煽情的なヘイト発言と移民攻撃で共和党の「指名確実候補」になったトランプ

26日はドナルド・トランプとヒラリー・クリントンにとって、またもや至福の夜になりました。共和党大統領予備選ではトランプがペンシルバニア、メリーランド、コネチカット、ロードアイランド、デラウェアの 5 州全てで勝利しました。各州での得票率は、最低でも 54 パーセントに達し、代議員数の大半を獲得しました。ジョン・ケーシックが 4 州で 2 位につき、テッド・クルーズは残り 1 州で 2 位になりました。民主党予備選では、ヒラリー・クリントンがペンシルバニア、メリーランド、デラウェア、コネチカットでバーニー・サンダースに勝ち、サンダースはロードアイランドで勝利しました。本日はニューメキシコで 4 人のゲストが、「指名確実候補」と豪語するにいたっているトランプの勢いについて論じます。共和党員でニューメキシコ州議会上院議員のスー・ウィルソン・ベフォートは、どの大統領候補を支援するか表明していませんが、「メキシコから銃が流入している」と語り、「抜け穴だらけ」の国境に関するトランプの懸念に共感しています。前ニューメキシコ州副知事のダイアン・デニッシュは「そんなのは口からでまかせだ」と反論します。デニッシュは大統領候補としてクリントンを推しており、「ニューメキシコは、2年後の米国像。ニューメキシコ州ではマイノリティが過半数を占めています。ドナルド・トランプは人々に恐怖を植え込み、国境の向こうからやって来る人々は殺人者で強姦者だと言いますが、事実に反している」と言います。もう一人のゲストで前ニューメキシコ州知事のガリー・ジョンソンは2012 年にリバタリアン党大統領候補に指名された人物で、今回の大統領選でもリバタリアン党から立候補していています。 1995 年から 2003 年までの 2 期間ニューメキシコ州知事を務めた時には、共和党員でした。民主党のニューメキシコ州議会上院議員で、バーニー・サンダーズ支援を表明しているジェリー・オルティス・イ・ピーノも討論に参加します。
