デイリーニュース

  • クーデター政権に公然と対抗 ホンジュラス帰還を図るセラヤ大統領

    6月の軍事クーデターで国外に追放されたホンジュラス大統領マヌエル・セラヤが危険を賭して帰国を図っています。クーデター政権はセラヤ氏が祖国に一歩でも入れば逮捕すると威嚇しています。ホンジュラスから、ラテンアメリカ史研究家のグレッグ・グランディンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/7/24(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 服役中のネイティブアメリカン活動家、レナード・ぺルティエの仮釈放の公聴会が28日に開催

    64歳になる活動家レナード・ペルティエは33年間にわたって獄中生活を送っており、現在はペンシルベニア州のルイスバーグ刑務所に服役中です。ペルティエは、1975年にサウスダコタ州のパインリッジインディアン居留地で起こった銃撃戦の最中に2人のFBI捜査官を殺害したとして有罪判決を受けました。 1993年の審問で、仮釈放委員会はぺルティエが「2人の捜査官に対する計画的かつ残虐な殺人に関わった」と判断し、仮出所を認めませんでした。しかし同委員会はその後「当時の起訴は、ぺルティエ本人が犯罪に関与したことを示す決定的な証拠が無いまま行われた」と述べました。長年にわたって無実を訴えているぺルティエは、公正な裁判を受けることのできなかった政治犯として広く知られています。
    dailynews date: 
    2009/7/27(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 米軍がコロンビア国内の軍事基地3か所を使用へ、緊張高まるラテンアメリカ

    コロンビア政府は、米軍が南米の麻薬撲滅作戦を目的にコロンビア領内の3か所の軍事基地を使用することを許可しました。これにより南北アメリカで米軍の軍事援助を最も受けているコロンビアと、ベネズエラとエクアドルを筆頭とする隣国間との緊張が高まりを見せています。ベネズエラのウゴ・チャベス大統領は、米軍がコロンビアから自国を「侵略」する可能性を示唆しました。
    dailynews date: 
    2009/7/27(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 全米独占放送:ホンジュラス大統領夫人、国外追放中の夫の帰国支援を米国に求める

    クーデターで国外追放され、週末にホンジュラスへの帰還が失敗に終わったマヌエル・セラヤ同国大統領は、米国政府のクーデターへの非難が次第に弱まってきているとして米国を批判しました。大統領は24日にニカラグアからホンジュラスへの帰還を試みましたが、ホンジュラス領内での滞在時間は一時間にも満たない短いものでした。番組では、シオマラ・カストロ・セラヤ大統領夫人に話を聞きました。セラヤ大統領夫人はここ数日間、セラヤ大統領に会うためにニカラグアとの国境への移動を試みていました。ホンジュラスのハカレパという街から番組に参加しました。
    dailynews date: 
    2009/7/27(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 独占:機密解除された文書で、ワシントン州の平和活動団体に対する軍事工作員のスパイ行為が発覚、活動仲間たちに衝撃

    新たに機密解除された文書によって、ワシントン州のステューデント・フォー・デモクラティック・ソサイエティとポート・ミリタリゼーション・レジスタンス(湾岸軍事化反対組織)の活動メンバーが、実は米軍への情報提供者だったことが明らかになりました。「ジョン・ジェイコブ」という名で知られたこの人物の本名はジョン・タウリーで、フォート・ルイス基地の軍事保護部門のメンバーでした。このスパイ事件で軍が演じた役割が違法である可能性が浮上しています。米国の民警団法では、米国内の治安維持に米軍を動員することを禁じているからです。フォート・ルイス基地は当番組のインタビューを拒否しましたが、デモクラシー・ナウ宛ての声明文の中で、基地の広報課はタウリーが軍事工作員であることを初めて公的に認めました。社会活動団体に対する政府によるスパイ行為を密着取材してきたエイリーン・クランシーは「本件は現代において最も重要な新事実の一つになるだろう」と述べています。
    dailynews date: 
    2009/7/28(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 70年代のチャーチ委員会による非合法スパイ活動公聴会に火をつけた内部告発者 クリストファー・パイルが語るオリンピア平和活動家への軍のスパイ問題

    ワシントン州オリンピアの平和活動グループに対する米軍のスパイ活動や組織浸透、秘密情報収集が、そのグループの活動家たちの調査によって明らかになりました。70年代にも同様の諜報活動への徹底調査が行われましたが、この問題についても本格的な調査を求める議会への圧力が強まるかもしれません。当時陸軍の内部告発者だったクリストファー・パイルの話を聞きましょう。彼は軍部が市民団体に対して広範な監視活動を行っていたことを告発し、これがチャーチ委員会公聴会を含む数多くの議会調査の引き金 となりました。チャーチ委員会では彼自身が調査員として貢献したのです。
    dailynews date: 
    2009/7/29(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ホンジュラス 米はクーデター政府高官へのビザを取り消し 国内では人権侵害が拡大

    米国はこのほどホンジュラスのクーデター政府の4人の高官のビザを取り消しました。これは国外追放されたマヌエル・セラヤ大統領が、クーデター政権への国際社会の圧力を高めるためにオバマ政権 に求めていた措置です。
    dailynews date: 
    2009/7/29(Wed)
    記事番号: 
    2
  • オバマ政権が移民捜査特別プログラムを拡大 移民への人種プロファイリングを助長と批判

    オバマ政権は異論の多い287(g) という捜査訓練プログラムの拡大を決めました。このプログラムは米国土安全保障省下にある移民税関捜査局(ICE)と同意書を取り交わすことで、地元警察に事実上連邦移民局員と同じ捜査権を持たせるというものです。このプログラムはこれまでも人種プロファイリングを助長し、犯罪容疑がなくても移民たちを選び出して逮捕できるものとして広く批判されてきました。ジャスティス・ストラテジーズのアールティ・シャハニと、ニューアメリカ・メディアのロベルト・ロバトに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/7/29(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 戦争の地獄を持ち帰る者たち:新聞の連載記事が描く、イラク帰還兵による殺人、自殺、誘拐

    コロラドスプリングスのガゼット紙に2回にわたって連載された驚異的な記事「戦争の犠牲者」は、メディアや政府関係者がほとんど触れようとしない戦争の側面、すなわち、殺人者となるよう訓練された兵士が民間人に戻ることの困難を検証しています。記事は、コロラドスプリングスのフォート・カーソンに駐屯する第2大隊第12歩兵連隊を重点的に取材しています。この部隊の帰還兵たちは、乱闘、殴打、レイプ、飲酒運転、麻薬取引、家庭内暴力、発砲、刺傷、誘拐、自殺などを引き起こしています。この陸軍部隊の殺人率は、コロラドスプリングスの殺人率の114倍にのぼります。この記事をすっぱぬいた記者に話を聞き、陸軍の反応を聞いてみましょう。

    ★ 字幕動画はこちら

    ★ DVD 2009年度 第4巻 「海外に広がる米軍基地」に収録

    dailynews date: 
    2009/7/30(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 独占インタビュー:追放されたホンジュラス大統領マヌエル・セラヤ、ニカラグア国境から、クーデターの黒幕、帰国への試み、米国の役割を語る

    デモクラシーナウ!独占放送で、追放されたホンジュラス大統領のマヌエル・セラヤがニカラグアとホンジュラスとの国境から、帰国への試み、クーデターの黒幕は誰か、米国の役割などについて語ります。ゼラヤは、「このクーデターを放置すれば、米国はラテンアメリカでの影響力を大幅に失うだろう。米国はその民主主義思想を推し進めることが困難になると同時に、信用を失うだろう」と語りました。また、ホンジュラス国民に向けては「彼らの人権を剥奪しようとする者への抵抗を続けるべきだ。クーデター政権は国民の尊厳を奪おうとしているが、抵抗によってそれを阻止することができる」と述べました。
    dailynews date: 
    2009/7/30(Thu)
    記事番号: 
    1

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