パキスタン軍 北西部国境地帯でタリバン掃討作戦 D・バーサミアン

16分
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放送日: 
2008/7/1(火)

2008年6月末パキスタン軍は、タリバンが潜伏しているといわれる北西部アフガニスタン国境沿いの部族地域カイバル管区に侵攻し、掃討作戦を開始しました。政府軍が部族地域の武装勢力に対して大規模な攻撃をするのは初めてのことです。

これはまた、3月に発足したザルダリ新政権の初めての軍事作戦でした。この攻撃は、米国のバウチャー国務次官補がパキスタンを訪問中のできごとでした。バウチャー次官補はパキスタン政府に掃討作戦を命じるために訪問したのだと、最近パキスタンを訪問したジャーナリストのデイビッド・バーサミアンは言います。

パキスタンとアフガニスタンの国境は2500キロと長く、国境管理は容易ではありません。国境地帯ではタリバンの動きが活発ですが、そもそもタリバンはパキスタン軍の統合諜報局(ISI)が育てた勢力です。ISIは最強の国内秘密機関であり、その素性は1980年代に米国がソ連と戦わせるために世界中から募集したイスラム聖戦の末裔です。タリバンもアルカイダ兵も、その多くは80年代の戦士やその子孫です。

ブッシュ政権はアルカイダ撲滅やオサマ・ビンラディン捜索のためパキスタン軍への圧力を強めていると言われますが、そのような動きはパキスタン内部にどのような影響を与えるのでしょうか。(中野)

ゲスト

* デイビッド・バーサミアン(David Barsamian) 放送プロデューサーで作家。コロラド州ボールダーで毎週放送されているオルターナティブ・ラジオの創設者。知識人や活動家とのインタビューを多数の書籍にまとめており、とりわけノーム・チョムスキーとの対話集は数多い。『グローバリズムは世界を破壊する』、『チョムスキー、アメリカを叱る』、『ペンと剣』(エドワード・サイード)、『帝国との対決』(イクバール・アフマド)などが邦訳されている。

字幕翻訳:桜井まり子/校正:関房江
全体監修;中野真紀子

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