アフリカ系アメリカ人女性指導者たちが30日、国会議事堂前に集まり、米国歴史上初の2人のイスラム教徒議員の1人で、ヒジャブを着用する初の連邦議員であるイルハン・オマル下院議員を擁護しました。オマルは就任以来、ドナルド・トランプ大統領自身も含め、数多くの右翼攻撃の標的となっています。オマルによると、トランプ大統領が彼女の顔写真と911攻撃の映像とを並べたビデオをツイートして以来、彼女に対する殺害脅迫が急増しています。下院の女性議員アヤナ・プレスリーとラシダ・タリーブ、公民権運動のアイコン、アンジェラ・デイビスらは30日、彼女たちが「ホワイトハウスの占拠者」と呼ぶトランプ大統領をオマルへの攻撃の件でけん責するよう議会に呼びかけ、また、民主・共和両党に対して「イルハン・オマルに手出しをするな!」とのメッセージを送ろうと集まった人々に強く訴えました。