デトロイトの倒産 :ウォール街の企みと税収入の減少が市を衰退させたのに しわ寄せは年金受給者に

米連邦判事はデトロイト市の破産申告を受け入れ、市に財政回復の道を開きましたが、何万人もの市の職員の生活を危機にさらすことになりました。この連邦判事スティーブン・ローズは、連邦破産法は州法よりも優先され、公的年金を保護する州法を無効にすることができるという裁決を下しました。これは全国の退職手当受給者に悪影響を与える重大な判決です。この判決によりデトロイト市は、市職員の健康保険と退職手当の予算を大幅に削減できることになります。同市は約180億ドルの負債を抱えており、そのうちの35億ドルを年金給付金が占めています。デトロイト市の非常事態管理者(Emergency Manager) のケビン・オーは、公的労働者の組合に対し「大幅削減」をする構えを見せましたが、その詳細は明らかにしていません。デトロイト市職員の年金は、平均年$1万9千ドル程度です。オーは、来年までに、どのくらいの年金が削減されるかという「調整計画」を破産裁判所へ提出することになっています。その計画は、市の財産である公益事業やデトロイト美術館のコレクションを、特売オークションで民間に安く売り渡す計画が含まれる可能性もあります。この破産申告は、かつてのアメリカ第4の大都市であり「モーターシティ」として親しまれ、中産階級の発祥の地でもあったデトロイトの、厳しい節目の出来事となりました。本日は、新しい報告書『デトロイトの破産』を発表した、デモス(Demos)の上級研究員ウォレス・ターバビルに話を聞きます。彼はかつてゴールドマン・サックスの幹部でもありました。ターバビルは「デトロイトの問題は、負債から生じたものではなく、市の収入がj減ったことと、ウォール街による有害な企みが関与している」と主張します。

最近のニュース

2017/8/21(月)

  • ディック・グレゴリー死去 新時代を開いたコメディアンで公民権活動家

2017/8/18(金)

  • アンネ・フランク・センター:嫌悪を増幅させるトランプのツイッターアカウントは一時停止されるべき
  • 人種差別 シャーロッツビルのデモに参加したファシストの甥と元ネオナチメンバー
  • トランプ政権の司法省が大統領就任抗議サイト『DisruptJ20』への訪問者130万人の個人情報を要求

2017/8/17(木)

  • 独占インタビュー:ストーンウォール・ジャクソンの曾々孫 南部連合記念碑撤去を求める
  • 「ヘイト」後の人生:元ネオナチで今は白人至上主義と闘う非営利組織 トランプ政権により補助金打ち切り
  • 卑劣でヘイトに満ちたレイシスト」:シャーロッツビルの事件後白人至上主義者の息子に ファーゴ在住の父が絶縁宣言

2017/8/16(水)

  • ダラムの南軍兵士像を引き倒し白人至上主義に挑んだ大学生
  • ブリー・ニューサム: シャーロッツビルは、米国での白人至上主義者によるテロ行為の長い歴史の最終章
  • オンティファ:街頭での白人至上主義に対峙する反ファシスト運動