デイリーニュース

  • 「米国は発狂した」 ジョン・ル・カレが語る イラク戦争 イスラエル 米国の軍国主義

    【20/12/25/1】英国の伝説的な著名作家ジョン・ル・カレが89歳で亡くなりました。ジョン・ル・カレは、イラク侵攻に向けて突き進むジョージ・W・ブッシュ大統領やトニー・ブレア英首相を猛烈に批判していました。2003年1月に発表した「アメリカ合衆国は発狂した」という論考は、広く読まれました。ジョン・ル・カレは2010年にデモクラシー・ナウ!に出演し、その際に、この論考を自ら読み上げました。

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    2020/12/25(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 西サハラ:アフリカ最後の植民地の貴重な映像 米国はモロッコの西サハラ占領を承認

    【20/12/24/1】米国はモロッコが西サハラを併合することを承認する世界初の国となりました。トランプ政権は国際人権デーである12月10日に、この大きな政策転換を発表しましたが、これは最近モロッコがイスラエルとの国交を正常化した4番目のアラブ国となった合意の一部です。本日はデモクラシー・ナウ!の独占ドキュメンタリーを特別再放送します。デモクラシー・ナウ!は2016年後半、アフリカ北西部の西サハラで報道封鎖を破り、都市ラーユーヌへの潜入に成功、数十年に渡るモロッコによる暴力的な弾圧に耐え、自由を得る為に闘う西サハラの人々を取材し、占領下で何年も報道されることがなかったこの地域から、国際報道チームとしては初の報道を成し遂ました。この映画に登場したサハラ人の多くは現在、警察の包囲下にあるか、潜伏中です。

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    2020/12/24(Thu)
    記事番号: 
    1
  • カリフォルニアでは人口の40%がラテン系アメリカ人。アレックス・パディヤ、同州初のラテン系アメリカ人上院議員に

    【20/12/23/3】カリフォルニア州の州務長官アレックス・パディヤが、ギャビン・ニューサム知事から、カマラ・ハリス次期副大統領の後任となる連邦上院議員に指名され、同州を代表する初のラテン系アメリカ人上院議員となる歴史を築きました。パディヤは、26歳でロサンゼルス市議に選出されて公職を開始し、その後州議会議員となって2期務め、続いて州務長官に選ばれ2期を務めてきました。「これはラテン系アメリカ人の歴史的重要性の現実を反映しています」と、ロヨラ・メリーマウント大学の政治学教授であるフェルナンド・ゲラは述べます。彼はまた、ロサンゼルス研究センターの所長でもあります。

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    2020/12/23(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ダイアン・ラビッチ:バイデンが選んだ教育長官は、デボスの公立学校への攻撃を覆えさなければならない

    【20/12/23/2】ジョー・バイデン次期大統領は、コネチカット州の公立校教育長官であるミゲル・カルドナを教育長官に指名し、次期政権にとって3人目のラテン系アメリカ人の登用となりました。カルドナは元教師であり、退任する教育長官ベッツィー・デボスからの急激な変化を意味します。デボスは今月初め、教育省のキャリア官僚たちに、次期政権に「抵抗」するよう促しました。カルドナはプエルトリコ系で、小学校4年生の教師としてそのキャリアを開始し、2019年8月に、ラテン系アメリカ人として初めてコネチカット州の教育関係公職のトップ となりました。作家で教育史家であるダイアン・ラヴィッチは、「彼はベッツィ・デボスではありません。米国のすべての、あるいはほぼ全ての教育者は、とてもわくわくしています」と語ります。彼女は、ジョージ・H.W.ブッシュ大統領の下で教育次官補を務めました。「カルドナは、その職歴を通じて、ずっと公立学校に関わってきました。これは、過去4年以上にわたる公立校での教育や公立校教師への攻撃を見てきた多くの人々にとって、大きな朗報です」

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    2020/12/23(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「イラクにいるよりも酷い」:退役軍人で救急医療 (ER)医師:パンデミックが病院を限界点に追いこんでいると述べる

    【20/12/23/1】米国で新型コロナウィルスの一日あたりの新感染者が平均20万人を超えるなか、クリーボン・ギルマン医師に話を聞きます。救急医のギルマン医師は、米国での流行が始まって以来、最初はニューヨーク市で、現在はアリゾナ州ユマで患者を治療しています。ギルマン医師はまた、海兵隊の衛生兵を務めたイラク戦争の退役軍人でもあります。彼は、新型コロナウィルス患者を治療した経験を、公開日記につけてきました。アリゾナのICUのベッドは満杯である、とツイートした後に解雇されましたが、その後、人々からの激しい抗議が起き、復職しました。「このパンデミックはイラクにいるよりもひどい」とギルマン医師は述べます。「このウイルスはトロイの木馬であり、人々の中に隠れているのです。人は知らぬうちにそれを家に持ち帰り、家族すべてに感染させ得るのです」

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    2020/12/23(Wed)
    記事番号: 
    1
  • トランプが画策する選挙結果逆転:民主主義への攻撃か 自身が大金を稼ぐための策略か?

    【20/12/22/3】トランプ大統領は2020年大統領選の結果を覆す方法を引き続き探す一方で、巨額の政治資金を集め続けています。その額は、大統領選当日の11月3日以降に集めた2億5000万ドル以上を含み、10月中旬以降5億ドル以上となっています。ニューヨークタイムズ紙は、トランプが調達した2億5000万ドルのうち6000万ドル以上が、退任後に運営する新たな政治活動委員会に流れていると報じています。これは退任する大統領としては前例のない活動資金です。トランプが、この調達した資金をどう使えるかにはほとんど法的な制限がなく、彼はそれを自身の4億2000万ドルという莫大な負債を清算するために使うことも、2024年の大統領選出馬のための資金に使うこともできます。「これは全く前例のないことです」と、大統領選以来トランプの資金集めを入念に追っている「キャンペーン・リーガル・センター」(Campaign Legal Center)の連邦改革部長ブレンダン・フィッシャーは言います。「これはホワイトハウスを離れたトランプが、共和党で影響力を持ち続けると同時に彼自身と家族に経済的な利益をもたらすために利用できる、ほとんど規制のない政治的手段なのです。」

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    2020/12/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • バージニア大学の黒人ICU医師タイソン・ベルが語るCOVID、人種差別との闘いと公平なワクチン入手を確保すること

    【20/12/22/2】英国保健当局が、感染力が強い新型コロナウイルスの変異種が同国で広がっていると発表したことを受け、40カ国以上が英国からの一部またはすべての入国を一時的に停止しました。南アフリカでも同じような変異種が見つかっています。新たな変異種は70%以上感染力が強いと見られていますが、医療専門家たちは現存するワクチンは依然としてこの変異種に効果があると言います。「突然変異は、ウィルスが社会で拡散する過程において自然に生じるということを心に留めておくことが重要です」と、バージニア大学のICU医で感染症医のタイソン・ベルは言います。「こうした変化が起きることはは予想外ではありません。」ベルはさらに、彼が12月初めにファイザー社とバイオンテック社が共同開発したCOVID-19ワクチンの接種を受けたときのことについて話してくれます。

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    2020/12/22(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 私たちは緊縮財政を拒否しなければならない:経済学者ダリック・ハミルトンが語る9000億ドルの景気刺激策が十分でない理由

    【20/12/22/1】米連邦議会が4月以来初めての新たな救済策として9000億ドルの新型コロナウイルス経済対策を可決しましたが、この法案に批判的な人たちは、この法案は景気低迷によって最も影響を受けた人々への直接的な支援としては十分な域に達していないと言っています。「今回の法案は、はるかに強力で大規模なことが可能になるバイデン政権までのつなぎの救済策と考えるべきです」と、ニュースクール大学の経済学教授で、「人種、階層、政治経済学研究所」(Institute for the Study of Race, Stratification and Political Economy)の創設ディレクターであるダリック・ハミルトンは言います。

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    2020/12/22(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米環境保護庁のベテラン環境正義プログラム責任者 「バイデンの気候チームは運動の力の現れ」

    【20/12/21/3】次期大統領ジョー・バイデンが「存続の危機」と呼ぶ気候危機に取り組むチームのメンバーが明らかになりました。前環境保護庁の職員であったムスタファ・アリと話します。アリは2017年にトランプ政権の政策に抗議して辞任するまで、長年にわたり環境正義プログラムの責任者を務めていました。現在は全米野生生物連盟の副会長であるアリは、バイデンの気候閣僚は「変革をもたらす多くの運動」があったからだと言います。「次期大統領が脆弱なコミュニティーや気候変動の影響について真剣に考えることを目的に、環境正義運動のリーダーたちが懸命に行なってきた素晴らしい活動の証です」。

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    2020/12/21(Mon)
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    3
  • バイデンの気候対策チームの焦点は環境レイシズムと科学を産業ロビイストから取り戻すこと

    【20/12/21/2】ジョー・バイデン次期大統領が19日に正式に発表した気候対策チームは、進歩派や非白人コミュニティーからの働きかけにより、環境正義や科学が最優先課題となっています。議会で承認されれば、その多くが史上初の指名となります。黒人男性として初めて米環境保護庁(EPA)長官に指名されたのはマイケル・レーガンです。レーガンの選出は、それまで候補に挙げられていたカリフォルニア州大気資源委員会(CARB)のメアリー・ニコルズ委員長が「環境上の人種差別に関する実績が乏しい」と反対されたことをうけたものです。バイデンはまた、ネイティブ・アメリカンとして初の閣僚となる民主党下院議員のデブ・ハーランド(ニューメキシコ州選出)を内務長官に指名しました。マイケル・レーガンやハーランドなど、19日におこなわれた紹介スピーチのハイライトを放送します。環境諮問委員会の委員長に指名されたのは環境問題弁護士ブレンダ・マロリー、ホワイトハウス気候政策局を率いるのはオバマ政権で環境保護庁長官を務めたジーナ・マッカーシー、エネルギー庁長官に指名されたのは前ミシガン州知事のジェニファー・グランホルムです。

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    2020/12/21(Mon)
    記事番号: 
    2

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