パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は、5月15日に複数のイスラエル国境での大規模デモに向けてイスラエル軍が発砲た際死亡した14人のパレスチナ人を悼んで、3日間喪に服することを宣言しました。シリア、ヨルダン、レバノンのパレスチナ難民とガザ地区の住民らがイスラエル側への進入を試みるという前代未聞の出来事でした。シリアからの約300人の難民は、国境警備隊を圧倒し、一時的にイスラエルに進入しました。一連の抗議行動は、1948年のイスラエル建国時に数十万人のパレスチナ人が自分たちの土地を追われたことを悼む「ナクバ(大惨事)の日」に行われました。5月15日にカランディア検問所での抗議行動を組織したラマラの若き指導者ファディ・クランから話を聞きます。