アレン・ダレスCIA長官時代の内幕 1954年のグアテマラのクーデターからカストロ打倒の企てまで

2015/10/19(Mon)
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オットー・ペレス・モリナ前大統領が民衆蜂起で辞任、勾留されたグアテマラでは、10月25日に大統領選挙の決選投票が行われます。ジャーナリストで歴史学者のデビッド・タルボットにダレス兄弟について聞きます。著書はThe Devil's Chessboard: Allen Dulles, the CIA, and the Rise of America's Secret Government(『悪魔のチェス盤:アラン・ダレス、CIA、そして米国秘密政府の台頭』)です。アレン・ダレスと彼の弟で、当時の国務長官ジョン・フォスター・ダレスが1954年のグアテマラのクーデターで果たした役割、現在も残るその影響について聞きます。「CIAとアレン・ダレスは、グアテマラのクーデターの後、アイゼンハワーに『クリーンなクーデターでした。ほとんど死者は出ませんでした』と言いました。しかし事実は、クーデターの結果、グアテマラの大量殺戮地帯で数万人が死亡、今でも暴力は続いています」とタルボットは言います。

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