ドナルド・トランプは新たなジョージ・ウォレス? 1968年大統領選で人種分離主義者ウォレス陣営の選挙責任者 共和党最有力候補のレイシズムを値踏み
2016/1/15(Fri)
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評論家たちはドナルド・トランプと人種分離主義者のアラバマ州知事ジョージ・ウォレスの1968年大統領選での言葉が似ていると指摘しています。2015年11月にはアラバマ州バーミングハムでの遊説会場でトランプが「そいつをここから連れ出せ!」と叫んだことを受け、トランプの支持者たちが「黒人の命も大事」(Black Lives Matter)の抗議者を蹴ったり殴ったりしましたが、トランプは事件後、「(あの抗議者は)痛めつけられて当然だったかもしれない。あの人がやったことには虫唾が走った」と語り、支援者たちを弁護しました。ジョージ・ウォレスの娘のペギー・ウォレス・ケネディもまたこの2人の選挙戦を比較しましたが、父親はトランプほど極端ではなかったとしています。ジョージ・ウォレスの1968年の大統領選で全米選挙戦責任者を務め、その後、公民権弁護士で社会正義活動家へと転身した、自称「改心した元人種差別主義者」のトム・ターニプシードに話をききます。また、ネイション誌の編集者兼発行人カトリーナ・バンデン・フーベルにも話をききます。
