デイリーニュース

  • ムッソリーニやヒットラーとつながりがある人種差別主義の理論家がスティーブ・バノンに与えた影響

    ジャーナリストのジョシュア・グリーンが、スティーブ・バノンの思想に影響を与えた二人の人物について話します。一人はイタリアの哲学者ジュリアス・エボラで、その思想はファシストの人種理論の基盤となりました。もう一人のルネ・ゲノンは、反近代主義哲学の一派「伝統主義」を展開しました。グリーンはエボラとゲノンについて、新著Devil’s Bargain: Steve Bannon, Donald Trump, and Storming of the Presidency(『悪魔の取引:スティーブ・バノン ドナルド・トランプ そして大統領職への突撃』)の中で語っています。

    dailynews date: 
    2017/7/26(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ジョシュア・グリーンが語る 新著『悪魔の取引:スティーブ・バノン ドナルド・トランプそして大統領職への突撃』

    ドナルド・トランプ大統領誕生に大きな功績があった人物、ブライバート・ニューズ会長だった、スティーブ・バノンに目を転じましょう。トランプ政権発足初期には、主席戦略官であるバノンが数多くの件で、大統領の執務室での黒幕だというのが大方の見方でした。バノンがいかにしてその極右国家主義政治を共和党の片隅からホワイトハウスにまで到達させたか、ジャーナリストのジョシュア・グリーンに話しを聞きます。グリーンは多年にわたりバノンの活動を追ってきました。2015年10月、バノンがトランプ陣営に加わる前に、グリーンはバノンを「アメリカの最も危険な政治謀略家」と呼んでいます。彼の新著はDevil’s Bargain: Steve Bannon, Donald Trump, and Storming of the Presidency(『悪魔の取引:スティーブ・バノン ドナルド・トランプ そして大統領職への突撃』)です。

    dailynews date: 
    2017/7/26(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ジェフ・セッションズ司法長官をけなすトランプ大統領にホワイトハウスのトランプ陣営が反抗?

    トランプ大統領は、自政権の司法長官で、2016年の大統領選でトランプを支持した最初の上院議員だったジェフ・セッションズを、大っぴらにこきおろし続けています。トランプはツイッターで、セッションズを「ピンチに陥っている」「非常に弱腰」などと評しました。25日の記者会見でトランプは、セッションズが、2016年の大統領選でのロシア介入疑惑の捜査から外れたことに「失望している」と述べました。一方ブライトバート・ニュースやその他の右派のメディアはトランプのセッションズに対する扱いを公然と批判しています。米誌ブルームバーグ・ビジネスウィークのジョシュア・グリーンと最新のニュースについて、また彼の新著Devil’s Bargain: Steve Bannon, Donald Trump, and Storming of the Presidency(『悪魔の取引:スティーブ・バノン ドナルド・トランプ そして大統領職への突撃』)について話します。

    dailynews date: 
    2017/7/26(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 共和党の危険な動き 公聴会も開かず数千万人から医療保険を奪う強硬路線を推進

    「法案を廃案に!法案を廃案に!」と抗議の叫びが轟くなか、上院共和党は25日、投票を行い、ぎりぎりの僅差でオバマケア撤廃の審議入りを可決しました。50対50で上院での可否が同数となったため、マイク・ペンス副大統領が賛成票を投じて、可決が決まりしました。2人の共和党上院議員、メイン州選出のスーザン・コリンズとアラスカ州選出のリサ・マーコウスキーが民主党員と共に、審議開始動議に反対票を投じました。ジョン・マッケイン共和党上院議員は、脳腫瘍の治療を受けているアリゾナ州から急遽舞い戻り、審議開始のための重要な一票を投じました。しかし数時間後、オバマケア改廃の動きは、民主党に加え9人の共和党議員が、提出された最初の代替案に反対したため、新たな難局に直面しました。米誌ブルームバーグ・ビジネスウィークのジョシュア・グリーンと最新ニュースについて、また彼の新著Devil’s Bargain: Steve Bannon, Donald Trump, and Storming of the Presidency(『悪魔の取引:スティーブ・バノン ドナルド・トランプ そして大統領職への突撃』)について話します。

    dailynews date: 
    2017/7/26(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 米国史を変えた暴動:1967年のニューアークとデトロイトの蜂起を振り返る

    50年前の1967年7月、ニューアークとデトロイトの2つの都市で暴動が発生しました。事の発端はニューアークで1967年7月12日、2人の白人の警官がアフリカ系米国人のタクシードライバーを拘束し殴打したことでした。その直後の7月23日、デトロイトの警察がアフリカ系米国人が住む地域の深夜クラブに手入れをこなったことで、別の大規模暴動が起きました。デトロイトでは43人が死亡、ニューアークでは26人が死亡し、両都市で7000人が逮捕されました。この二つの暴動は、ニューアークとデトロイトの二つの街を大きく変え、アフリカ系米国人が政治的力をつけていく時代の幕開けとなりました。「進歩のための民衆組織」(the People's Organization for Progress )の議長ラリー・ハムと、新刊The Fifty-Year Rebellion: How the U.S. Political Crisis Began in Detroit(『暴動の50年:米国の政治危機がデトロイトで始まった過程』)の著者スコット・クラシゲに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/25(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ソニア・ナザリオ 「サンアントニオの悲劇はトランプによる移民弾圧の「予想通りの結果」」

    テキサス州サンアントニオで、人身密輸の企てによって10人が死亡しました。米国の国境の取り締まりが、人身取引に貢献すると同時に中米の暴力から逃れてくる移民の死者数を増加させる一因になっている理由を検証します。ピュリッツァー賞受賞のジャーナリストで、「保護を必要とする子供たち」(Kids in Need of Defense)の役員であるソニア・ナザリオに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/25(Tue)
    記事番号: 
    2
  • サンアントニオで10人の移民が死亡 事件が明らかにした米墨国境の人道的危機

    テキサス州サンアントニオで、灼熱した大型トラックのコンテナの中に数十人の書類を持たない移民が詰め込まれているのが発見されました。発見された移民の10人の移民が死亡、29人が病院に収容されています。最年少の犠牲者はたった15歳でした。サンアントニオのウォルマートの駐車場で、この移民たちの集団が発見されたとき、8人はすでに死亡していました。その後、さらに2人が死亡し、29人が入院中です。「南部テキサス人権センター」(South Texas Human Rights Center)の代表エディー・カナレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/25(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米国が後押しした1953年のイランクーデターは石油利権のためだったことが機密解除で明らかに

    新たな国務省の機密解除によって、米国が後押しした1953年のイランでのクーデターで重要な役割を担ったのは石油協約であったことが明らかになりました。民主的に選出されたイランのモハンマド・モサデク政権はこのクーデターで追放されました。「クーデターにおける石油の重要性がこの資料でわかります」と、アーバンド・アブラハミアン教授は語ります。「これまでは冷戦の恐怖だ、共産主義のせいだと説明されて来ました。しかしアイゼンハワー大統領が他国に介入する理由は往々にして、石油利権への懸念であったり、資源国有化によって国際的枠組みが混乱しないか、米国の国益、石油その他の利権が脅威にさらされないかといったことを問題視したためであったことがこれでわかります」。

    dailynews date: 
    2017/7/24(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 「一貫性を欠く政策」:米国がイランに追加制裁 トランプがイランの核合意順守を認めた直後に

    米国務省は、イランがテロを支援し弾道ミサイル計画を推進しているとして、追加制裁を発表しました。イラン軍と関係があるとして新たに18人が制裁対象となり、米国内の資産が凍結されることとなります。追加制裁の決定は、オバマ政権下で結ばれたイランとの核合意の内容をイランが順守していることを、トランプ政権がしぶしぶ認めた矢先でした。フォーリン・ポリシー誌によると、トランプは、自らが信頼を置くホワイトハウススタッフに対し、核合意についての次の90日の再調査で、対イラン制裁の認可を保留できるような筋書き作りを指示しました。ニューヨーク市立大学バルーク校の元歴史学教授アーバンド・アブラハミアンに話を聞きます。アブラハミアンは、The Coup: 1953, the CIA, and the Roots of Modern U.S.-Iranian Relations(『クーデター:1953年、CIA、近代の米国イラン関係のルーツ』)を含むいくつかの本の著者です。

    dailynews date: 
    2017/7/24(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「忘れられた危機」イエメンの救援活動家が世界最悪の人道危機を告発

    「人類の絶対的な恥だ」。国際援助機関「CARE」は、イエメンで深まりつつある人道危機をそう表現しました。イエメンでのコレラ患者の数は36万8000人を超え、死者は1828人に上っています。世界保健機関(WHO)の推定によると、イエメンで新規にコレラが疑われる症例数は一日平均約5000人です。国際協力団体オックスファムは、コレラ感染の疑いのある症例数は60万件を超えるおそれがあるとの推計を出し、「一カ国で一年間に発生した伝染病の発症数としては、史上最多」になると述べています。国連高等弁務官事務所(UNHCR)のイエメンの報道官を務めるシャビア・マントゥーと、オックスファムで中東イエメン地域を担当するキェティル・オスノアに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/7/24(Mon)
    記事番号: 
    3

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