「私たちが直面する最も緊急の課題に対する、実践的かつ模範的な回答を提供する」人々を称え、支援するために1980年に設立されました。以来「もうひとつのノーベル賞」として知られるようになり、この40年間に、世界中の活動家や市民活動のリーダーたちが受賞しています。その多くは、後にノーベル平和賞を受賞しています。今年の受賞者は、スウェーデン人の気候活動家グレタ・トゥンべリ、何十年もの間、モロッコによる西サハラ占領に抵抗してきたサハラウィ人の人権活動リーダー、アミナト・ハイダル、中国の女性の権利弁護士グオ・ジャンメイ(郭建梅)、そしてアマゾンの生物多様性とブラジルの先住民の権利のために戦っている先住民族のリーダー、ダビ・コペナワと「ヤノマミ・フトゥカラ協会」(Yanomami Hutukara Association)です。スウェーデンのストックホルムで、ライト・ライブリフッド財団代表のオレ・フォン・ユクスキュルに話を聞きます。彼は、この賞の名は「地球にやさしく生き、公正な量以上の資源を奪わないという考えで名付けられており、人々が実践的な活動を通して世界に変化をもたらすことを意味します」と言います。