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2011年2月2日(水)

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  • この放送直前に流血の衝突が起きました。エジプトのホスニ・ムバラク大統領支持者たちがカイロ・タハリール広場で反政府抗議活動を続ける人々を襲撃しました。報道では100人以上が負傷した模様です。「広場全体が暴漢たちに囲まれている。明らかにまだ増えそうだ」とエジプト人活動家ナズリ・フセインが伝えています。「ケガをして広場から逃げてきたり病院に運び込まれる人々を見た」。カイロにいるそのフセインとデモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースの2人に生でリポートしてもらいます。

  • ほんの数週間前には思いも寄らなかった反抗の表明として、エジプト全土で数百万人がムバラク政権への抗議デモを繰り広げました。デモクラシー・ナウ!のシャリフ・アブドゥル・クドゥースとハニ・マスードがタハリール広場から蜂起した人々の声を伝えるビデオを送ってくれました。「やっとこれが自分の国だと感じている! 警察の国でも、政府のお偉いさんやエリートの国でもない!」とデモ参加者の1人は言います。「今日は、自分がエジプト人であることが本当に誇らしい」

  • デモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースがカイロ・タハリール広場のすぐ近くから生中継します。広場では親ムバラク派と言われる一群が平和的なデモを続ける人々を襲撃したと伝えられています。エジプトの現状についてカリフォルニア大学デイビス校のノラ・ラドワン教授にクドウスがインタビューします。この通りに集まる人々の気持ちは『ここに来たのは彼(ムバラク)と話し合うためではない。言いたいことはただ1つ、『退陣しろ』というものです」とラドワンは言います。「ムバラクとその政府が、憲法改正やその他の意味ある改革を実行するという保証はどこにもない。エジプト国民はそれをよく理解している」

  • ここ数週間でアラブ世界での民衆蜂起は、チュニジアの独裁者ザイン・アル=アービディーン・ベン=アリーを追放し、エジプトのホスニ・ムバラク政権の幕引きを迫り、ヨルダンに新政府を誕生させ、イエメンの長期独裁者に今期限りでの引退を誓約させました。マサチューセッツ工科大学のノーム・チョムスキー教授に、この事態が、中東の未来と米国のこの地域での外交政策にとってどんな意味を持つかを話してもらいます。1日のオバマ大統領のムバラクについての発言に関してチョムスキーは「オバマはなにも言わないように細心の注意を払っていた……米国の指導者が従来繰り返してきた対応だ。前にも言ったように、こういう時にはいつもの筋書きってものががあるんだ。つまり親米独裁者がトラブルに見舞われたときには彼を支えて、持ちこたえるよう努力をする。だがそれがある時点で不可能だと分かると寝返るってわけだ」

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