デイリーニュース

  • マイケル・ポーランが語る「食のルール:食べる人の手引書」

    『雑食動物のジレンマ』やIn Defense of Food(『食を守れ』)の著者、マイケル・ ポーランが、ヘルスケアとダイエットの関係性や加工食品の危険性、食肉産業の圧力団体が握る権力、「栄養学と産業の産学複合体」、工業化された農業が地球温暖化に与える影響、ポーランの食に関する64のルールなどについて語りました。「市場には、私が『食物に似た、食べることのできる物質』と呼び、食べるべきでないと考える製品が溢れかえっています」とポーランは述べます。「つまり、これら多数のルールはみなさんを支援するためのもので、今やほとんど信用できなくなった米国スーパーマーケットの世界をみなさんが航海するのに役立つものです」。オスカー賞にノミネートされたドキュメンタリー作品「Food, Inc(フード・インク)」からの抜粋と、マイケル・ポーランとの対話をお送りします。
    dailynews date: 
    2010/2/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • エイモン・ジャバーズが明かす企業諜報活動の世界とアルバイトにいそしむCIA諜報員

    現役諜報員に民間企業でのアルバイトを認めているというニュースでCIAに批判が集まっています。金融会社やヘッジ・ファンドのような富裕私企業と上級諜報部員の接触を認めてきた「ムーンライティング」と呼ばれる“内職”の存在が明らかになりました。内部的にはそれはCIAからの私企業への人員流出を防ぐためのものと見られているそうです。CIA広報によれば、「内職」諜報員は外部雇用に関して詳細な情報を提出するように求められているといいますが、この措置がいつから続いているものなのか、いったい何人の諜報員がこれを行っているのかなど、その内実はほとんど明らかになっていません。新著Broker, Trader, Lawyer, Spy: The Secret World of Corporate Espionage(『ブローカー、トレーダー、ロウヤー、スパイ;企業諜報活動の秘密の世界』)を出したばかりのエイモン・ジャバーズに話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2010/2/9(Tue)
    記事番号: 
    5
  • デビッド・プライス 「CIAが揚々と米大学キャンパスに舞い戻っている」

    カウンターパンチ・マガジン誌の最新号で、人類学者のデイビッド・プライスは、この4年あまりの間に米政府諜報部門が22の米国内大学に自分たちの出店を設置してきたことを暴露しています。諜報部門とはCIA(中央情報局)、FBI(連邦捜査局)、国家安全保障局、国防情報局、国土安全保障省などで、これらがインテリジェンス・コミュニティ・センター・フォー・アカデミック・エクセレンス(優秀な学生のための情報コミュニティセンター)=略称 I.C.C.A.E.(発音は「ベトベトする」という形容詞と同じイッキー)の創設に手を貸してきたといいます。このICCAEの目的は「大学における(諜報部門)部局のための適格な才能を発掘雇用する体系的かつ長期的なプログラムを創造すること」と「(諜報部門新人雇用のための)学生の供給パイプラインを増やすこと」です。
    dailynews date: 
    2010/2/9(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ジョン・マーサ米下院議員死去 イラク戦争を批判 享年77

    米ペンシルバニア州選出の民主党の下院議員ジョン・マーサが胆嚢手術後の合併症のため77歳で死去しました。彼は下院国防小委員会の議長として影響力を持っていました。2002年にはイラク侵攻に賛成しましたが、その3年後には米軍の即時撤退を求める法案を提出して政府・議会関係者の多くを驚かせました。
    dailynews date: 
    2010/2/9(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 討論:デニス・クシニッチとグレン・グリンウォルド 最高裁の企業による選挙活動資金供与判決について

    最近、特定候補者の応援あるいは反対キャンペーンのために、企業が無制限の資金提供してよいかをめぐって、保守団体シティズンズ・ユナイテッドが起した裁判で、最高裁はそれを容認する判決を下しましたが、 新しい世論調査では、ほぼ2/3近くの回答者が、この判決に反対していることがわかりました。この判決に対してクシニッチとグリーンウォルドはそれぞれ角度の違う見解を示しています。
    dailynews date: 
    2010/2/9(Tue)
    記事番号: 
    2
  • オバマ政権:米軍はテロ活動に関与と認められる米国人の暗殺も可能

    オバマ政権は海外での米国市民の殺害を承認したブッシュ時代の政策を維持していることを認めました。これは2月第1週の議会で国家情報長官のデニス・ブレアが証言したことで確認されました。ブレアは「もしも米国市民が海外でテロリストたちと共謀してほかの米国市民に危害を加えようとしているのなら、その個人は米国市民であるからといって軍や諜報員による殺害を免れるわけではない」と証言しました。デニス・クシニッチ下院議員とブロガーで弁護士のグレン・グリンウォルドに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/9(Tue)
    記事番号: 
    1
  • エルサレムの歴史的なマミラ墓地を破壊し「寛容の博物館」を建設するイスラエルの計画を阻止するためパレスチナ人家族が国連に請願書提出

    サイモン・ウィーゼンタール・センターがエルサレムにある歴史的なイスラム教徒の墓地に「寛容の博物館」(Museum of Tolerance)を建設する計画を進めています。そこに埋葬されている人たちの子孫や一族の者たちが、建設中止を求める請願書を国連に提出しました。計画に反対する人たちは、何世代にもわたるパレスチナ・イスラム教徒の墓地を破壊して「寛容」という名の博物館を建てることが、どうしてできるのかと抗議してきました。請願人の1人で、マミラ墓地に祖先が埋葬されているコロンビア大学のラシード・ハーリディー教授に話を聞きます。また、請願書を提出した家族の代理人である「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights)のマイケル・ラトナー弁護士にも話してもらいます。

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    dailynews date: 
    2010/2/10(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 『ハイチ:夢を殺す』 数世紀にわたる西側諸国によるハイチの主権蹂躙を描いたドキュメンタリーから

    ハイチの歴史を今日のトピックに関連させて見てみましょう。1992年のドキュメンタリーHaiti: Killing the Dream(『ハイチ:夢を殺す』)はクロウイング・ルースター・プロダクションのハート・ペリーとダナ・ペリーが制作しました。ナレーションはオシー・デイビスです。今回お見せする部分は1915年からの米海兵隊による20年近くにわたるハイチ占領に関するものです。
    dailynews date: 
    2010/2/10(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 俳優で活動家のダニー・グローバーの報告 アリスティド元ハイチ大統領は自身の帰国を阻む米国に「わけがわからない」と

    俳優で活動家、トランスアフリカ・フォーラムの議長でもあるダニー・グローバーが、追放されたアリスティド元ハイチ大統領に南アフリカで会ってきました。グローバーによると、アリスティドは地震被災のハイチに帰国を希望しています。米国が後押ししたクーデターで彼が亡命してから5年になりますが、オバマ政権はいまも彼が西半球に戻ることを阻止する姿勢を撤回していません。
    dailynews date: 
    2010/2/10(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ハイチの死者23万人に上方修正 壊滅状態のポルトープランス 援助物資不足をリポート

    ハイチ大地震から1か月。公式の犠牲者数が23万人と発表されています。9日、ハイチのベルリブ首相はハイチ復興には今後10年かかるとし、この地震で家を失った100万人の国民の新たな住居に関しては政府が明確な計画を何ら持ち得ていないことを認めました。首都ポルトープランスに飛んでジャーナリストのリード・リンゼイに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/10(Wed)
    記事番号: 
    1

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