ウェブカムで覗き?英国諜報機関、NSAの支援を受けて数百万のYahooチャット画像を傍受

2014/2/28(Fri)
記事番号: 
1

エドワード・スノーデンがリークした最新の極秘文書から、国家安全保障局(NSA)とその英国版である政府通信本部(GCHQ)が、何の犯罪容疑もないのに数百万人のインターネット利用者の生活を覗き見していた可能性があることが明らかにされました。「視神経(Optic Nerve)」という暗号名のこのプログラムは、NSAの支援を受けてYahooウェブカムチャットの静止画像を大量に取り込んで、GCHQのデータベースに保存していました。GCHQは2008年の6カ月間だけで、世界各地で180万を超えるYahooユーザーアカウントからウェブカム画像を集めていたと言われています。極秘文書によると、Yahooウェブカム画像の3~11%にはGCHQが「望ましからざるヌード」と呼ぶものが含まれていました。またこのプログラムは「自動顔認識」の実験ならびにテロリスト容疑者の監視にも使われていたと言われています。この記事を書いた記者の一人、ジェイムズ・ボールに話を聞きます。彼はガーディアンU.S.の特別プロジェクトの編集者です。

共有します