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2012年5月30日(水)

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  • 英国最高裁が性犯罪容疑に問われているウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジのスウェーデン送還を是認しました。アサンジの弁護士はスウェーデンの検察は彼の逮捕状を発行する法的権威を持たないと主張しましたが、英国判事は5対2でその主張を退けました。弁護側は2週間以内に新たな異議を申し立てることができます。Salon.comのブロガーであり憲法専門弁護士であるグレン・グリーンウォルドの話を聞きます。

  • ジュリアン・アサンジ弁護団の1人で英国の著名な人権擁護弁護士であるヘレナ・ケネディがロンドンから、英国最高裁がアサンジのスウェーデン送還を支持した判決について論じます。「検察が --判事や裁判所ではない-- 事情聴取のために誰かを自国に強制的に移送するよう求めることができるという考え方は、司法の独立性を信じる私たちにとって憂慮すべきものです」とケネディは言います。「(アサンジは)自分がいったんスウェーデンに移送されれば、米国の思惑によってより深刻な訴追を受け、それに対してほとんど抵抗できなくなると心配しているのです」

  • オンラインの内部告発サイト、ウィキリークスに機密文書を漏洩したとして米陸軍のブラッドリー。マニング上等兵が拘束されてから今週で丸2年が経過しまたた。マニングは9月に始まることになっている軍事法廷で最悪の場合終身刑に直面します。「重要なのは、ブラッドリー・マニングが行ったとされることが……信じられないほど高潔な行動だったことを忘れないことです。彼がしたことは米国政府とその戦争行為に、そして通常なら完璧に秘密として覆い隠されてしまうようなことに、計り知れないほどの透明性をもたらす行為だったのです」と、この件を綿密に追跡しているSalon.comのブロガーであり憲法専門弁護士であるグレン・グリーンウォルドは話します。

  • ニューヨーク・タイムズ紙は今週、オバマ大統領が自ら「秘密殺害リスト」作成を監督しているという事実を明らかにしました。このリストには米国が無人機による暗殺の標的としている人物たちの名前と写真が掲載さているということです。同紙によると、オバマはイエメンやソマリア、さらに複雑で危険をはらむパキスタンでの攻撃において、殺害対象とされる人物すべてについて自ら承認を与えています。このリストには米国市民や17歳の少女たちまでが含まれています。「この米国大統領は、人を殺せという命令を出す権限を自分が持っていると信じている──それも徹底して秘密裏に、何ら法的手続きをも踏まずに、不透明なまま、いかなる種類の監査も受けることなくです」とSalon.comのブロガーであり憲法専門弁護士であるグレン・グリーンウォルドは言います。「これは文字どおり、政府と大統領が手にし得る究極の権力だと思いますよ。しかもオバマ政権はそれを獲得し積極的に実行しているが、議論が起きることはほとんどありません」

  • シリアの村ホウラで100人以上が虐殺された事件を受け、米国およびその他11カ国が公式にシリアの外交官を国外退去処分にしました。国連とアラブ連盟の合同特使を務めるコフィ・アナン前国連事務総長は、1年以上に及ぶ内戦の後でシリアはいま「転換点にある」と話しました。受賞歴もあるジャーナリストで、中東問題専門の放送番組も持っている著者、チャールズ・グラスに話を聞きます。彼は4月にはニューヨーク・レビュー・オブ・ブックスにシリアからのリポートを掲載しています。

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