デイリーニュース

  • 公的保険オプションなしの医療保険法案が提出される中 毎年45000人が無保険のために死亡と判明

    長いこと待ち望まれた米上院財政委員会委員長マックス・ボーカスからの医療保険法案は、公的保険オプションを含まず、ほとんどすべてのアメリカ人に保険加入を求め、加入しない場合は罰金を払うようにするものです。折しも、毎年45000人近くのアメリカ人が無保険のために死亡しているという新しい調査結果が出ました。同調査の共同研究者であるステフィー・ウルハンドラー医師に話を聞きます。ハーバード大学の医学教授である同医師は、患者がまず出向いて診察を受ける一次診療医で、「公的医療保険を推進する医師団」(Physicians for a National Health Program)の共同創設者です。
    dailynews date: 
    2009/9/18(Fri)
    記事番号: 
    1
  • CIA諜報員を検挙したイタリア人検察官、2003年のエジプト人聖職者拉致事件で の有罪判決を歓迎

    イタリアでの画期的な裁判で、主にCIA工作員から成る23人の米国人が、2003年にミラノの路上でイスラム教聖職者を拉致した事件で有罪判決を受けました。米政府が被告の身柄引き渡しを拒否したため、被告全員が欠席のままの裁判となりました。この事件は、いわゆる「特例拘置引き渡し」に関与したとして起訴された米国人が有罪判決を受けた初めてのケースになりました。この判決によって、これらの米国人は全員逃亡者となり、米国外で逮捕される可能性があります。この事件で起訴を担当したイタリア人検察官、アルマンド・スパターロにローマから話をしてもらいます。また、国際法と人権専門の弁護士ス コット・ホートンの意見を聞きます。

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    dailynews date: 
    2009/11/5(Thu)
    記事番号: 
    1
  • イラク労組指導者、公共部門の組合結成を禁止するイラク法と米国の占領を非難

    イラク労働組合の幹部グループが米国を訪問し、弾圧を受けることなく労働組合を結成できる権利を保障する労働基本法が同国に存在しない事に国際的関心を得るために活動を行っています。米国は2003年のイラク侵攻および占領以降、サダム・フセイン時代の法律をいくつか廃止してはいるものの、1987年に制定された、すべての公共部門の労働者を対象とした労働組合結成を禁止する法律は、依然として存在しています。前週、米労働総同盟産別会議(AFL- CIO)はイラク労働者の権利を保護する決議を採択しました。イラク労働組合の指導者、ラシム・アワディとファラー・アルワンに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/9/21(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ラルフ・ネーダーがG20、医療保険制度改革、中東3者会談、そして初の小説を語る

    米政府が今週後半にピッツバーグで開く20か国・ 地域(G20)首脳会議の準備をするなか、長年にわたる消費者運動の中心人物で、企業に対する批判者、作家、そして大統領選に立候補した経験もあるラルフ・ネーダーに話を聞きました。ネーダーは、この1年の間に米連邦議会が、ウォール街の金融改革を実施するための重要な法案をたった1つも成立できなかったことについて語り、そしてオバマ大統領の医療保険制度改革案を批判しました。また、初の小説Only the Super-Rich Can Save Us!(『超金持ちだけが救ってくれる!』)についても話を聞きました。ネーダーはこの小説について、現実的なユートピア、つまり新たな現実となり得る架空の構想であると説明しています。
    dailynews date: 
    2009/9/21(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 俳優で劇作家のアンナ・ディヴィア・スミス 医療保険をめぐる多くの苦闘の物語を一人芝居『レット・ミー・ダウン・イージー』に織り込む

    過去8年以上にわたって俳優でドキュメンタリー作家および劇作家でもあるアンナ・ディヴィア・スミスは医者や患者たち、有名人から一般庶民、アメリカ人ばかりか海外から来た人々まで数百人もの人々にインタビューして、彼らの病気や苦悩や生死、そして医療保険制度に関して話を聞き出してきました。それら心に触れる物語を基に、彼女の最新作であるパワフルな一人芝居Let Me Down Easy(『やさしく落ち込ませて』)をまとめあげました。
    dailynews date: 
    2009/11/6(Fri)
    記事番号: 
    3
  • オバマ政権が米国愛国者法の重要な3条項の更新を要求

    オバマ政権は議員らに、政府が幅広い財務記録と個人記録を収集できるようにし、ロービング・タップ(追尾盗聴または移動盗聴)によって容疑者を監視できるようにすることを求めています。この方法は米国愛国者法で認められていますが、2009年末には有効期限が切れることになっています。この米国愛国者法の条項更新の呼びかけの一方で、民主党議員と市民擁護団体は広範な発言力を取り戻そうとしています。民主党ウィスコンシン州選出のラス・ファインゴールド上院議員は、米国愛国者法と他の監視法がさらなるプライバシー保障措置を含むよう改正する新たな法案を提出しました。
    dailynews date: 
    2009/9/22(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 保険業界の「間抜けなスポークスマン」だった自分と決別 俳優のアンディ・コブが公的保険の必要を訴える

    米下院による独自の医療保険改革法案が明日にも同院で採決されます。かつて米大手医療保険会社ブルークロス・ブルーシールドのフロリダ社の「顔」だった男優が、医療保険改革を邪魔するだけの保険業界に愛想を尽かしたようです。俳優でコメディアンのアンディ・コブは同社のフロリダのCMに出ていましたが、いまやその元雇用社と決別し、政府運営のいかなる医療保険プランにも強硬に反対する民間保険業界全体に反対の声を表明しています。
    dailynews date: 
    2009/11/6(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米フォートフット基地で最悪の乱射事件 13人死亡 30人負傷 容疑者はイスラム教徒いじめに苦悩との報道

    テキサス州フォートフット基地で13人が死亡、30人が負傷するという米軍基地史上最悪の大量殺人事件が起きました。容疑者は軍所属精神科医のニダル・マリク・ハサン少佐で、イスラム教徒であることからいじめに遭って軍を辞めようとしていたと報道されています。実は6カ月前にも同様の事件が起きています。今年5月、イラクの米軍基地キャンプ・リバティで米兵5人が射殺される乱射事件がありました。米ムスリム軍人退役軍人問題評議会(American Muslim Armed Forces and Veterans Affairs Council)のカシーム・ウクダーと、The War Comes Home: Washington’s Battle Against America’s Veterans(『戦争が家にやってくる:ワシントンの米退役軍人に対する戦い』)の著者で独立系ジャーナリストのアーロン・グランツに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/11/6(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 追放中のホンジュラス大統領が語る:クーデター政権との合意破たんで和解交渉が中止に

    ホンジュラスの4か月に及ぶ政治的危機を終結させようとする米国の仲介も、和解文書への署名が行われたほんの1週間後に、破たんを迎えたとみられます。追放されているマヌエル・セラヤ大統領は6日、滞在先のブラジル大使館で、和解合意が決裂したと発表しました。一方クーデター政府の暫定大統領ロベルト・ミチェレッティは、セラヤ大統領抜きで和解政権を発足すると発表しました。ブラジル大使館に滞在中のセラヤ大統領に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/11/9(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 米フォートフッド銃乱射事件、基地から兵士が語る

    米南部テキサス州のフォートフッド陸軍基地で5日発生した銃乱射事件で、13人の死者の遺族や友人らが悲しみに暮れる中、この凶悪事件を引き起こした動機に対する疑問が今もなお浮上しています。銃乱射事件を起こした陸軍少佐のニダル・マリク・ハサン容疑者は、軍の精神科医としてウォルターリード陸軍病院で長らく勤務した後、今年の初めにフォートフッドに転属されました。また、同容疑者は最近、アフガニスタンへの派遣を命じられていました。番組ではフォードフッド陸軍基地から米軍兵士のマイケル・カーンに、また、独立系ジャーナリストで作家のダー・ジャマールに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/11/9(Mon)
    記事番号: 
    2

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