デイリーニュース

  • パラグアイで「貧者の司教」フェルナンド・ルゴが新大統領に就任 62年に及ぶ保守政権に幕

    南米パラグアイで15日、元カトリック教会司教で「貧者の司教」として知られるフェルナンド・ルゴが新大統領に就任しました。1946年以来はじめての保守派コロラド党所属ではない大統領です。就任演説でルゴ大統領は、土地のない人たちに土地を与え、汚職と闘うことを誓約しました。ニューヨーク大学ラテンアメリカ史の教授であるグレッグ・グランディンから話を聞きます。 ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2008/8/19(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 力の限界:アンドルー・ベースビッチが語るアメリカ式例外論の終焉

    アンドルー・ベースビッチは米陸軍で23年間勤務した保守派の歴史学者です。昨年は息子をイラク戦争で亡くしました。新著はThe Limits of Power: The End of American Exceptionalism(『力の限界:アメリカ式例外論の終焉』)。その中で彼は、多くの米国人が自国の内政的あるいは外交的な政策決断のために大きな代価を払っているにもかかわらず、何千万もの米国人はいまもなお、大金をはたいて買い物をしたり、安い石油やクレジットを要求したり、自分の自由への欲求を漫然と続けていると主張しています。「米国人の自由への欲求が大きくなればなるほど、我が国はより帝国主義的になるのだ」とベースビッチは書いています。
    dailynews date: 
    2008/8/20(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 米アイオワ州のある町全体が「野外刑務所」化 米史上最大の移民 労働者摘発で残された妻たちは働きもできず町から出ることも許されず

    5月に行われた米史上最大の移民労働者摘発をおぼえているでしょうか。アイオワ州ポストビルの食肉加工場の400人近い労働者 がこの摘発で逮捕され、全体の4分の1以上に相当する人口を失った町は一変しました。残された者たち、つまり拘束されている労働者たちの妻子にとって、町は野外刑務所に変わったとも言われています。ポストビルに残る数十人の移民女性たちは在住資格も生活の助けもなく、多くの者は町から退去することも許されずに電子監視式ブレスレットを装着させられています。

    dailynews date: 
    2008/8/20(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ニューヨーク市 反戦活動家52名への2百万ドルの補償に合意

    ニューヨーク市は、52人の反戦活動家グループに対し、200万ドルを支払うことに同意しました。活動家らは2003年、カーライル・グループ本社前で暴力に訴えない方法で反戦運動を行っていたにもかかわらず集団逮捕されました。この事件の原告の一人サラ・クンスティールに話を聞きます。
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    2008/8/21(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 高まる緊張 NATO グルジア紛争をめぐりロシアとの公式交渉打ち切り

    グルジア紛争に関連し、米国・ロシアの関係が緊迫しています。8月19日、北大西洋条約機構(NATO)外相が、ロシアがグルジアからすべての兵士を撤退させない限り公式交渉を打ち切ると表明した直後、ブッシュ大統領はグルジアに対する支持を表明しました。非営利組織ニュー・アメリカ・ファンデーションの武器と安全保障局局長ウィリアム・ハータングに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/8/21(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 米テキサス州 犯していない殺人で死刑判決の囚人 今夜刑執行の予定

    米テキサス州では8月21日夜、35歳の男性囚人に対して、本人が実行したのではない殺人の罪での死刑が執行されることになっています。ジェフ・ウッドは 21日午後6時、テキサス州知事リック・ペリーが死刑執行の停止を許可しない限り、薬物注射によって死を迎えることになります。ウッドは、1996年に起きたコンビニエンスストア強盗の共犯者でした。コンビニの店員が撃たれ殺されたとき、ウッドは店の外のトラックの中にいました。実際に銃を撃った男は6年前に死刑が執行されましたが、テキサス州法の「当事者法」により、ウッドにも同じ死刑判決が下されました。彼が死刑を待つ刑務所の外で、ジェフ・ウッドの妻、母親、そして父親に話を聞きます。テキサス州の死刑廃止を求めてキャンペーン活動を行っているリリアナ・セグラにも話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/8/21(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「トラブル・ザ・ウォーター」──新作映画が紹介するハリケーン・カトリーナとその後遺症の被害者証言

    ハリケーン・カトリーナからもうすぐ3年です。あの災害の内幕と引き続く荒廃のさまざまな形態を紹介する新しい映画の制作者たちに話を聞きました。 Trouble the Water(『荒立てられる海』)はニューオーリンズの第9区出身のカップルと、ハリケーン2週間後の彼らの帰宅を追います。最初に登場するそのカップル自身の構えるカメラ映像は、近づくハリケーンと、かさを増していく洪水の始まりを生々しく捉えています。

    dailynews date: 
    2008/8/22(Fri)
    記事番号: 
    3
  • タリバンの暴力と米NATOの空爆の矢面に立つアフガン市民たち

    アフガニスタンの武力衝突がエスカレートしており、バラク・オバマもジョン・マケインも米軍兵力増強を支持しています。「彼らは2人とも間違っている」と言うのはパシフィカ・ラジオKPFK局の番組「アップライジング」のホストで、Bleeding Afghanistan(『血を流すアフガニスタン』)の共同執筆者でもあるソナリ・コルハッカーです。「アフガニスタンの状況を兵力増派で解決できると思ったら大間違いだ。これまでだって数年にわたって何万という部隊を送り込んでいるのに、できたことと言えば戦争を悪化させるということだけだった」というわけです。
    dailynews date: 
    2008/8/22(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「ガザ解放」船がキプロスを出航 イスラエルの封鎖を破るべく

    漁船を改造した2隻の船が今日キプロスを出ました。イスラエルによるガザ地区封鎖を解除すべく、ガザ解放運動の40人以上の活動家と人道援助要員が乗り込んでいます。イスラエルの外相は公開書簡で次のように主張しています。「われわれはあなた方の意図は善と思うが、実際のところ、その行動のもたらすところは、あなた方がガザにおけるテロ組織の統治を支持するということなのだ」。海上の3人の活動家の話を聞きましょう。フワイダ・アラフは国際連帯運動(ISM)の共同創設者、ローレン・ブースはジャーナリストで前英国首相トニー・ブレアの義理の妹、ジェフ・ハルパーはイスラエルの人類学者で Israeli Committee Against House Demolitions(住宅取り壊しに反対するイスラエル委員会)のメンバーです。 ★ 字幕動画はこちら

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    2008/8/22(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ジョー・バイデン民主党副大統領候補のこれまでの外交政策 スティーブ・クレモンスとスティーブ・ズーヌスが討論

    民主党のバラク・オバマ候補が副大統領候補に指名したバイデンについては、彼の外交政策経験に対して関心の多くが集まっています。バイデンは上院外交委員会の委員長を務めています。2002年にはイラク侵攻を承認する法案に賛成しました。その後、バイデンはブッシュ大統領のイラク政策やいわゆる「掃討作戦」を一貫して批判する立場に転じました。
    dailynews date: 
    2008/8/25(Mon)
    記事番号: 
    5

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