BBCのスキャンダルで同局の司会者ジミー・サビルの小児性愛の隠蔽が露呈、公共放送の敵対者に追い風

2012/11/13(Tue)
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性的虐待に関する2つの報道への対応をめぐる大きなメディアスキャンダルがBBCのトップを辞任に追い込みました。一つは、ある政治家の性的虐待をめぐる誤報、もう一つは同局の有名司会者の故ジミー・サビルの性的虐待疑惑に関する報道の揉み消しです。死亡から1年経って、サビルは数百人に対して性的虐待を行っていた可能性があると非難されてきましたが、BBCは沈黙してきました。3人のゲストから話を聞きます。ニューヨークタイムズ紙にジミー・サビルをめぐるBBCのスキャンダルについて調査・執筆してきたラーク・ターナー、このスキャンダルへのBBCの対応に向けられている批判の多くは英国の保守的な報道機関から寄せられておりこの勢力はBBCの解体と資金援助停止を求めていると警告する英国人ベテラン記者のティム・ゴプシル、「ルーシー・フェイスフル財団」(Lucy Faithfull Foundation)の 性的虐待広報担当で「ストップ・イット・ナウU.K.」(Stop It Now! U.K)のディレクターであるドナルド・フィンドレーターです。

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