選挙のカオスで拍車がかかった全国一般投票で米国大統領を選出する運動
2020/12/15(Tue)
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【20/12/15/2】12月14日、米国の選挙人団が次期大統領のジョー・バイデンと次期副大統領のカマラ・ハリスの当選を公式とするため各州の州都に集い、両人は選挙人団投票で正式の勝利をおさめました。トランプ大統領は引き続き、彼は選挙を不正操作した大規模な陰謀の犠牲になったと証拠なく主張しています。全米で共和党員による選挙結果の転覆が試みられ、右派の支持者たちは暴力行為を仄めかしました。非営利団体「全米一般投票運動」(National Popular Vote)の議長ジョン・コーザは、米国が現在の形の選挙人団システムを廃止しその代わりに一般投票で大統領を選出する必要性が、2020年大統領選挙のカオスによってより明らかになった、と言います。「現在の制度に欠陥があることは、米国民にとってますます明らかになってきています」と、彼は言います。
