デイリーニュース

  • バーニー・サンダース復活 オカシオコルテスが支持を表明 26000人を集め2019最大の選挙集会となる

    2020大統領選に立候補しているバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出無所属)が19日に開いた支持者集会は、今回の予備選挙で最大のものとなりました。推定2万6千人の支持者がニューヨーク市のクイーンスブリッジ公園を埋め尽くしました。近くには米国最大の公営住宅団地があります。サンダースにとっては、10月初めに心臓発作を起こして以来初の集会となります。壇上には3人の著名な支持者が上りました。プエルトリコのサンホセ市長カルメン・ユーリン・クルス、映画監督マイケル・ムーア、アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員です。2018年に連邦下院議員に当選したオカシオコルテスは、2016年の大統領選挙の際にはサンダースのボランティアスタッフでした。オカシオコルテスはこの集会でサンダース支持を表明しました。

    dailynews date: 
    2019/10/21(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 10代で終身刑を宣告されたシントイア・ブラウンが人身売買体験を乗り越え自由を勝ち取るまでの経緯

    16歳の時、シントイア・ブラウンは自分を買春しようとした男を殺害して逮捕されました。子供のときから性的奴隷となることを強要されていたのです。彼女は成人として裁判にかけられ、生命の危険を感じて自分を買春した男性を射殺したことで、第一級殺人罪で有罪となり、終身刑を言い渡されました。本日は、シントイア・ブラウン・ロングを招いて、彼女の経験、投獄されていた15年間で何が起こったのか、そしてどのように釈放を勝ち取ったのかを話してもらいます。信じられない程の進展の中で、彼女の自由を勝ち取るための運動が数年続いた後、今年一月に退任前のテネシー州知事ビル・ハスラムがシントイアに恩赦を与え、減刑されることになりました。彼女は8月に釈放されました。今週出版された回顧録Free Cyntoia: My Search for Redemption in the American Prison System(『シントイアを釈放せよ:私は米国の刑務所の中で救済を求めた』)に書かれた彼女の経験について、本人と時間いっぱい話し合います。

    dailynews date: 
    2019/10/18(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ロー・カンナ議員:シリアからの撤退は慎重に 人命を軽んじる撤退は避けるべき

    シリア北部のクルド支配下地域へのトルコの攻撃で数十万の市民が行き場を失い暴力に直面しています。10月16日、米下院はトランプがクルド地域を保護していた米軍を撤退したことを非難する決議案を354対60の賛成多数で可決しました。ロー・カンナ下院議員に話を聞きます。「ある地域へ関与していながら、それを止めるとしたら道徳的責任が伴います。道徳的責任は、自称「イスラム国」(ISIS)との戦で共に戦ったクルド人に対するものだけではなく、シリアからの難民を受け入れる道徳的責任も伴います。米国が関わった内戦で破壊された社会の復興を助ける道徳的責任もあります」とカンナ議員は言います。ニューヨーク市立大学社会学および人類学准教授オスレム・ゴーナーにも話しを聞きます。ゴーナーは「ロジャヴァのための緊急委員会」(Emergency Committee for Rojava)メンバーです。

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    2019/10/17(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「メルトダウン」:米下院が354対60票で大統領の政策を非難 トランプはシリア撤退を擁護

    トルコがシリア北部のクルド支配下地域への攻撃を始めたため、市民30万人が行き場を失っています。米下院は10月16日、トランプ大統領のこの政策を非難する決議案を可決しました。トランプがシリア北部のクルド地域を保護していた小規模な米軍を突然撤退するという決定をしたことは、トルコに同地域を攻撃する青信号を出すも同然の行為でした。その直後の10月9日、トルコはクルド地域に侵攻しました。以来、クルド勢力はロシアが支援するシリア政府と手を結んでおり、クルドが拘束していた自称「イスラム国」(ISIS)の元戦闘員の一部は逃走しています。ニューヨーク市立大学社会学および人類学准教授オスレム・ゴーナーに話を聞きます。ゴーナーは「ロジャヴァのための緊急委員会」(Emergency Committee for Rojava)のメンバーです。

    dailynews date: 
    2019/10/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • シカゴで3万人以上の教員と学校の職員がストライキ 公立学校への予算増を求める

    10月17日、シカゴ公立学校の労働者たちは給与と福祉手当の見直し、学級サイズの縮小、ナース、カウンセラー、ソーシャルワーカー、司書の人数を増すことを求めストライキを決行します。この歴史的なデモで、全米第3の規模である学校システムが止まり、35万人以上の生徒の授業がキャンセルされました。このストライキは数か月に渡る労働交渉の後、シカゴ市の新市長ロリ・ライトフットの最終提案をシカゴ教師組合が拒否したことで決行となりました。市側は、5年で16パーセントの昇給を提案しましたが、組合の代表は3年で15パーセントの昇給を求めました。サービス従業員国際組合(SEIU)に属する公立学校勤務者7500人も、市からの同様の提案を拒否し17日にストライキを決行します。シカゴからシカゴ教師組合副代表のステイシー・デイビス=ゲイツと、SEIU第73地区副代表サイエンス・メレスに公立学校労働者の要求について話を聞きます。(画像クレジット: Facebook: SEIU Local 73)

    dailynews date: 
    2019/10/17(Thu)
    記事番号: 
    1
  • これまでで最も長い討論にも関わらず、CNNとNYTから気候危機と移民に関する質問は皆無

    気候危機の進行と米南部国境地域での人道的破綻の継続にもかかわらず、15日夜の民主党大統領指名候補者討論会でニューヨークタイムズとCNNの司会者は、候補者たちに移民や気候危機について、直接の質問をしませんでした。「全米移民法センター」(National Immigration Law Center)常任理事マリエレナ・インカピエに話を聞きます。彼女は、移民への関心の欠如は「3時間の討論の大きな欠陥でした」と語ります。また、討論が気候危機への対応に言及しなかったことについて、ジャーナリストのケイト・アロノフと話します。

    dailynews date: 
    2019/10/16(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 民主党候補者はトランプのシリア政策を非難 パレスチナ、イエメン、中国その他の問題には言及せず

    15日の討論会で、民主党の候補者たちは、シリア北部のクルド人への米軍支援を撤退して、同地域へのトルコの侵入への道を開いたトランプ大統領の最近の動きを一斉に批難しました。候補者たちの外交政策提案について、「インターセプト」の寄稿者で、ポッドキャスト「デコンストラクテッド(Deconstructed)」の司会を務めるメフディ・ハサンに、話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/16(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 民主党候補者討論会:国民皆保険制度に対する「不誠実な」攻撃は、「一般家庭が支払わされている多大な保険料から注意をそらすもの」

    15日の討論会で、民主党の大統領指名候補者たちは、各自の医療保険政策と「メディケア・フォア・オール(国民皆保険制度)」をめぐって論議をかわしました。ニューヨーク市立大学ハンター校教授で、「国民健康保険に賛成する医師たち」(Physicians for a National Health Program)の共同設立者であるステフィー・ウルハンドラーに話を聞きます。CNNとニューヨークタイムズからの討論会司会者は、エリザベス・ウォーレン候補に、「メディケア・フォー・オール」には税金の引き上げが必要かと、何度も執拗に尋ねました。「そんな質問は、前提からして間違っています」と、ウルハンドラーは言います。「本当に重要なことは、一般家庭が現在、いったいいくら保険金を払わされているかということなのです」と。

    dailynews date: 
    2019/10/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ウォーレンとサンダース:圧倒的な不平等に対処するには「富裕税」が必要

    2020年大統領選の民主党進歩派のフロントランナーであるバーニー・サンダースとエリザベス・ウォーレンは、15日夜の第4回民主党候補者討論会で「富裕税」を提唱しました。「インターセプト」の上級寄稿編集者で、ポッドキャスト「デコンストラクテッド(Deconstructed)」の司会を務めるメフディ・ハサン、ピューリッツァー賞を受賞した調査報道記者デビッド・ケイ・ジョンソンに話を聞きます。デビッドはオンライン報道「DCReport.org」の創設者兼編集者です。

    dailynews date: 
    2019/10/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • メフディ・ハサン:「今や最有力候補は2人だけ:バーニー・サンダースとエリザベス・ウォーレン」

    来年の大統領選での民主党からの指名を争う候補者12人が、15日にオハイオ州ウェスタービルで開催された第4回民主党候補者討論会に参加し、医療保険、外交政策、大統領弾劾、銃乱射、経済的不平等などをめぐって、議論をかわしました。現在、いくつかの世論調査で最高の支持を得ているエリザベス・ウォーレン上院議員は、ライバル候補者たちから何度も批判の集中砲火を浴びました。2週間前に心臓発作に見舞われたバーモント州上院議員のバーニー・サンダースは、復帰後初のこの討論会で、グリーン・ニューディール、「メディケア・フォー・オール(国民皆保険制度)」、「(超富裕層を対象にした)富裕税」を提唱しました。ジョー・バイデン前副大統領は、サンダースとウォーレンの提案を攻撃しましたが、息子ハンターのウクライナでの取引に対して追及を受けました。調査報道サイト「インターセプト」の上級寄稿編集者であるメフディ・ハサン、ピューリッツアー賞受賞の報道記者デビッド・ケイ・ジョンソン、そしてジャーナリストのケイト・アロノフとの鼎談をお届けします。

    dailynews date: 
    2019/10/16(Wed)
    記事番号: 
    1

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