デイリーニュース

  • ニッキ・ジョヴァンニ 詩、悲しみ、新著「ユートピアを追いかけて:雑録」について語る

    引き続き受賞者経験のある詩人、活動家で教育者のニッキ・ジョヴァンニに話を聞きます。現在、彼女はバージニア工科大学の国文学科特別教授を務めています。45年前の1968年に彼女は初めて詩集Black Feeling, Black Talk(『ブラック・フィーリング、ブラック・トーク』)を発表しました。その後すぐに彼女は「黒人詩人界のプリンセス」と呼ばれるようになりました。今までに30冊以上もの本を出版しており、新著は詩、エッセー、回顧録がみごとに織り混ぜられたChasing Utopia: A Hybrid(『ユートピアを追いかけて:雑録』)です。彼女はローザ・L・パークス女性奨励賞の最初の受賞者であり、彼女の詩はラングストン・ヒューズ・メダルを獲得しています。また、彼女にネルソン・マンデラの生涯と遺産について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/12/16(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ニュータウン銃乱射から1年:ニッキ・ジョヴァンニが語る「銃規制の政治的指導力」はどこ?

    コネチカット州ニュータウンで起きた6人の教職員と20人の小学1年生が殺害されたサンディー・フック小学校襲撃事件から14日で1年が経ちました。コロラド州の学校で2人の学生が別の学生に銃撃され、負傷した事件の翌日に1年目を迎えることになりました。ニュータウン事件の容疑者は自らに発砲したとされ、後に死亡しました。オバマ大統領は事件から1年を受け、より厳重な銃規制を推し進めるよう米国民に呼びかけました。銃規制に関し、詩人で活動家、教育者のニッキ・ジョヴァンニに話を聞きます。彼女は32人が死亡した2007年バージニア工科大学銃乱射事件を引き起こした学生に、短い期間でしたが指導を行っていました。現在はバージニア工科大学国文学科の特別教授を務めています。新著Chasing Utopia: A Hybrid(『ユートピアを追いかけて:雑録』)を含む28冊の本の著者です。

    dailynews date: 
    2013/12/16(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「全く意味がわからない」:デビッド・ケイ・ジョンストンが語る 貧困層でなく富裕層を助ける予算案

    政府機能閉鎖の再発回避のための超党派の予算案が今週、上院に送られます。両党下院議員は先週、賛成332票、反対94票の圧倒的多数で2年間の予算案を承認しました。これは民主党と共和党双方による画期的な譲歩として歓迎されています。予算案は全面的な支出削減を緩和する代わりに、航空便に対する新たな費用設定や連邦年金の削減などを行うという内容です。民主党が譲歩した点として、今月期限が切れる130万人の失業手当ての延長はなくなりました。この法案について、調査報道記者でニューヨーク・タイムズ紙勤務時代にピューリツァー賞を受賞したデビッド・ケイ・ジョンストンに話を聞きます。彼は現在、タックス・アナリスツやアルジャジーラのコラムニスト、そしてニュースウィークの寄稿編集者を務めています。

    dailynews date: 
    2013/12/16(Mon)
    記事番号: 
    1
  • CIAにとってネルソン・マンデラの逮捕は 「最大の快挙」 

    南アフリカではネルソン・マンデラ国葬の準備が進められています。本日は、1962年、南アフリカ政府がマンデラを追跡し逮捕した際に、CIAが果たした役割について検証します。1990年に、コックス・ニュースサービスは、元米国高官の言葉を引用し、マンデラの逮捕後数時間以内に、ポール・エッケルという名のCIAの上級工作員が、CIAの逮捕への関与したことを認めたと報じました。エッケルはその高官に「我々は南アフリカの治安当局にマンデラを引き渡した。彼らにあらゆる詳細、彼がどんな服装をして、何時にどこに現れるか、という情報を伝えた。当局がマンデラを捉えたのは、我々の最大の快挙のひとつだ」と語ったと伝えられます。複数の報道機関が、マンデラ逮捕を導いた手がかりの実際の情報源は、ドナルド・リッカードというCIA職員だったと報じています。12日、デモクラシー・ナウ!は、リッカードと話そうと、コロラド州の自宅に連絡を試みました。2度、受話器を取った男性に、ドナルド・リッカードと話したいと求めましたが、切られてしまいました。活動家グループ「ルーツアクション(RootsAction)」はCIAに、マンデラと南アフリカに関するファイルを公開するよう求めるキャンペーンを開始しました。

    dailynews date: 
    2013/12/13(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ポラロイド社とアパルトヘイト: 南アフリカへのボイコットや投資撤収運動の始まりの内情

    今日は 1970年代初期に、マサチューセッツ州のポラロイド社のアメリカ系アメリカ人労働者たちが、南アフリカのアパルトヘイトに抗議するダイベストメント(投資撤収)運動の開始にどのように貢献したかを見てみましょう。「ポラロイド労働者革命運動」の共同創設者、キャロライン・ハンターに話を聞きます。ハンターは、ある日自分の雇用主であったポラロイド社が、南アフリカで黒人住民が持たされていた悪名高いパスブック(身分証明書)の写真作成に使われるカメラシステムを南アフリカに供給しているという証拠に出くわしました。ハンターと亡夫のケン・ウィリアムズは、やがて同社へのボイコット運動を開始し、ボイコットとダイベストメント運動は、最終的には、ゼネラルモーターズ、バークレイズ銀行など、アパルトヘイト体制下の南アフリカで事業を行っている他社も標的にするまでに発展しました。ポラロイド社は1977年までに南アフリカから撤退しました。

    dailynews date: 
    2013/12/13(Fri)
    記事番号: 
    2
  • シーザー・チャベスの同志で労働運動指導者のエリセオ・メディーナ  移民法改革を求めた断食について語る

    共和党が過半数を占める米下院は、包括的な移民法改革を成立させることなく、2013年の会期を終了しました。12日、両党の幹部たちは新年早々にこの問題を再検討すると約束しました。一方で、この問題に対して下院が活動を欠いていることに抗議して、12日の午後、1000人を超える移民法の活動家たちが下院議員たちの事務所に押し寄せました。この活動は、移民法改革団体「家族のための断食(Fast for Families)」が、31日におよぶ断食を終えた日に合わせて行われました。「サービス従業員国際労働組合(SEIU)」の元国際事務局長のエリセオ・メディーナに話を聞きます。メディーナは最近、22日間にわたる水だけの断食を行いました。彼は13年間、労働運動指導者で公民権運動の活動家でもあったシーザー(セサール)・チャベスと活動を共にした労働運動活動家で、彼の活動家としての経験は19歳の時、ブドウ摘み労働者としてカリフォルニア州デラノで、歴史的に残る「農場労働者連合」のストに参加したのが始まりでした。

    dailynews date: 
    2013/12/13(Fri)
    記事番号: 
    1
  • マルクス主義から新自由主義へ 元活動家が語るマンデラとANCの経済思想の変換

    ヨハネスブルクより、アパルトヘイト反対運動家で、南アフリカ元諜報大臣のロニー・カスリルスが、「アフリカ民族会議」(ANC)の経済思想が、解放運動の時代とアパルトヘイト撤廃後に政権を掌握してからで、どのように変わったかを論じます。アフリカ民族会議はアパルトヘイトを撤廃しつつ内戦を避けるために、新自由主義との間に「魂を売り渡すような協定」を結ばざるを得なかったのだとカスリルスは言います。マンデラは南アフリカ共産党の一員だったという、先日の報道についても語ってもらいます。カスリルスはアフリカ民族会議の全国執行委員会の委員を20年務め、2004~08年までは南アフリカの諜報大臣でした。

    dailynews date: 
    2013/12/12(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 地下の反アパルトヘイト運動 元活動家が語る1962年の隠れ家でのマンデラとの出会い

    ネルソン・マンデラに最後の別れを告げるために数千人が集まるヨハネスブルクより、反アパルトヘイト運動のベテラン活動家ロニー・カスリルスに話を聞きます。「アフリカ民族会議」(ANC)の武力闘争部門を設立したカスリルスは、1962年にはじめてマンデラと会って以来、緊密な協力関係にありました。カスリルスは反アパルトヘイト運動の地下活動の大物活動家で、1987~2007年まで「アフリカ民族会議」の全国執行委員会の委員でした。彼はまた、南アフリカ共産党の中央委員会にも86年12月から07年まで所属ました。アパルトヘイト撤廃後の南アフリカでは、04~08年まで諜報大臣を務めました。亡くなったスコットランド系南アフリカ人の妻エレノアも反アパルトヘイト活動家で、2011年にカスリルスが執筆したThe Unlikely Secret Agent(『意外な秘密工作員』)は彼女の人生を振り返っています。彼の自伝はArmed and Dangerous: My Undercover Struggle Against Apartheid(『武装した危険人物: アパルトヘイトに対する私の地下闘争』)です。

    dailynews date: 
    2013/12/12(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 冬季オリンピックが近づくなか、ロシアのLGBT活動家が反ゲイ立法を非難

    開催 まで二カ月を切ったロシアのソチ冬季オリンピックに向け、世界各国から集まったゲイ権利活動家たちは、オリンピックを利用して、いわゆる「同性愛の奨励」を犯罪とするロシアの新しい法律に注目を集めさせようとしています。この法律はロシア当局は「伝統的でない性的関係についてのプロパガンダを未成年の間に広めた」と告発された者に対して罰金を科すことができるとするものであり、ゲイまたはLGBTを支持する外国人たちを拘留し国外退去させることを可能にする条項もあります。二人の有力なLGBT活動家、ロシアLGBTネットワーク幹事のアナスタシア・スミルノーヴァと、ロシアからの逃亡を宣言したばかりのジャーナリストのマーシャ・ゲッセンを迎え話を聞きます。ゲッセンはThe Man Without a Face:The Rise and Rule of Vladimir Putin(『顔のない男 ウラジーミル・プーチンの昇進と統治』)の著書で、Words Will Break Cement: The Passion of Pussy Riot(『言葉の力はセメントも砕く プッシー・ライオットの受難』) という新著も近刊が予定されています。

    dailynews date: 
    2013/12/11(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 南アフリカのアパルトヘイトの終焉に貢献したキューバの隠れた歴史

    10日火曜日、世界中の注目を集めたオバマ大統領とキューバのラウル・カストロ国家評議会議長の歴史的な握手の傍らで、私たちはアパルトヘイトの終焉にキューバが果たした重要な役割と、カストロがネルソン・マンデラ追悼式の演説に招かれた世界的指導者5人のうちの一人であった理由を振り返ってみたいと思います。マンデラの言葉によると、キューバは「白人圧制者の不敗神話を打ち砕いた。 ... そして南アフリカの民衆に闘争心を抱かせ」ました。歴史家のピエロ・グレイジェセスは、キューバが1988年にアンゴラで[アンゴラ人民解放運動を支援して]勝利したことが、[ナミビアを実効支配してアパルトヘイト政策を施行していた]南アフリカ政府のナミビア撤退と解放につながり、南アフリカのアパルトヘイト体制の屋台骨をくじくことになったと論じます。グレイセスの新著、Visions of Freedom: Havana, Washington, Pretoria, and the Struggle for Southern Africa, 1976-1991(『自由への展望: ハバナ、ワシントン、プレトリアと南部アフリカの闘争 1976-1991年』)について話を聞き、マンデラとカストロのキューバでの会合の記録映像を流します。

    dailynews date: 
    2013/12/11(Wed)
    記事番号: 
    1

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