デイリーニュース

  • 米国国防総省がレンドン・グループとの契約を解除する一方、アフガニスタンの米軍・NATO部隊広報官は同社を使ったジャーナリストのタイプわけについて弁明

    米国国防総省は、民間PR会社レンドン・グループと結んでいた、戦争取材を求めるジャーナリストをタイプわけする作業の契約を解除しようとしています。タイプわけの対象となったジャーナリストの中にはニール・ローゼンも含まれ、彼は自分の評価票を入手しました。レンドン・グループは国防総省に対し、ローゼンによるアフガニスタンの取材は「国際的な取り組みに向けて極めて好ましくない」と報告しました。レンドン・グループのプロフィールはさらに、ローゼンがデモクラシー・ナウ!に出演し、戦争に勝利はなく米国は撤退するべきだという彼の信条を述べたことにも言及しています。アフガニスタンの米軍・NATO部隊の広報官であるウェイン・シャンクス大佐から話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/9/1(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ニル・ローゼンが語るアフガニスタン戦争拡大、従軍取材、米政府の「反乱鎮圧」政策

    アフガニスタンの駐留米軍司令官のスタンリー・マクリスタル中将は、長く待ち望まれていたアフガニスタン戦争の概況を発表しました。ニューヨーク・タイムズ紙は、マクリスタルの状況評価は米軍の増派を訴えてはいないものの、数週間以内に増派請求を出すための道筋をつけたと報じています。この評価報告書は、約8年前に米国がアフガニスタンに侵攻して以来、米軍にとって最悪の月を迎えた直後に提出されました。アフガニスタンのヘルマンド州で米軍に従軍取材し、最近米国に戻ったばかりの独立系ジャーナリスト、ニル・ローゼンから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/9/1(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 新作ドキュメンタリー『アメリカン・カジノ』 サブプライム危機のルーツと被害者たちの経過をたどる

    2008年版大恐慌と呼ばれた経済危機の核心であったサブプライムローン崩壊で、百万人を超えるアメリカ人が家を失い、ウォール街も苦境に陥りました。ニューヨークで9月2日、このサブプライム危機をとりあげた新作ドキュメンタリー映画が公開されます。このドキュメンタリーはウォール街とワシントンにおけるサブプライム危機の根源をたどり、アフリカ系アメリカ人世帯を中心に、家を失った被害者たちのその後を伝えています。映画のハイライトシーンをお送りするとともに、映画を製作したレズリーならびにアンドリュー・コウバーンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/9/2(Wed)
    記事番号: 
    2
  • イラク人ジャーナリストが罪状なしで米軍に拘束されて一年 イラク裁判所の釈放命令にも反して

    ちょうど一年前の2008年9月2日、米軍とイラク軍がイラク人ジャーナリストでロイター通信社に雇われていたフリーのカメラマン、イブラヒム・ジャッサムの自宅を強制捜査しました。軍は彼のコンピュータのハードドライブやカメラを没収し、ジャッサムに手錠と目隠をし連行しました。あれから一年、米軍は罪状もなくジャッサムの拘束を続けています。10カ月前、イラク中央刑事裁判所は証拠不十分でジャッサムの釈放を言い渡しましたが、米軍は「安全保障上の重要な脅威」だとして、釈放を拒否しています。
    dailynews date: 
    2009/9/2(Wed)
    記事番号: 
    1
  • フィジシャンズ・フォー・ヒューマンライツ(人権を護る医師の会):CIAでの水責めにおける医師の役割は「人体実験にも近い」

    団体フィジシャンズ・フォー・ヒューマンライツ(人権を護る医師の会)の最新レポートによると、ブッシュ政権の拷問プログラムの実施および合法化において、医師と心理学者がこれまで知られていた以上に大きな役割を果たしたことが明らかになりました。最近、機密状態を解除されたCIA査察官の報告書によると、医療専門家による囚人の尋問への反応のデータ収集が、いかにCIAの水責めその他の尋問技法を評価し先鋭化するために使われていたかが明らかになりました。同グループは、これを「人体実験にも近い」と評しています。
    dailynews date: 
    2009/9/3(Thu)
    記事番号: 
    4
  • フラッキングと環境:天然ガス掘削、水圧破砕と地下水汚染

    ハリバートン社などのガス掘削会社は、水圧破砕あるいは「フラッキング」という呼び名で知られるガス掘削技術は安全だといいます。しかし、それに反対する人々は、この技法は危険な物質で地下水を汚染すると主張しています。天然ガス掘削と地下水汚染とのつながりの可能性を示す新たな証拠が出現しました。独立系報道団体プロプブリカの記者、エイブラハム・ラストガーテンのレポートによると、ワイオミング州で連邦政府の役人により少なくとも3つの井戸で水圧破砕に使われる化学物質が含まれていることが発見されました。

    ★ 字幕動画はこちら

    ★ DVD 2010年度 第4巻 「巨大リスクと利益」に収録

  • フィジー・ウォーター社と暫定軍事政権とのつながり、環境対策とフィジー国民への影響に警笛を発する記事"Spin the Bottle" (「ボトルゲーム」)

    フィジー・ウォーターは米国の代表的な輸入ミネラル水で、ボトル水として金持ちの有名人に人気があります。オバマ大統領は大統領選の夜、フィジー・ウォーターを飲んでいるところを写真に撮られていますし、メアリー・J. ブライジがコンサートの前に10本注文を出すことも知られています。しかし、最近、フィジー・ウォーター社の軍事独裁政権との癒着、同社の環境とのかかわり方、そしてそれがフィジー国民に及ぼす影響について警笛を鳴らす記事がマザー・ジョーンズ誌に掲載されました。記事"Spin the Bottle"(「ボトルゲーム」)についてレポーターのアナ・レンザーに話を聞きます。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2009/9/3(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ニューヨークの小学校での大規模な新型インフルエンザ予防接種計画をめぐり論争

    デモクラシーナウ!の共同ホスト、フアン・ゴンザレスが、ニューヨーク市の小学校での大規模な新型インフルエンザ予防接種計画について論じます。ゴンザレスの記事によると、「市は、この秋、小学校での大規模な新型インフルエンザ予防接種計画の実施に公立校の看護師をあてこみ、彼らを陣頭に立てて進めようとしています。けれども看護師たちは、生徒たちにスプレー式点鼻薬の投与や注射をするのが自分たちでならなければならないのかを含め、ブルームバーグ市長の提案の側面のいくつかにためらいを示しています。」
    dailynews date: 
    2009/9/3(Thu)
    記事番号: 
    1
  • さあまた学校だ:米軍が高校生を対象にした新兵募集を拡大中

    全米で数百万人の学生たちが9月の新学年度開始の準備をしています。ここでは多くの親たちの心配事に焦点を当てましょう。米国の高校に軍の新兵募集要員の訪問が 増えているという状況。また軍が生徒たちの情報収集を進めている件です。ジャーナリストのデイビッド・グットマンに、彼のマザー・ジョーンズ誌の記事 "A Few Good Kids?"(いい子はどこだ?)について話を聞きます。また、ニューヨーク・シヴィル・リバティーズ・ユニオンで「徴兵と学生たちの権利」プロジェクトを 担当するアリ・ロスマリンにも話してもらいましょう。
    dailynews date: 
    2009/9/4(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 共和党のゴモラ:党を破壊した運動の内幕

    デモクラシー・ナウ!の独占インタビューです。受賞歴もあるジャーナリスト、マックス・ブルーメンソールが彼の初の著作 Republican Gomorrah: Inside the Movement that Shattered the Party(『共和党のゴモラ:党を破壊した運動の内幕』)についての初めての長時間インタビューに応えました。この本は米国での急進的右翼の台頭を追い、彼らがいかにして個人の危機を運動にまで育て上げるのに利用したか、結果として、それがいかに共和党を牛耳り、同党をドワイト・アイゼンハワーの党からサラ・ペイリンの党へと変貌させたかをたどっています。

    ★ 字幕動画はこちら

    ★ DVD 2010年度 第2巻 「キリスト教右派」に収録

Pages