デイリーニュース

  • 米国民主党の上級議員 進歩主義候補者に出馬を取下げるよる圧力をかける 録音で明らかに

    調査報道サイト『ジ・インターセプト』の新たな暴露記事で、影響力ある上級民主党員たちが、中間選挙の予備選で有望な進歩的候補の立候補を妨げ、代わりに中道派のビジネスに理解のある候補者を予備選で勝たせようとしていることが暴露されました。オバマ大統領は彼の退任演説で、2016年の選挙結果に失望した市民は自ら出馬することでアクションを起こすよう促しました。本日はリーバイ・ティルマンに話を聞きます。コロラド州在住のティルマンはオバマ大統領の呼びかけに応えて立候補しようとしましたが、民主党の有力な下院議員に出馬を断念するよう繰り返し圧力をかけられたことで、選挙プロセスに失望を感じました。彼にコロラド州第6下院選挙区での出馬を止めるよう圧力をかけたのは、メリーランド州選出の下院議員で下院で民主党のナンバー2の地位にあるステニー・ホイヤー議員で、ティルマンはこの時の会話を録音していました。コロラド州第6下院選挙区民主党予備選に出馬中のリーバイ・ティルマンに、同選挙区の一部であるデンバーから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/4/26(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 入国禁止令のために 米国市民の脳性小児麻痺のイエメン人の娘が入国を阻まれる

    4月25日の米最高裁での口頭弁論では、ハワイ州の代理人であるニール・カチャル弁護士が、ナジーブ・アル=オマリという名の米国市民が入国を阻まれた件を取り上げました。アル=オマリは、脳性小児麻痺の10歳の娘に米国で治療を受けさせようとしましたが叶いませんでした。この家族の話はアルジャジーラ「フォルト・ラインズ(Fault Lines)」のドキュメンタリーBetween War and the Ban: A Yemeni-American Story(「戦争と入国禁止令の狭間で--あるイエメン系米国人の物語」)になっています。同番組のクリップを紹介しながら、入国禁止令と戦う弁護士2人に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/4/26(Thu)
    記事番号: 
    2
  • トランプのイスラム系の国を標的とした入国禁止令を 米最高裁が支持する見込み

    米国の最高裁判所はトランプ大統領が発行したイラン、リビア、ソマリア、シリア、イエメンを含む7カ国の市民に対する米国への入国禁止令を支持すると見られています。4月25日に行われた口頭弁論では、最高裁でしばし浮動票を投じるアンソニー・ケネディ判事が、保守派の裁判事らに同意しているように見受けられました。政府の代理人ノエル・フランシスコ法務次官は、トランプの入国禁止令は「いわゆるムスリム禁止令」ではなく、大統領の執行権の範囲であると論じました。フランシスコの主張とは反対にトランプ大統領は選挙中「ムスリムの米国入国を完全に禁止すべきだ」と訴えていました。下級裁判所はこれまで、トランプのいくつかのバージョンの入国禁止令について全て違憲であり連邦移民法に違反しているとして退けてきました。米自由人権協会(ACLU)の全米「移民の権利プロジェクト(Immigrants’ Rights Project)」のリー・ガラント副理事長に話を聞きます。ガラントは2017年、トランプ大統領の最初の入国禁止令に挑戦しました。そして憲法上の権利センター(Center for Constitutional Rights)のスタッフ弁護士ディアラ・シャマスにも話を聞きます。シャマスは3月ジブチを訪れ、トランプの入国禁止令下に米国に入国しようとした 米市民権を持つイエメンの親戚にインタビューしました。

    dailynews date: 
    2018/4/26(Thu)
    記事番号: 
    1
  • アリゾナ州の性や生殖に関する権利活動家 移民税関捜査局(ICE)から釈放 活動で目をつけられたとコメント

    移民の権利および性と生殖に関する公正な権利活動家のアレハンドラ・パブロスが、営利施設であるエロイ拘留センターから釈放されました。彼女は3月7日に、移民税関捜査局(ICE)への定期的な申告に出向き、そのまま40日間以上拘束されていました。支援者たちの話では、拘束は、特に2018年の初めのバージニア州国土安全保障省前での抗議をはじめ、彼女のアクティビスト活動への報復だと言います。パブロスは「リプロダクティブ・ヘルス全米ラティーナ協会」(National Latina Institute for Reproductive Health)で働いています。彼女はアリゾナ州で育った合法的な永住権保持者でしたが、約10年前に飲酒運転で有罪判決を受け、国外退去の対象とされています。

    dailynews date: 
    2018/4/25(Wed)
    記事番号: 
    4
  • マイク・ペンス副大統領 生命を脅かすカトリック病院の宗教的慣行をインディアナ州法に

    リワイヤー・ニュース(Rewire.News)の記事によると、全米のカトリック病院は、患者に対し、流産後の胎児埋葬の義務づけや、避妊、中絶、不妊治療、トランスジェンダー患者への性別適合医療へのアクセスの制限など、危険で生命を脅かす要求を行っています。そして今、マイク・ペンス副大統領のような右派の政治家は、こうした危険な慣行の立法化を進めています。 この件の詳細について、リワイヤーの調査ジャーナリストのエイミー・リトルフィールドに話を聴きます。

    dailynews date: 
    2018/4/25(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 流産後の「恐ろしい試練の中」胎児の遺体埋葬を強制されたテキサスの母親 

    先週、米国控訴裁判所は、現副大統領のマイク・ペンスがインディアナ州知事時代に署名した、胎児の遺体の埋葬または火葬を義務づけるインディアナ州法を違憲とする裁決を出しました。この判決は、テキサス州が昨年、すべての死亡した胎児の埋葬あるいは火葬を義務づけ、研究目的のため胎児組織を寄贈することを禁止する法律を可決したことを受けて審理されたものです。今年1月、米連邦地方裁判所のデイビッド ・アラン・エズラ判事は「胎児遺体法」(fetal remains law) を一時的に差し止めましたが、テキサス州司法長官ケン・パクストンは法の執行を求めて戦いを続けると表明してきました。テキサス州オースティンのシートン・メディカル・センターで2015年に流産したブレイク・ノートンに話を聞きます。彼女は、胎児の遺体を病院の手で共同墓地に埋葬するか、 自らの費用負担で「私的埋葬」をするか選ぶよう強要されたのです。加えて、テキサス・オブザーバー紙の記者、ソフィー・ノバックにも参加してもらいます。ブレイク・ノートンについて書いた彼女の特集記事の見出しは「ごり押し:オースティンのカトリック病院が流産した患者に、胎児の埋葬への同意を強要。悲しい喪失を経験した女性に、さらに苦痛。

    dailynews date: 
    2018/4/25(Wed)
    記事番号: 
    2
  • トランプ イランとの核合意を非難 イランの政権交代推進を主張する強硬派を次々と閣僚に指名

    24日、トランプ大統領は、イランが核兵器プログラムを再開するならば、イランを攻撃すると脅しました。同時に、イランの核兵器取得を防ぐための結ばれた国際合意を反故にする計画も示唆しました。トランプは、イランとの核合意維持のためワシントンを訪問しているフランスのエマニュエル・マクロン大統領とのホワイトハウスでの会談中に、この発言を行いました。トランプは5月12日までに、米国が合意に留まるか否かを決定しなければなりません。マクロンは、既存の核合意の撤回には反対だが、シリアでのイランの役割などの問題に対処する新合意の可能性には前向きであると述べました。しかし既存の合意の継続を支持する人々は、トランプがこの合意から離脱し、イランの方から合意を破棄するよう仕向けるのではないかと見ています。さらにトランプ政権のジョン・ボルトン国家安全保障問題担当補佐官と国務長官の指名を受けているマイク・ポンペオには、交渉を「真剣に」進めていく「気はない」と見ています。「米国は一度たりと、イランで政権交代を行うという考えを棄てたことはない」と「全米イラン系米国人評議会」(National Iranian American Council)のジャマル・アブディ政策副議長は言います。

    dailynews date: 
    2018/4/25(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 活動家ら ICE拘束メンフィスのラティーノ著名ジャーナリスト、マヌエル・デュランの釈放を要求

    移民人権活動家らは、4月初めから移民・関税執行局(ICE)に拘束されているメンフィスの著名なラティーノのジャーナリスト、マヌエル・デュランの釈放を求めています。デュランは、郡刑務所の外で、移民の拘束に対する抗議を取材中に逮捕され、入国管理当局に拘束されています。エルサルバドルで生まれたデュランは、メンフィスのスペイン語ラジオ局でよく知られた記者の一人です。オンラインサイトのMemphis Noticias(メンフィス・ニュース)の運営者でもあります。拘束されているデュランは、ルイジアナ州イェナのラサルこう留センターの状況についての声明を発表しました。デュランは書きます。「この経験を通じて、この国の移民が強制退去前にどのような扱いを受けるのか、その詳細を身をもって知ることができた。昼も夜も照明がついたままであるために、目の上にタオルを置いて寝なければならない。点呼の後には、理由もなく45分にわたってベッドに横たわっていなければならず、その間には電話もできなければトイレにもいけない。」

    dailynews date: 
    2018/4/24(Tue)
    記事番号: 
    4
  • フィデル・カストロとABCの記者との恋愛が米国とキューバの関係をいかに変えたか

    ポリティコ誌は最新表紙記事で、リサ・ハワードという名のABCのジャーナリストがいかに、キューバのフィデル・カストロと秘密の関係を結び、最終的にカストロのオフィスとホワイトハウスとの間に秘密の連絡経路を確立するにいたったかを明らかにしました。ジョージ・ワシントン大学のナショナル・セキュリティー・アーカイブでキューバの記録プロジェクトを指揮するピーター・コーンブルーに話を聞きます。コーンブルーはポリティコに“'My Dearest Fidel': An ABC Journalist’s Secret Liaison with Fidel Castro”(「『親愛なるフィデル』:ABCジャーナリストとフィデル・カストロの秘密の関係」)を書きました。

    dailynews date: 
    2018/4/24(Tue)
    記事番号: 
    3
  • キューバで新たな大統領誕生 ラウル・カストロは権力から下りずに後退

    独裁者フルヘンシオ・バティスタを倒したキューバ革命後はじめて、カストロの姓を持たない人物が国家元首になりました。ミゲル・ディアスカネルは19日、宣誓して国家評議会議長に就任しました。ディアスカネルの前任のラウル・カストロは5年の任期を連続2期にわたって務めました。カストロは86歳で、共産党議長の座にとどまります。健康状態の悪化したフィデル・カストロは2008年、弟のラウルに国家評議会議長の座を譲り、2016年に死去しました。19日の就任式は、「ピッグス湾事件」として知られる、CIAの支援を受けたキューバ人亡命者による1961年の侵攻を打ち破った57周年の記念日に当たりました。ディアスカネルは、カストロ兄弟が率いた社会主義革命を守ることを約束することからその任期を始めました。ジョージ・ワシントン大学のナショナル・セキュリティー・アーカイブでキューバの記録プロジェクトを指揮するピーター・コーンブルーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/4/24(Tue)
    記事番号: 
    2

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