ノルウェー大量殺人を目撃:生存者がウトヤ島の青年集会での乱射を語る

2011/7/26(Tue)
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ノルウェー警察は、銃撃犯とされるアンネシュ・ベーリング・ブレイビクが7月25日、オスロの裁判所で、彼の組織には“さらに二つの下部組織”があると話したことを受け、7月22日の銃乱射事件の捜査を拡大しました。審問の中でブレイビクは、銃撃については責任を認めましたが、テロ容疑は否定しました。ノルウェーのメディアは、彼が「人道に反する犯罪」で有罪判決を受けるなら、禁錮30年になるだろうと報じています。ブレイビクがオスロの政府庁舎の外で爆弾を爆発させ、その後労働党の夏の青年集会で乱射したことにより、少なくとも76人が死亡し、96人が負傷しました。オスロから、乱射事件の生存者であるアリ・エスバティに話を聞きます。経済学者である彼は、ワークショップを行うためノルウェーのウトヤ島の集会に参加していましたが、水に飛び込んで銃撃を逃れました。「18歳か19歳くらいの若い女性が撃たれるのを見ました。彼女は“私がここで死んでも、あなたたちはみんな素晴らしいということを忘れないで、そして努力しつづけて”と繰り返し訴えていました」。

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