経済が米大統領選挙遊説の最大の話題となり、二大政党の大統領候補であるジョン・マケインとバラク・オバマの選挙演説では税制計画と雇用、財政緊急援助が重点を占めています。けれども両者とも労働者階級のニーズを話題にしません。「Center for Study of Working Class Life(労働者階級生活研究センター)」の最近の研究は、マケインもオバマも、米経済の現状のなかでギリギリの生活を送っている6000万人の労働者階級、米国民の5分の1の人々のニーズに向けて適切な論を展開していないとしています。