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2021年2月23日(火)

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  • 【21/2/23/1】米国ではCOVID-19の死者が50万人を超えました。これは世界でも群を抜いて高い死者数です。このぞっとするような節目を迎える一方で、新たなCOVID-19感染者数は全米で減り続け、ワクチン接種も加速しています。しかし、世界保健機関(WHO)の事務局長は、富裕国に対し、数十億回分のワクチンを買い占めることで貧困国へのワクチン供給の取り組みの邪魔をしないよう呼び掛けています。一部の富裕国は自国民全員に1回以上のワクチン接種ができる量を注文しています。「私たちがここで目にしている不平等は、本当に驚くべきものです」と、コロンビア大学医療センターの国際緊急医療部長クレイグ・スペンサー医師は言います。彼はパンデミックをより早く終わらせるために、先進国にワクチンの備蓄を貧困国と共有することを求めています。「そのことは私たちの公衆衛生のためであり、経済の利益のためになるのです。そして私が最も重要だと思うに、そうすることは本当に我々にとって倫理的、道徳的に正しいことなのです。」

  • 【21/2/23/2】デモクラシー・ナウ!は放送開始25周年を迎えました。番組の歴史からの最も素晴らしくインパクトの強い瞬間のいくつかを再訪します。その中には、先見性のある黒人SF作家オクテイヴィア・バトラーの最後のテレビインタビューの1つも含まれます。バトラーは、2006年2月24日に58歳で亡くなるほんの3か月前、2005年11月にデモクラシー・ナウ!のインタビューにこたえています。バトラーは、サイエンスフィクション作家に授与されるヒューゴ賞とネビュラ賞を受賞した最初の黒人女性で、マッカーサー「天才」奨学金を授与された最初のSF作家です。彼女の最もよく知られている作品には、古典の『キンドレッド―きずなの招喚』や、未完となった3部作の2編、Parable of the Sower(『種蒔く人の寓話』)、Parable of the Talents(『才能ある人たちの寓話』)があります。彼女の作品は新世代の黒人SF作家たちを刺激し、彼女は「アフロフューチャリズムの母」と呼ばれました。彼女のデモクラシー・ナウ!との2005年のインタビューは、ハリケーン「カトリーナ」がニューオーリンズを破壊した直後、ジョージ・W・ブッシュ大統領が米国のイラク戦争とアフガン戦争を先導している最中に行われました。黒人女性のSF作家の先例がほどんとなかった時代に、どのようにしてSF作家になることを目指したかと問われると、バトラーは自分の能力を疑ったことはなかったと述べました。「私にはできると思いました」と、彼女は言いました。「私は勇敢でも、ましてや思慮深くもありませんでした。そうしたかったんです。そして私にはできると思いました。」

  • 【21/2/23/3】先見の明を持っていた黒人SF作家オクテイヴィア・バトラーは、15年前の2006年2月24日に亡くなりましたが、彼女の影響と読者はそれ以来増え続ける一方です。バトラーの小説Parable of the Sower(『種蒔く人の寓話』)は2020年9月、彼女の作品として初めてニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストに載りました。作家でオクテイヴィア・バトラーの研究者であるエイドリアン・マリー・ブラウンに話を聞きます。彼女は、バトラーは黒人の物語に普遍性を与える非凡な才能があったと言います。「彼女は黒人女性、黒人のフェミニズム、黒人の未来について書いたのですが、その書き方は人類すべてに訴えるものでした」と、ブラウンは言います。

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