デイリーニュース

  • エジプトで弾圧 国家拘置所で拷問を受けた7人の男性が死刑の危機に直面 90のニュースサイトが遮断される

    エジプトでは7人の男性に、人権活動家によれば拷問で引き出された自白に基づき死刑執行される危険が迫っています。このうち6人は大学を卒業したばかりであり、2014年に他の12人以上の人々とともに逮捕されていました。彼らの証言は撮影されていますが、彼らは殴られ、電気ショックを加えられ、苦痛な姿勢で吊り下げられ、その後に自白供述書を見せられてそれを読むよう強制された、と証言しています。彼らは先月、軍事裁判においてテロの罪で死刑を宣告されました。エジプトからの他のニュースでは、何十人もの活動家が最近の一連の家宅捜索で逮捕されています。逮捕や家宅捜索は、人権や報道の自由の活動家に対する弾圧の中で行われました。ここ数週間、エジプト政府は少なくとも93のニュースサイトへのアクセスを妨害しましたが、この中にはアルジャジーラ、ハフィントンポストのアラビア語サイト、電子自家出版サイトの「メディアム」、現地の独立放送サイトのマダ・マスールが含まれています。エジプトの映画監督であり作家であるオマール・ロバート・ハミルトンと話します。彼は2011年、カイロに本拠を置くモシリーン共同メディアを共同設立し、エジプト革命の映像化、文書化を行なってきました。ハミルトンのデビュー小説は出版されたばかり、タイトルはThe City Always Wins(『金融界の常勝』)です。

    dailynews date: 
    2017/6/19(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 有識者がトランプ大統領のHIVエイズ委員会を大挙辞任 「トランプ大統領はHIVに全く無関心」

    大統領のHIVエイズ諮問委員会の6人の委員が、トランプ大統領のHIV感染問題の対応をめぐり辞任しました。ニューズウイーク誌の共同発表の中で6人の有識者は、トランプ大統領は問題への関心が皆無であり、もはやトランプ大統領のもとで意味のある仕事はできないと思うと述べています。トランプ大統領は就任後、全米エイズ対策室のウェッブサイトを廃止し、ホワイトハウスエイズ対策室の長を任命していません。この辞任は、トランプ大統領がオバマケアすなわち医療費負担適正化法を廃止しようとしている時に起こりました。オバマケアの廃止は、とりわけHIVエイズ患者にとって大きな痛手になると有識者はみています。6人の一人、スコット・シャテスと話します。彼は、HIVとともに生きる人々のために活動する全米法律団体ラムダ・リーガル(Lambda Legal)のHIVプロジェクトの責任者です。

    dailynews date: 
    2017/6/19(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 市民権弁護士 フィランド・カスティールの皮膚の色が死刑宣告となってしまった

    「黒人の命も大切」運動の抗議活動が今もツイン・シティー(セントポールとミネアポリスの両市)で続いています。ミネソタ州の警察官が、一時停車で検問中にアフリカ系アメリカ人フィランド・カスティールに5発撃ち込み殺害した昨年の事件について、16日に無罪放免となったことにたいする抗議です。フィランドの恋人は殺害後の現場の状況をビデオに撮り、フェイスブックでライブ放送しました。市民権弁護士ネキマ・リービー・パウンズと話します。彼女は、全米黒人地位向上協会(NAACP)ミネアポリス支部の前支部長であり、現在ミネアポリス市長選挙に出馬しています。

    dailynews date: 
    2017/6/19(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「私たち誰もがフィランドになりうる」 黒人の命も大切運動がミネソタ州の黒人殺害事件の警察官無罪放免に抗議

    ミネソタ州では18日もセント・アンソニー市の警察官が無罪放免となったことに対する街頭抗議が続き、これで連続3日です。この警察官は昨年、路上停車をさせて尋問中の黒人運転手に銃弾5発を撃ち込んて殺害しました。この警察官ジェロニモ・ヤニェツは、セント・ポール市の公立学校の管理栄養士として働いていたアフリカ系アメリカ人フィランド・カスティールの殺人容疑を解かれ、無罪放免されました。この発砲事件は、カスティールが撃たれた直後の車内の惨状を彼のガールフレンドがビデオ撮影しフェイスブックでライブ中継したため、国際的に報道されました。ビデオには、警察官ヤニェツが彼女とその4歳の娘に銃を向けているところが映っています。約2000人が16日(金)の夕方、ミネソタ州議会の外に集まって抗議しました。人々は次々に演壇に立ち、司法制度が有色人種に正義をもたらすこと、警察が説明責任を果たすことを要求しました。一部の抗議参加者が16日の夜、セント・ポール市とミネアポリス市の間の主要な道路を封鎖し、18人が逮捕されました。平和的な抗議活動が週末を通して行われました。ニューヨークでも17日、人々が抗議に集まりました。デモクラシー・ナウのサム・アルコッフが報告します。

    dailynews date: 
    2017/6/19(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 民主党が「抵抗の夏」を開始 医療保険、教育、社会保障に焦点を置く

    トランプ大統領は本日マイアミに赴き、オバマ大統領が50年ぶりに再開した米国とキューバの外交関係を閉じると表明する予定です。下院議員のキース・エリソン(ミネソタ州選出民主党議員)は「上手く行かなかった失敗した過去にトランプが我々を引き戻している」と言います。民主党全国委員会が発表した通称「抵抗の夏」は、トランプの政策への反対が中心になるとエリソン議員は話しています。

    dailynews date: 
    2017/6/16(Fri)
    記事番号: 
    6
  • 大統領はトランプホテルや商標の使用料を受け取って就任1日目から「報酬条項」違反?

    ゲストのキース・エリソン下院議員は、200人近い民主党議員たちと共にドナルド・トランプ大統領を提訴しています。大統領職に就きながら、外国政府から何百万ドルもの支払いを彼の企業が受け取っていることが、米国憲法の「報酬条項」に違反しているとして責任を問う訴訟です。この訴訟では、議会からの同意を得ないまま彼の直接の利益になる外国からの支払いをトランプは受け取ったとされています。

    dailynews date: 
    2017/6/16(Fri)
    記事番号: 
    5
  • キース・エリソン議員 共和党は極秘で「健康保険法案に見せかけた減税」を推し進めている

    トランプ大統領と共和党議員たちは、医療費負担適正化法の廃止と差し替えを引き続き推し進めています。これは極秘で行われており、上院議員の中には新しいバージョンのトランプケアに何が含まれているのか全く見当がつかないと話している者もいます。「本質は健康保険法を装った減税法案です」と、本日のゲストでミネソタ州選出の民主党下院議員キース・エリソンは話します。彼は初のムスリム議員で、議会革新議員団の委員長も務めています。「あなたの地元の上院議員に電話してください。参加してください。というのも、一旦始まると展開は早いのです」とエリソン議員は訴えます。

    dailynews date: 
    2017/6/16(Fri)
    記事番号: 
    4
  • エリソン議員 スカリーズ襲撃事件を語る:銃器規制をめぐる西部開拓時代のような気分は馬鹿げている

    6月14日、共和党の議員たちが議員野球の練習をしているところに、ライフルを所持した男が発砲しました。これにより、ルイジアナ州選出のスティーブ・スカリーズ議員と他4名が負傷しました。襲撃をしたジェームス・ホジキンソンはスカリーズ議員の警護特務部隊員の反撃により死亡しました。この襲撃により、銃規制をめぐる議論が再燃しています。スカリーズ議員は、銃規制措置に反対する全米ライフル協会(NRA)からA+の評価を受けています。「憲法修正第2条に反対の過激派」とNRAが酷評する下院議員のキース・エリソンに話を聞きます。彼はNRAに誤ったレッテル貼りをされていると主張しています。

    dailynews date: 
    2017/6/16(Fri)
    記事番号: 
    3
  • スタンディングロック・スー族がヘンリー・ウォレス賞受賞 風力と太陽光の再生可能エネルギー計画実施へ

    スタンディングロック・スー族第45代首長デイブ・アーチャンボルト2世とサンダー・バレー地域開発会社ニック・ティルセンに話を聞きます。彼らは、スタンディングロック・スー族を代表して第一回ヘンリー・ウォレス賞を受賞するためにニューヨークに滞在しています。この賞の副賞として、風力や太陽光などの再生可能エネルギー計画への100万ドルの投資がウォレスグローバル基金から送られます。「私たちの夢というか目標は、12の共同体すべてが再生可能エネルギーに転換することです」とアーチャンボルト首長は言います。「最初は地域レベルで、次に部族全体で行うことです。もし複数の先住民の部族が電力供給をすべて再生可能エネルギーに転換し、100%再エネを実現すれば、。他の地域にも覚醒を促し、やがては国全体に広めることもできるでしょう」。

    dailynews date: 
    2017/6/16(Fri)
    記事番号: 
    2
  • スタンディングロック・スー族首長 ダコタ・アクセス・パイプラインを閉鎖する訴訟と弾圧の軍事化を語る

    スタンディングロック・スー族は連邦裁判所で、総工費38億ドルのダコタ・アクセス・パイプラインを操業停止に追い込む力があるかもしれない大きな法的勝利を勝ち取りました。トランプ大統領は陸軍に迅速な監査を命じ、スムーズな承認を急いでいましたが、ジェイムス・ボースバーグ連邦地方裁判所判事は14日、トランプ政権はパイプラインの十分な環境監査を行わなかったとの判決を下しました。判事は、原油流出による漁猟権や環境正義への潜在的な影響に関して全面的な調査が完了するまではパイプラインの操業を停止させるべきか否かに関し、追加の状況説明を来週行うよう要請しました。スタンディングロック・スー族をはじめ、南北アメリカ大陸にまたがる何百もの先住民部族の代表、そして先住民以外の支持者がダコタ・アクセス・パイプラインの建設に反対し、何か月にもわたり大規模な抗議を続けています。スタンディングロック・スー族首長のデイブ・アーチャンボルト2世と、サンダーバレー地域開発会社代表でサウスダコタ州パインリッジ居留地のオグララ・ラコタ族の一員であるニック・ティルセンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/6/16(Fri)
    記事番号: 
    1

Pages