デトロイトの倒産 :ウォール街の企みと税収入の減少が市を衰退させたのに しわ寄せは年金受給者に

米連邦判事はデトロイト市の破産申告を受け入れ、市に財政回復の道を開きましたが、何万人もの市の職員の生活を危機にさらすことになりました。この連邦判事スティーブン・ローズは、連邦破産法は州法よりも優先され、公的年金を保護する州法を無効にすることができるという裁決を下しました。これは全国の退職手当受給者に悪影響を与える重大な判決です。この判決によりデトロイト市は、市職員の健康保険と退職手当の予算を大幅に削減できることになります。同市は約180億ドルの負債を抱えており、そのうちの35億ドルを年金給付金が占めています。デトロイト市の非常事態管理者(Emergency Manager) のケビン・オーは、公的労働者の組合に対し「大幅削減」をする構えを見せましたが、その詳細は明らかにしていません。デトロイト市職員の年金は、平均年$1万9千ドル程度です。オーは、来年までに、どのくらいの年金が削減されるかという「調整計画」を破産裁判所へ提出することになっています。その計画は、市の財産である公益事業やデトロイト美術館のコレクションを、特売オークションで民間に安く売り渡す計画が含まれる可能性もあります。この破産申告は、かつてのアメリカ第4の大都市であり「モーターシティ」として親しまれ、中産階級の発祥の地でもあったデトロイトの、厳しい節目の出来事となりました。本日は、新しい報告書『デトロイトの破産』を発表した、デモス(Demos)の上級研究員ウォレス・ターバビルに話を聞きます。彼はかつてゴールドマン・サックスの幹部でもありました。ターバビルは「デトロイトの問題は、負債から生じたものではなく、市の収入がj減ったことと、ウォール街による有害な企みが関与している」と主張します。

最近のニュース

2018/6/20(水)

  • セイモア・ハーシュ:今日のメディアが報道すべきはイエメンとトランプの政策 トランプのツイートに気をそらせるな
  • ソンミ大虐殺:セイモア・ハーシュ ベトナムの大量殺戮の恐怖の暴露を回想
  • 調査報道記者のセイモア・ハーシュ:ジーン・マッカーシーの大統領選で仕事したことが私の人生の道を形づくった
  • セイモア・ハーシュ:1974年 リチャード・ニクソンが妻を殴ったのを知ったが 報道しなかった
  • セイモア・ハーシュ:ヘンリー・キッシンジャーは眠れぬ夜に「焼かれたり障害が残る傷を負わされた カンボジアとベトナムの赤ちゃんの数を数える」べきだ
  • セイモア・ハーシュ:アブグレイブでの拷問と米国の極秘の暗殺計画を語る

2018/6/19(火)

  • トランプは危機と恐怖の生贄を創出:ジャヤパル下院議員が語る親子引き離し政策
  • おりに入れられた子供と恐怖におびえる幼児:シェイラ・ジャクソン・リー下院議員が語る国境での「不当な行為」
  • デモ隊がニカラグア大統領の退陣要求 一方政府は反政府勢力をクーデターと非難

2018/6/18(月)

  • 米民主党議員も抗議する移民家族引き離し 全米各地の収容センターで抗議 テキサスからニュージャージーまで
  • アリゾナ州移民子ども収容センターの元職員が内部告発 家族分離政策を批判
  • メキシコ国境での移民の家族引き離しに批判高まる 民主党は移民税関捜査局(ICE)の撤廃に動くか
  • 「民間人の命はもうどうでもいい」 サウジ主導連合軍によるイエメンの港攻撃で数百万人が危機に

2018/6/15(金)

  • 弁護士:セッションズ司法長官の家庭内暴力被害者移民への攻撃は米国を「暗黒時代」へ引き戻す
  • 手厳しい国連報告書:トランプ政権の政策は貧困と格差を悪化させる企て
  • ウィリアム・バーバー牧師:米国の医療保険や貧困政策は不道徳で民主主義を脅かす
  • ウィリアム・バーバー牧師:セッションズ長官が宗教を使って家族分離を正当化するのは「異端」

2018/6/14(木)

  • テキサス・メキシコ国境におけるトラウマ:家族がバラバラにされ 子どもたちが拘束される事態に 住民が立ち上がる
  • 米政府に違法に拒否された亡命希望者に 米・メキシコ両国の住人が救いの手を差し伸べる
  • 拘留センターが満員で トランプは軍基地にテントを設営し移民の子ども達の拘束を検討