デイリーニュース

  • カネで買える司法? 右翼グループが同性婚支持のアイオワ州判事を巨額キャンペーンで追い落とし

    アイオワ州で3人の最高裁判事が、同性婚を支持する判決を出したことで追放されるという前代未聞の事態が起きました。裁判官選挙の政治化および特定利益集団が司法にもたらす影響に関して新たな懸念が生じています。同性婚反対派は判事たちを辞めさせようと激しい攻撃キャンペーンを繰り広げました。ニューヨーク大学法科大学院のブレナン・センターの弁護士アダム・スキャッグズと、アイオワ州最大のLGBT(性的少数者)支援組織「ワン・アイオワ」(1つのアイオワ)のキャロリン・ジェニソンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/11/5(Fri)
    記事番号: 
    2
  • FRBの6000億ドルの追加金融緩和は通貨戦争の懸念を煽る

    米連邦準備制度理事会(FRB)は米国債6000億ドルを追加購入して市場に資金を供給し、歴史的な低金利を維持する政策を発表しました。この量的緩和策の短期的影響として、世界中で株価の急騰が起きています。しかし多くの国々が、これはドルの平価切り下げであり、米国は通貨戦争をしかけているとして、米国を非難しています。元ウォール街のエコノミストで現在はミズーリ大学教授のマイケル・ハドソンに話を聞きます。ハドソンは「戦争の目的はある国の土地や資源や資産を乗っ取ることだ」と言い、「かつては、軍事侵略によってそれを達成してきた。しかし今日では、金融によって目的を達成できる。信用創造するだけでよいのだ。FRBが今やっていることがそれだ」

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    dailynews date: 
    2010/11/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • アルンダティ・ロイ オバマの戦争、貧困、インド毛派の抵抗運動を語る

    インドの反体制組織、共産党毛沢東主義派は、オバマ大統領訪問に抗議するストライキを9日に行うよう呼びかけました。インドのメディアは、毛派がインド東部のオリッサとビハール両州において、新設学校の建物を爆破し4人を死亡させたと伝えています。小説と随筆で名高いアルンダティ・ロイが、オバマ大統領への評価と、インドにおける毛派の闘争について語ります。
    dailynews date: 
    2010/11/8(Mon)
    記事番号: 
    4
  • デイビッド・ヘッドリー 2008年ムンバイ襲撃事件の首謀者をめぐる疑問

    インドでは、2008年のムンバイ同時襲撃事件の中心人物で、米麻薬取締局の元情報提供者でもあったパキスタン系米国人デイビッド・ヘッドリーについて、オバマ大統領が公式の場で何の言及もしなかったことに失望が広がりました。インド当局はこれまで、なぜ米国がヘッドリーのテロ活動に関する数回の警告を見過ごしたのか疑問を呈し、さらにヘッドリーとパキスタン情報機関幹部並びに米国法執行機関の接点をを指摘しています。
    dailynews date: 
    2010/11/8(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ボパール大事故の生存者ら数百人、オバマのインド訪問に抗議

    ボパール事故の生存者ら400人以上のグループが、オバマのインド訪問に抗議しています。1984年に起きたボパールでの工業用ガス流出事故での死者は15,000人と見積もられています。当事者の企業であるユニオン・カーバイドは、現在ではダウ・ケミカルの子会社となっています。ダウ社は汚染された敷地の浄化、犠牲者への賠償追加、環境と公衆衛生への被害評価のための研究資金提供を求められています。インドはまた、事故後逮捕されてすぐに国外脱出した元ユニオン・カーバイド最高経営責任者のウォレン・アンダーソンの引き渡しを要求しています。
    dailynews date: 
    2010/11/8(Mon)
    記事番号: 
    2
  • オバマがインド訪問、優先は貧困問題ではなく大規模ビジネスと武器取引

    オバマ大統領は今日、インド国会両院の特別合同会議でスピーチを行い3日間のインド訪問を終えました。企業経営者ら250人が同行したオバマのインド訪問は、米国の輸出促進を目的とする10日間のアジア歴訪の一部です。一方、いくつかのグループがオバマ大統領のインド訪問に抗議しており、その中には左派政党や、1984年のボパールでの大事故の生存者、米国の農業助成が部分的に原因となって自殺した綿農家の家族らが含まれています。

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    ★ DVD 2011年度 第1巻

    「巨大市場インド」に収録
    dailynews date: 
    2010/11/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 毒殺されたインドネシア人活動家の未亡人、政府の殺害関与者の問責を国に要求

    インドネシア人の人権活動家で、インドネシア政府と軍批判で有名なムニール・タリブの事件を検証します。彼は2004年9月、オランダへ向かう飛行機の中で毒殺されました。彼の殺害に対して非番のパイロットが有罪判決を受けましたが、検察はインドネシア国家情報庁の関与を指摘した独自調査の結果は無視しました。夫の殺害に対する正義を求める闘いを先導している未亡人スシワティ・ムニールから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/11/9(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 独占放送:オバマのジャカルタ到着と米支援のインドネシア軍のパプア人標的を暴く秘密文書

    オバマ大統領は11月9日、10日間のアジア歴訪の2番目の訪問地インドネシアに到着しました。オバマが少年時代に同地で4年間を過ごして以来初めての公式訪問となります。ジャカルタから、調査ジャーナリストで活動家のアラン・ネアンから話を聞きます。彼は最近、1950年代から人権侵害に関与している悪名高きインドネシア陸軍特殊部隊コパサス(Kopassus)の秘密文書を公表したばかりです。オバマ政権は2010年初頭、米国によるコパサスの訓練を12年ぶりに解禁しました。オバマが人権を語る一方で、秘密文書はコパサスが教会や民間人を標的にしていることを指摘し、文書の中には西パプアの地元バプティスト派牧師を一番としてあげているコパサスの敵対者リストも含まれています。ネアンは自分のウェブサイトAllanNairn.comで、引き続き文書を公表していく予定です。
    dailynews date: 
    2010/11/9(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 南北戦争からイラク・アフガニスタン戦争まで 心的外傷性ストレス障害(PTSD)を追った新ドキュメンタリー

    新しいドキュメンタリー"Wartorn: 1861-2010"(『戦争が引き裂いたもの:1861年~2010年』)がこの11日の退役軍人の日に米ケーブル局HBOで放送されます。これは南北戦争から今日のイラク・アフガニスタンでの戦闘まで、米国史上における戦争が復員後も軍人たちに与える消える事のない影響を追ったものです。監督ジョン・アルパートとプロデューサーのマット・オニール、およびイラクから復員後に自殺した2人の兵士の親達に話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/11/10(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ニル・ローゼン 中東でのアメリカの戦争を記した自著『アフターマス』を語る

    独立系ジャーナリストのニル・ローゼンは2003年の米国のイラク侵攻以来ずっと中東を取材してきました。彼の最新刊Aftermath: Following the Bloodshed of America’s Wars in the Muslim World(『アフターマス(後遺症):ムスリム世界での米国戦争の流血を追う』)で、ローゼンはイラク、米国による占領、内戦、さらにヨルダンからシリア、レバノンに及ぶより広範囲での中東世界へのこの戦争の影響について詳細に記載しています。またアフガニスタンについても言及し、タリバンと行動を共にした自身の記録も収録。ほかに、独立系メディアの役割や米国の報道界の衰退に関しても書いています。
    dailynews date: 
    2010/11/10(Wed)
    記事番号: 
    1

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