外関係担当上席顧問、ジョセフ・トレスは「論じられているのは、メディアの将来です。誰がアクセスでき、誰がコントロールするのか、誰の声が尊重され、誰の物語がとるに足らないとされるのか」と語ります。

    dailynews date: 
    2017/12/13(Wed)
    記事番号: 
    2
  • もうムーアは、いらない!米国上院補選でダグ・ジョーンズ候補が共和党に勝利 #MeToo運動に追い風

    アラバマ州上院補選は驚くべき番狂わせとなり、民主党のダグ・ジョーンズが共和党のロイ・ムーア候補に接戦の末、勝利しました。この選挙は、同州の上院議員だったジェフ・セッションズが司法長官に就任し上院に空席が生じたことを受けて行われました。投票区のすべてが開票を終えた段階で、ジョーンズはムーアを2万1000票上回り、1.5%の票差でした。ジョーンズの当選により、上院の議席は共和党51対民主党49と僅差になり、トランプ大統領の政策遂行を難しくし、来年の中間選挙で民主党を勢いづける可能性があります。 ロイ・ムーアは今のところ敗北を認めず、12日夜、票の再集計を求めました。マザー・ジョーンズ誌の政治記者、ペマ・レビに話しを聞きます。レビは大接戦となった今回の選挙戦で投票率と投票者抑圧を報道しました。

    dailynews date: 
    2017/12/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 民主党下院議員グティエレスが語る ドリーム法案可決、プエルトリコの死者、大統領職への野望

    2017年最大の移民集会の1つとして、数千人の人々が12月6日、年末までに「ドリーム法案」(DREAMAct)を可決することを連邦議会に求めて国会議事堂で集会を行いました。市民的不服従行為で、およそ100人が逮捕されました。その中には、本日のゲストでイリノイ州選出の民主党下院議員ルイス・グティエレスも含まれていました。彼は、司法委員会のメンバーで、「議会ヒスパニック議員会」(Congressional Hispanic Caucus)の移民特別委員会の共同委員長です。下院議員を13期務めた彼は11月、ハリケーン「マリア」後のプエルトリコ復興に専念するために、来年は出馬しないと発表しました。

    dailynews date: 
    2017/12/12(Tue)
    記事番号: 
    4
  • セシル・リチャーズ:マイク・ペンスはトランプ政権の女性の権利に対する攻撃の「指揮者」

    「米国家族計画連盟」(Planned Parenthood Federation of America)の代表であるセシル・リチャーズは、トランプ大統領政権の最初の1年は、米国史上どの政権に比べても女性にとって最悪の年の可能性があると述べています。しかし彼女は、この1年が女性とその仲間たちによる組織づくりと抵抗の年でもあったと指摘しています。

    dailynews date: 
    2017/12/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 児童性的虐待告発をかわそうとロイ・ムーアが中絶の権利をめぐりダグ・ジョーンズを攻撃

    アラバマでは12月12日、有権者たちが連邦上院補欠選挙の投票に向かいます。この補選では、民主党のダグ・ジョーンズと共和党のロイ・ムーアが戦いますが、中絶反対を唱えるムーアは候補は、少なくとも9人の女性から彼女らが10代のときに性的嫌がらせや性的暴行を受けたと告発されています。そのひとりは当時14歳という幼さだったといいます。「米国家族計画連盟」(Planned Parenthood Federation of America)の代表であるセシル・リチャーズと、トランプ大統領を性的非行で訴えた16人の女性のうちのひとりで、米国南部で育った元ミス・アメリカの出場者サマンサ・ホルビーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/12/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 上院議員たちがトランプに辞任要求 トランプの性的不品行を訴える元ミス・アメリカ出場者にインタビュー

    トランプ大統領が女性に性的嫌がらせや性的暴行をした疑惑をめぐり、現在5人の上院議員たちが彼に辞任することを求めています。また、民主党の「女性ワーキング・グループ」(Women’s Working Group )に所属する56人の下院議員たちが、この疑惑をめぐる議会の調査を求めています。こうした動きと前後して、12月11日、トランプに受けた性的嫌がらせを公的に告発している16人のうちの3人の女性がニューヨークで記者会見を開き、議会に行動を取るよう求めました。そのうちの1人に話を聞きます。サマンサ・ホルビーは、トランプ経営時代の「ミス・アメリカ」コンテストにノースカロライナ州代表として出場しました。また、「米国家族計画連盟」(Planned Parenthood Federation of America)と「家族計画行動基金」(Planned Parenthood Action Fund)の代表であるセシル・リチャーズにも話を聞き、団体ブレーブ・ニュー・フィルムズ(Brave New Films)制作のドキュメンタリー映画16 Women and Donald Trump(『16人の女性とドナルド・トランプ』)からの抜粋を放送します。

    dailynews date: 
    2017/12/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • カリフォルニア州史上最悪の冬の山火事 有害な大気の中で働く農場労働者に懸念高まる

    カリフォルニア州では先週末、干ばつによって山火事が加速し、南部沿岸部の都市の方向に炎が燃え盛りました。火事は23万エーカーの土地を焼き尽くし、約20万人が避難を余儀なくされています。少なくとも一人の女性がこれまでに死亡しました。山火事はすでに、カリフォルニア州の観測史上5番目の規模に達しています。気候専門家は冬火事の激しさについて、気候変動との関連を指摘しています。当局は、煙と発癌性のある灰が有害な大気を発生させているとして屋内退避を勧告しています。しかし多くの農場では作業を続けており、農場労働者が適切な装備を付けずに危険な状況で労働しているのではないかとの懸念が高まっています。防護マスクを無料配布しているボランティアたちは、収穫作業者が安全な装備を求めているにもかかわらず、先週いくつかの農場から追い出されたと語っています。「持続可能な経済のためのセントラルコースト統一連盟」(Central Coast Alliance United for a Sustainable Economy)の政策・広報代表ルーカス・ズッカーに聞きます。ズッカー自身、山火事のため先週避難しました。危険な大気の中で作業を続けなければならない農業労働者に防護マスクを配布する活動を助けています。

    dailynews date: 
    2017/12/11(Mon)
    記事番号: 
    4

Pages