デイリーニュース

  • オバマ政権、アフガニスタン反戦活動家にようやくビザ発給

    アフガニスタンの元国会議員であるマラライ・ジョヤが、旅行ビザの発券を拒否された後の25日にようやく米国に到着。米国到着後初となるテレビインタビューに応じました。彼女のビザは米国自由人権協会(ACLU)や議員からの手紙などによる抗議運動を受けて、24日に許可されました。なぜ米国が当初、ジョヤのビザ発給を拒否したのかについて、本人は「私は米国とNATO軍の砲撃、彼らによるアフガニスタンの占拠について発言しています。米国とNATOが私を恐れているのは、そのためだと思います」と語りました。

    dailynews date: 
    2011/3/28(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トライアングル火災から100年 バングラディシュの悲劇とウィスコンシン州の反組合法案が浮き彫りにする労働者たちの長い苦闘

    トライアングル・シャツウエスト工場火災から100年、私たちは現在の米国および世界の労働者たちの直面するいくつかの主要な苦闘について見てみましょう。最近の火災の1つで、昨年12月、バングラディシュで米国企業のために衣料製造に従事していた労働者26人が死亡しました。一方、全米の労働者たちはいま、ウィスコンシンの反組合法案が象徴するように、再び給料や手当、団結権を脅かされています。

    dailynews date: 
    2011/3/25(Fri)
    記事番号: 
    3
  • Clone of NYトライアングル・労働者の権利というトライアングル・シャツウエスト工場の遺産:衣料組合群の発生と新組合主義の創造

    1911年のトライアングル・シャツウエスト工場火災は一般大衆の怒りを解き放ち政府に対応を余儀なくさせました。その後3年で職場環境の質に関する36本の新たな州法が可決されました。この歴史的な法整備は、ニューヨーカーたちに米国で最も包括的な職場安全法を与え、全米の規範となったのです。「この火事から、まさに1本の線がまっすぐに伸びて、ニューディール政策へ、当時の労働法改革へ、社会保障制度へ、そして産業別労働組合主義へ、1930年代の団結権へとつながるわけです」と労働史学者スティーブ・フレイザーは言います。

    dailynews date: 
    2011/3/25(Fri)
    記事番号: 
    2
  • NYトライアングル・シャツウエスト工場火災から100年

    今日はニューヨーク市史上最悪の労働災害死者を出したトライアングル・シャツウエスト工場火災からちょうど100周年に当たります。この火災は米国の労働を一変させました。1911年3月25日、この工場から火が出て146人の衣料労働者が死亡しました。大半が若い移民女性でした。犠牲者たちの多くは逃げようとして非常出口が施錠されていたために飛び降りて死亡した人たちです。エイミー・グッドマンが1986年にインタビューした際、この火事を生き延びた最後の1人は「窓から飛び降りる人たちを見ました。私たちは下にまで降りたのですが外に出られなかったのです。人が降ってきていたからです」と話しています。いかなる団体交渉権も否定され、トライアングル工場の労働者たちは自分たちの工場の不十分な換気や、安全対策や火災訓練の欠如、そして施錠された出口といった最悪の環境を変えることもできませんでした。

    dailynews date: 
    2011/3/25(Fri)
    記事番号: 
    1
  • オバマ初の南米歴訪を終了 エルサルバドルの大司教暗殺記念日に米関与の犯罪行為を再考

    オバマ大統領は、就任以来初の南米訪問から帰国しました。オバマは、地域の貿易の推進と安全保障の連携強化に努めましたが、ブラジル、チリ、エルサルバドルで抗議行動に直面しました。エルサルバドルでは、数百人の抗議者がエルサルバドルの農業を壊滅状態に陥らせた、中米自由貿易協定の再交渉あるいは撤廃を要求しました。 オバマはまた、チリとエルサルバドルで米国が関与した弾圧が遺したものを目の当たりにしました。3月24日は、米国の支援を受けたエルサルバドルの特殊部隊による大司教オスカー・ロメロ暗殺から31年目にあたります。1980年代以来、南米からの詳細な報告を続けてきた調査ジャーナリストのアラン・ネアンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/3/24(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 日本 食品と水からの放射能検出で高まる広域汚染の恐怖

    深刻に破損した福島第一原発からの放射能漏洩により食品と水が汚染されたことで、日本では恐怖が高まっています。政府が乳児の水道水飲用が危険だとの警告を発したあと、東京全域でボトル入り飲料水が供給不足になりました。地震と津波に見舞われた日本の北部では、数千人が飲料水が手に入らない状態のままです。京都を本拠地とし、核物質の産出、通商、輸送の問題に取り組み、持続可能なエネルギー政策を求める、グリーンアクションのアイリーン・ミオコ・スミスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/3/24(Thu)
    記事番号: 
    2
  • シリア 政府軍によるデモ参加者大量殺害に数千人が抗議

    シリアのダルアー市では、デモ参加者が住まうモスクを政府が攻撃した際に死亡した犠牲者の葬儀に、推定2万人を超える群衆が集まり、過去数十年間で最大の抗議デモになりました。25人の死亡者が確認されていますが、現場にいた人々は死亡者数はずっと多いだろうと語っています。 ダルアーでは外出禁止令が出されており、シリア政府は、家から外に出た者は射撃すると発表したと報じられます。ダマスカス在の著名な人権弁護士、ハイサム・マラーとその息子でブリュッセル在のイヤス・マラーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/3/24(Thu)
    記事番号: 
    1
  • リビア系アメリカ人学生で反乱軍兵士ムハナド・ベンサディク 銃撃された後 消息不明

    ムハナド・ベンサディクは21歳のリビア系アメリカ人医学生です。彼はカダフィ軍に対抗する武装闘争に参加しましたが、今月12日、ブレガ近くの戦闘で銃撃されたといわれます。しかし彼が死んだのかどうか消息は不明です。デモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマトが彼の失跡2日前にベンサディクに行ったインタビューを放送します。合わせて、彼の母親スジ・エララビにも登場してもらいます。エララビは、これまで信じられていたのとは違って、ベンサディクは死んでいないかもしれないという情報を得たとしています。

    dailynews date: 
    2011/3/23(Wed)
    記事番号: 
    2
  • リビアへの軍事介入を討論:米国主導の軍事行動はリビア危機の最良の解決策か?

    リビアの最高指導者ムアマル・カダフィの軍隊は、米国主導の空爆が続く中いまも反政府勢力が掌握している町に向けて進攻を続けています。カダフィによる民衆蜂起への徹底的な攻撃は国際介入にまつわる長期にわたる論争に火をつけました。ここでは米主導の介入を支持するリビア人詩人で学者のミシガン大学教授ハレド・マタワと、米主導の多国籍連合は軍事攻撃に代わる実行可能な手段を無視していると主張する、UCLA法学教授アスリ・バリに討論してもらいます。

    dailynews date: 
    2011/3/23(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ハイチの元大統領夫人が語るハイチへの歴史的な帰国:「アリスティドはハイチ人の精神と歴史の中では何時でも大統領」

    「我々は、ハイチ革命とハイチ国民による全ての進歩的運動によって神聖化された土地に第一歩を踏み出そうとしています」。南アフリカでの7年の亡命生活後にハイチに着陸する寸前、ハイチの元大統領夫人ミルドレッド・アリスティドはこう言いました。デモクラシー・ナウ! の独占インタビューで彼女は、「大統領でありながら、司祭であり、教育者でもありました。そして今彼は、国民の教育のために帰国しようとしています。アリスティドはこれまでも、そしてこれからもずっと忍耐の人であり続けます」と語りました。

    dailynews date: 
    2011/3/22(Tue)
    記事番号: 
    4

Pages